2025-07-01

欧州の基準


 イスラエルがガザに対してジュノサイドをしているのは紛れもない事実だ。にもかかわらず欧州各国の指導者たちは目を瞑り厳しく非難することをしない、唯一スペインの首相だけがジュノサイドと公言し、イスラエルを非難している程度だ。フランスのマクロンもイスラエルの行いには苦言を呈しているが、その程度で糾弾するまでには至っていない。ドイツなんかはイスラエルを手放しで肯定するくらい馬鹿な国になっている。話は単純だ。食料や医薬品の供給を遮断して人々を飢餓に陥らせ、NGOなどが食糧を配給する場所に集まった人々を無差別に殺害する行為に正義はあるかということだ。欧州は常々人権擁護に積極的な国々だと思っていたが、どうやらガザの一件でそのメッキが剥げてしまった様だね。偉そうにしているが結局は中国やロシアと同じご都合主義の人権擁護派といったところだろうか。ガザのジュノサイドに対して口をつぐんでいるということはガザの人々をそもそも『人』とみなしていないということか。人ではないから人権は無いということか。それではイスラエルと同じ穴の狢ということだ。反イスラエルを訴えるとすぐに反ユダヤ主義だと喚き散らす。そうではない、反イスラエルであって反ユダヤでないのにまんまとイスラエルの術中にハマって口を開けない。もう欧州の時代は終わったのだ。変なプライドは捨て今起きていることに真摯に向き合うべきだ。

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