2016-06-25

余波














なんだかんだで結局今日も終日降ったり止んだりの繰り返し。そして今も結構な降り様だ。予報では天気は回復すると言っていたので、ちょっと意外だった。ただ、そんな空模様だったので気温はあまり上がらず、その分堤防の草刈りなど負担の大きい作業を大汗かかずに片付けることができた。

英国のEU離脱決定の余波は今日も続き、すでに様々な方面で多くの問題を生じさせているが、驚くべきは離脱票を多く入れた高齢者層の中でEUそのものが何であるかを分らずに『離脱すべし』と入れた人が結構いることだ。要するにナショナリズムを煽る連中の口車に乗って『自分もそう思う』と投票したものの、その結果が招くところまで考えていなかったというパターンだ。これはアメリカのトランプ支持者に多くいるタイプで、こういった連中はトランプが大統領になれば自分の生活が劇的に改善されると信じて疑わないほどだ。そういったタイプの人々が離脱票を投じるのだから、EU残留を求める若い世代にとってはたまったものじゃない。EUの恩恵を受けてきた、受けようとする若い世代にとって、年寄り達のわけのわからぬ偏狭な考え方によってその道が閉ざされてしまうのは、当然納得のいかぬことだろう。
今後英国はスコットランドやロンドンの独立問題だけでなく、世代間に生じてしまった深刻な亀裂の対処も行なっていくことになる。

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