今日も我が家に来て草むしりを手伝ってくれていた親父殿が『おっ、カメが出てきた』と言って小さな子ガメを見せてきた。見ると親指の先程の大きさしかない孵化したばかりのクサガメの子供だった。クサガメはミドリガメに生息地を追われ、年々その生息数を減らしている。なのでクサガメの子ガメを見つけた場合はある程度の大きさになるまで飼育して、それからリリースするようにしている。今までそうやって20匹以上を放してきた。今回見つかった子ガメも妻に渡すとすぐに水槽に入れられ、子ガメ用のエサを与えられていた。孵化したばかりでも元気そうに動き回っているので大丈夫そうだ。昨日は大きなミドリガメが畑に卵を産んでいたが、なぜか途中でやめて枯れ草の下に隠れてしまった。卵はその時点で三つか四つほどだったがすぐにカラスが来て全て食べてしまった。孵化したばかりの子ガメもカラスに襲われることが多いので今日保護した子ガメがカラスに見つからなくて良かったと思う。これから徐々に暖かくなってくると毎日のようにカメが産卵のため堤防に上がってくる。その産んだ卵をカラスやキツネ・タヌキが見つけ出して食べてしまうが、ミドリガメの卵ならこれ以上数を増やさないためにも食べてしまった方がいい。でもクサガメは何とか保護したいね。だから毎朝堤防周辺でクサガメが産卵していないか見回っている。もし産卵していたら産卵が終わった後に卵を回収して自宅で孵化させる。そうやって自分なりの保護に取り組んでいる。
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