ICC(国際刑事裁判所)がイスラエルのネタニヤフ首相とガラント元国防相、それにハマスのデイフ司令官に対して逮捕状を発行した。これによりICCに加盟している日本をはじめとする各国は彼らが入国した際には逮捕する義務が発生する。この中でハマスのデイフ司令官についてはイスラエルの空爆により死亡したとの情報もあるため、実質的にはネタニヤフとガラントが対象となる。ICCの発表を受け当事者らはまずハマスと同列に扱われたことに反発しているが、結果を見ればハマスがしたこととネタニヤフらがしたこととどれほどの差があると言うのだろう。無辜の人を無残に殺害した点では同じではないか、むしろ4万人以上の命を奪い、何十万と言う人々の住宅を破壊し生活を奪った罪は計り知れない。しかもそれはガザにとどまらずレバノンやシリアにも広がり万死に値するつみといってもいい。イスラエルの庇護者であるアメリカはこの決定に反発するだろうが、それがどうした。犯した罪は消えることはない。アメリカがネタニヤフ達を守ったとしても歴史は彼らを殺戮者として記録するだろう。ICCに加盟している日本は国際法を遵守する毅然とした態度を世界に示すべきだ。
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