2020-10-12

セメントか石灰か













台風14号の大雨で埋め戻したところが緩み修復を求められたため、まず重機にての転圧を試みる。深く掘削しその後埋め戻したところはまだ水分を多く含んでいるため、重機で踏むと幾分かは沈むが何度か転圧をかけると次第に硬く締まり安定度が増してきた。 これなら大丈夫だろうと、次に浅く掘削し再び整地したところを同じように重機で転圧をかけると、こちらはどういうわけかすぐに水が浮いてきてグチャグチャになってしまった。重機で踏んだ後が深い轍となって残るほどで、これ以上入ると余計悪化するため作業は中止。こういった場合セメントの粉を撒いて土を攪拌すれば改善するためその旨管理者に相談すると、セメントは土壌に悪いため生石灰でやって欲しいときた。しかしだ、元々この土地は再生コンクリート砕石で整地してあり今更土壌に悪いからセメントはダメだという理屈は通らない。そこをやんわりと説明しても『石灰で』と聞かない。そこまで言われれば石灰でやるしかないので、生石灰を扱っているホームセンターを片っ端から電話して見つけ、25kgのものを2袋買ってきた。明日はこれを使って部分的に実験してみる予定。うまくいけばもっと大量に買ってセメントの代わりに使うことになる。セメントの3倍と高額だがそんな経緯なので仕方なし。

そもそもすぐに道路工事に入るというから簡単な転圧で済ませておいたのに、そこへあんな大雨の日に無理に車で侵入するからいけないのだ。まったく自分のことしか考えていない輩には付き合いきれんよ。

0 件のコメント: