トランプが次期大統領に選出されたことで早くも各方面で動きが出ている。その中でも許せないのがトランプが起訴された事案について司法当局が取り下げを検討している点だ。悪いことそしたから起訴されているのであって、それが大統領になると決まったら不起訴にするとは何事か。それでは権力者であれば何をしても許されると言うことを司法当局が認めることになる。おそらく起訴しても最高裁に持ち込まれればトランプの息のかかった判事が多数を占めているので有罪を勝ち取ることは難しいし、仮に有罪となってもトランプが自らに対して恩赦を行う可能性もあるため、ならば手を引こうという動きなのだろう。しかしそれのどこに正義があるというのか。事ここに至って『正義』という言葉自体もはや嘘っぽいものに聞こえてしまうが、それでも全てがやりたい放題となってしまってはどこで歯止めをかければいいというのだろう。宗教的には大いに堕落し、自分たちの都合のよい様にしか解釈しないのでその面の歯止めも無理だし、良心に訴えるとしてもトランプが選ばれている時点でアメリカ人の良心なんてたかが知れている。もはや何者も諫める者がいない。こういった場合のためにもやはり裁く者の存在は必要だと思う。
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