株価の乱高下が凄まじい。
S&P500で9.5%、ナスダック100指数は12%を超える急反発を見せている。これはトランプ政権が相互関税を90日間停止すると発表したことを受けての市場の反応だが、その発表以前にトランプ自身がSNSに『今が買い時だ』などと投稿していた点など、もはややりたい放題だ。おそらくはこれで巨額の利益を出したのだろうよ。相互関税をかけられる予定だった国は一旦ホッとしているかもしれないが、停止期間は90日だし、トランプのことだからいつ何時撤回して再び関税をかけると言い出しかねない。関税一時停止で世界はひと時の安定を取り戻した様に見えるが、中国に対しては予定通り関税をかけるとのことだし、中国も真っ向から対抗する様なので大国2国間の貿易戦争は今後激化してゆくことが必至となる。双方とも振り上げた拳をどこに下ろせばいいのか今後落とし所を探ってゆくのだろうが、しばらくの間株式市場はこの影響を受けるだろう。その間に日本はどうしてゆくのかをしっかりと決めておかねばならない。90日間の停止期間が守られたとして、その後関税がかかってくるとなったときにうろたえる様ではこの国の未来はない。
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