2021-04-05

アサリの話













昨日の日曜日、いつも行くスーパーに行くと熊本産のアサリを売っていた。アサリはまだ全体的に小粒のものばかりだったが、我が家は皆アサリ好きなので大きめのパックを買ってきた。家に帰るとすぐに塩水を用意し砂抜きの準備を始めたが、パックを開けてすぐに『あれ?』とアサリの変な匂いに気付いた。塩水に浸ける前に何度か水洗いしたが匂いは取れず、どうもおかしい。そこでアサリを買ったスーパーに電話して匂いの異常があったことを伝え、店頭に置いてあるものも確認した方がいい旨伝えておいた。店側が代わりのものを家まで持ってくると言ったが、自分が買ったものがたまたまダメだっただけかも知れないので、断っておいた。

しばらく塩水に浸けてから匂いを調べたがやはりまだ腐った様な生臭い匂いがする。そこでもう一度アサリを洗ってみてようやく匂いの原因が分かった。自分の買ったパックの中に死んで口を開いたアサリが2個混入していたのだ。そのアサリが腐敗し始めていたのが生臭い匂いの原因だった。そのアサリを排除し再び塩水に浸け、塩水も2度交換したらようやく匂いが取れて美味しくいただくことができた。しかしなぜ死んだ貝が混入していたのか。自分が買ったパックに2個というのは、そこに売られていた総数からするとかなり混入割合が高いことになる。自分が買ったものがよほど運が悪かっただけなら良いが、同じ様な割合で他のパックにも混入していたら問題になるだろう。思い返せば以前にも一度同じ様なことがあり、その時は酒蒸しにするまで死貝の存在に気付かなかったため、調理したもの全てに匂いが移ってしまい食べずに廃棄したことがある。自分が買ったパックはその日の朝にパック詰めされたと書いてあったので、パック詰めの時点で既に死貝が存在していたことになり、パック詰めスタッフはその時この異臭に気付かなかったのか?と非常に疑問だ。もしアサリをすぐに砂抜きせず冷蔵庫で保管していたら間違いなくパック全体が腐敗しただろう。

こういった品質管理は徹底してもらいたいね。

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