2025-08-14

備蓄米の販売を延長せよ


 8月末の販売期限が迫っている中で備蓄米が売れ残っている、なんてニュースを最近よく見かけるが、どこに備蓄米が売れ残っているのだろうか。備蓄米の販売を都市部に重点を置いて行っている企業ならば売れ残りという事態もあるのかもしれないが、少なくとも自分が住む地方都市においては備蓄米の売れ残りは見られない、と言うより売っている備蓄米を見つける方が今でも難しい。備蓄米を販売している店舗でもいつ備蓄米が搬入されるのか把握しておらず、備蓄米があるかどうかは運でしかない。我が家の米ももうそろそろ無くなりそうだったので備蓄米を探したが見つからず、楽天で注文したもののこちらもいつ届くか分からない状況。仕方がないので無くなったらカルロース米か台湾産米でも試してみようと考えていたら、たまたま立ち寄ったドラッグストアで22年度産の備蓄米を入手することができた。自分は味にこだわりは無い。食べ物があること、それで十分だ。備蓄米の販売に関しては政府からの引き渡しがだいぶ遅れたことを考慮して8月末までという取り決めを延長すべきだと思う。8月末を超えると新米の価格に影響するのではという心配もある様だが、新米価格は高値で推移しており影響はあまりないだろう。むしろ備蓄米の販売がなくなると輸入米は別として割高な米が主流になり、消費者にとっては選択肢が狭められることになる。また物価高に苦しむ人々にとって比較的安価な備蓄米がなくなることは大きなダメージとなるのは確実だ。それらを考慮して政府は判断しなくてはならない。でないと米離れは一層進むことになるだろう。

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