2021-04-27

後手後手でござる













遅々として進まないコロナワクチン接種への不満ガス抜きを図るため、東京と大阪で1日に1万人規模の接種を可能とする体制を自衛隊の支援を受けて立ち上げると政府が宣伝しているが、いやいやこんなことはアメリカでは半年以上も前にスタジアムなどを利用して行われており、それを日本政府が今頃になってやり始めることに先例を学ばない愚かさを感じてならない。政府に対する信頼度が低いのは全てのことが事後に対策するという形で行われ、予想して先手を打つということを一切しないためだ。特にコロナに関しては先行する他国のデータが多くあり、今後の展開を予想するのは難しいことではないにも関わらず、『自分たちは違うのだ』という選民思想からか先手を打つことをせず、起きてしまってから動くというやり方なので後手後手感は否めない。一番ダメなのはこうなることが分かっていたにも関わらずどうすることもせず失敗に甘んじることで、これが国を滅ぼす1番の元凶となるだろう。その点で言えばオリンピックもそうと言える。

まあ、今の政治に未来を見通す力量を求めたところで不毛なことは分かっている。能力が無いならせめて謙虚であるべきだが、悲しいことに愚かな者ほど自分の能力を理解していないものだ。

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