2017-12-06

中東沸騰

















パレスチナ及びアラブ諸国が怒るのも当然だろう。
多くの国が懸念や反対を表明していたにもかかわらず、トランプはそれらを無視する形でエルサレムをイスラエルの首都と認め、大使館を移設しようとしている。 この判断は昨日も書いたがとんでもない混乱を世界規模で引き起こす可能性が高く、まさにパンドラの箱を開けるようなものだ。イスラム教徒の過激派達はトランプとアメリカを敵とみなし今まで以上に攻撃を仕掛けてくるだろうし、これまで穏健派だった人々さえも今回の決定に失望し過激思想に染まってゆくかもしれない。当然アルカイダやISといったテロ組織はこれをチャンスとみなし仲間を集め、再び勢力を増してくる可能性さえある。
とにかく今回のトランプの行動によって世界は全く先の読めぬ世界へ足を踏み入れたことになる。当の本人は決定の影響なんぞ考えてないだろうし、自分以外の人がいくら死んでも関係ないと思っているに違いない。こんな人間がアメリカの大統領とはほんと情けない話だよ。

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