2021-04-22

電気か水素か













ロードスターも23万kmを超え、かなりガタガタになってきている。でもエンジンの調子は絶好調でメンテナンスさえしっかり行えばまだまだいけそうだ。そんな中、これからの車についていろいろ考えていたが、各国が目指すカーボンニュートラルに向けての取り組みで電気自動車一辺倒の現状に自分は危うさを感じている。そもそも電気を何で発電するかという課題。自然エネルギーだけでは安定した電力を得ることはなかなか難しく、だからと言って原子力や火力といった従来型の発電では環境負荷の面で選択肢には入らない。ではどうするのか?ここをクリアできる見込みが全く無い。また大量に出る廃バッテリーのリサイクルをどうするのかといった問題も次世代のバッテリー開発まで続くことになる。加えて物流を担うトラックなども全て電化できるとは思えない。そんな中で改めて注目されているのが水素自動車だ。これは水素を使って発電しその電気で動くタイプではなく、ガソリンに代わって水素を燃焼させるもので環境負荷は電気自動車並みだ。電気同様どうやって大量の水素を作り出すかという課題はあるが、電気一辺倒ではなくその他の方法も模索してゆくという姿勢が大切だと思う。災害の多い日本で電気の供給が止まることは容易に想像できる。そういった場合も考慮して様々な方法を試すべきだろう。過ぎゆく時代と共に選択肢も変化してゆき、将来的には電気や水素といったものと全く違うものが世界を席巻することになるかもしれない。

そう、誰にも未来は分からないのだから・・

0 件のコメント: