2017-12-03

晴天に憶う

















めったにないほどの好天に恵まれた今日、娘たちが『どっか連れてって〜』とせがむので久しぶりに公園へ。
色付いた木々に囲まれた広い芝生公園の片隅にシートを敷いてゴロッと寝転び、見上げた空のなんと青いことか・・トンビが一羽くるりくるりと弧を描いて悠々と飛んでいる。こんな日に空を飛べたらさぞかし気持ちがいいだろう。仕事の行き帰りに聞いているラジオ番組で『もし願いがひとつ叶うとしたら何を願いますか』と言うありきたりのアンケートをしていたが、自分なら即座に『自由に空を飛びたい』と答えていただろう。
国も国境も関係なく自分の行きたいところへ何の制約も無く飛んで行きたい。ふと、そう思う時がある。もっと若い時にそう思っていたらパイロットを目指していたかもしれないが、年を取るとともにそういった思いが強くなっている気がする。それは自分の今の生活のしがらみが増していることの裏返しと言えるかもね。比較的自由な生活をしている自分がそう感じるなら、がんじがらめの人達なんてどうやって心の平衡を保つのだろう。
青空を見上げる余裕ぐらい持っていないとね。

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