2025-09-22

日本外交の末路


 岩屋毅外務大臣が愚か者であることは分かっていたが、ここまで来るともはや切腹しても済まされないほど日本の国益を損なう行動をしており、その点においては鳩山由紀夫元首相と同レベルの国賊と言える。今回パレスチナの国家承認を見送ったことでイスラエルからは感謝されており、それをイスラエルメディアも大きく取り上げている。これはイギリス・カナダ・オーストラリアそれにポルトガルがパレスチナを国家承認し、これで150カ国がパレスチナを国として認め、イスラエルが世界から孤立していることを際立たせて圧力を加える中で、日米は連携してイスラエルを支援していると印象付けるためだ。日本政府は承認しない理由をあれこれと並べているがそれらは屁理屈であって、結局事なかれ主義でトランプに媚びたということだ。他国の様にパレスチナを国家承認したところで状況が劇的に改善するとは思わないが、少なくとも他国はこのイスラエルの蛮行に対して何らかのアクションを起こし警告を行なっている。日本政府はジュノサイドを行うイスラエルを批判もせず、ましてやイスラエルを利する様な行動をとっている。これを見て世界はどう思うだろうか。結局日本はアメリカの犬だ。そんな程度の国だ、と蔑むだろう。国益よりも優先されるべきことは正しいことを行うことだ。今回の国家承認見送りは正しいことだったのか、ジュノサイドを行うイスラエルを利することが正しいことでないのは明らかだ。そんな判断もできない岩屋はその愚かさで歴史に名を残すだろうよ。

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