北朝鮮がロシアに派兵したことが連日大きく取り上げられ、実際の戦闘行為がすでに行われているとも言われているが、北朝鮮が犠牲を払ってでも手に入れたいものは何かを考えたときに、ロシア製の最新の武器や核関連技術などが挙げられるが、もう一つの可能性として北朝鮮からウクライナへの直接攻撃もあるのではないかと考えている。今後ウクライナ・ロシアの前線に派兵された北朝鮮軍兵士が、欧米から供与された兵器によって多数殺害されることは目に見えている。当然金正恩もそれは織り込み済みだろう。その上で自国軍兵士の戦死を理由に北朝鮮国内から弾道ミサイルをウクライナに向け発射する可能性もあるのではないか。当然通常弾頭での攻撃だろうが、北朝鮮がウクライナを直接攻撃したい理由がある。それは北朝鮮からウクライナまでは直線距離で7000kmほど、一方北朝鮮からアメリカ西海岸までは8000kmほどだ。北朝鮮としては弾道ミサイルをロフテッド軌道で打ち上げる実験よりも実際の目標を狙って的中させることが世界に向けて核戦力を誇示することができる。アメリカにとってもこれは大きな脅威になるはずだ。ただこれを実行するには中国の一部上空を通過させねばならないためこれが最も大きな問題となる。その他はほぼロシア上空を通過するのでロシアと話ができていれば問題ないだろう。これは荒唐無稽な話かもしれないが可能性は捨てきれないと思う。
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