2021-11-24

そう来たか













『さあ帰ろう』とロードスターに乗り込みエンジンをかけ、クラッチを繋いだ瞬間『あれっ?』と違和感を感じた。だってクラッチが全く遊びなく繋がるからだ。『これは自分の感覚のせいかも?』と思い、注意深くクラッチ操作をしてみてもやはり全く遊び無くダイレクトに繋がってしまう。クラッチ操作がうまくいかないのでシフトダウンしてもギアが入らない。少し経って気付いたが、クラッチペダルを踏み込んだ感触もスカスカで、いつものようにぐっと踏み込んだときの抵抗感がない。『これは間違いなくクラッチ関係の故障だな・・無事家まで辿り着けるだろうか・・』と心配しつつ、だましだまし運転していると、どういうわけかしばらくしてクラッチペダルの感触が戻り、クラッチもちゃんと切れるようになった。これならといつも通り高速を使って帰宅し何が原因かを調べてみると、クラッチレリーズシリンダーからクラッチオイルが漏れている可能性が高いようだ。そこでさっそくボンネットを開けクラッチマスターシリンダーというクラッチオイルのリザーブタンクの中をチェックしてみると見事に空じゃないか。これでクラッチオイルが漏れていることが確定したので馴染みの整備工場に連絡し、しばらくドック入りということになった。今回は運よく帰宅することができたが、全くクラッチが切れなくなっていても不思議ではなかった。車が古くなってくるとやはりこういうトラブルは付き物となる。ま、それを覚悟の上で乗っているんだけどね。

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