2025-09-12

代わり映えのしないメンツ


 石破君の退任表明に伴い総裁選に向けて様々な動きが現れているが、その顔ぶれは前回の総裁選と変わらず刷新されたイメージがまるでない。立候補を名乗り出た候補者の演説内容を聞いていると、これからはこうするああするという話が多いが、そこで言いたい『じゃあなぜ今までそうしてこなかったのか』と。総裁になったらあらゆることができる様になるわけでもないのに、聞こえの良いことばかりを連発する候補者なんて信用に足るだろうか。残念ながら総裁は直接選挙で選べないので全国の自民党員や自民党所属国会議員らの思惑によって新総裁が選ばれることになり、必ずしも民意を反映しているとは言えないところがもどかしい。本当に残念だが今のメンツに首相を託したい人物はいない。この中だったらこの人の方がマシという消去法でしか国リーダーを託せないところが情けない。やはり政治への無関心がこういう役立たずの国会議員ばかりを生み出すのだろう。結局のところ今の事態を招いているのは国民自身であることを肝に銘じないといけない。

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