今回の大統領選でトランプを資金面からも支えたイーロン・マスクだが、次期政権で新設される政府効率化省のトップに就任するそうだ。そこでマスクは政府の無駄を徹底的に無くすと宣言しているが、他の省の持つ予算について政府効率化省がどこまで踏み込んでやれるかという点が現時点では曖昧であり、また官僚からの反発も相当あると思われるのでマスクと言えども実際にやれることは少ないのではないかと見ている。そうなると政府効率化省は単なるお飾りでしかなく、そのトップであるマスクも名誉職的なものにとどまるのではないか。トランプとしてはどんな形であれマスクのために政府効率化省トップの地位を与えて義理は果たしたと考えているのかも知れない。
トランプとイーロン・マスクは共に自分第一主義の傲慢な人間であり、自分が最も優れていないと我慢ならない性格だと考えている。そんな2人が選挙戦を機に手を握ったものの、どちらも引くことを知らないため、いずれ関係が悪化し袂を分かつことになると思う。
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