ニューヨーク株式市場は5・6月の雇用統計が大幅に下方修正されたことを受け大きく下落し、トランプ関税の影響を受け雇用状況が悪化していることが示された。トランプはこの発表に激怒し労働統計局長を即刻解雇の上、何の根拠も示さず情報操作を行なったと非難した。これはいつものトランプのやり方で、自分が気に入らないものがあると癇癪を起こして排除しようとし、自分に都合の悪いことは全て人のせいにするという情けないほどのクソガキぶりだ。クビにした労働統計局長に代わりおそらく自分の息のかかった人物を入れるつもりだろうが、トランプに都合の良い雇用統計を出したところで、誰がその数値を信じるというのだろうか。
こういう浅はかな行動が雇用統計への疑念を生み、更なるアメリカ経済の悪化を招くと何故分からないのだろうか。イエスマンばかりを身の回りに置くこの愚行の行先には何があるのだろう。これだけは言える、それは明るい未来では無いと。

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