アメリカ・ウィスコンシン州で行われた最高裁判事の選挙でリベラル派のクロフォードさんが保守派候補を抑えて勝利した。今回の選挙はトランプ政権の今後を占う『試金石』として見られており、10ポイント以上の差でリベラル派が勝利したことは大きい。この選挙の重要性に関してはトランプも理解しており、リベラル派候補をあることないこと並べて口撃して保守派を勝たせようとしていたし、イーロン・マスクも大統領選の時にやった様に札束で支持を得ようとする買収まがいの行為で強力にサポートしていたが勝つことはできなかった。それほどトランプが就任以来やってきたこととイーロン・マスクに対する反発が大きいのだろう。同じ日に行われたフロリダ州の予備選挙では共和党候補二人がいずれも勝利したが、前回の選挙の時と比べて民主党候補との差が大きく縮まっており、これもトランプ政権に対する拒否感の表れだろう。フロリダ州は圧倒的に共和党支持層が多い土地なので、これだけ民主党候補との差が縮まったことは大きな意味を持っている。トランプ政権がもうすぐ発表する関税の影響により物価高がさらに進行すれば、トランプたちを支持したことが間違いだったと気づく人が増えるだろう。そうやってヤツらを追い詰めてゆけばいい。
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