2025-07-31

最高気温更新


 昨日カムチャツカ半島東方沖で発生した巨大地震による津波の影響であまり注目されなかったが、約5年ぶりに国内最高気温が塗り替えられた。今までの記録から僅か0.1℃上がって41.2℃。いやはや凄まじい暑さだ。しかし記録したのが兵庫県の丹波市で日別最高気温の常連さんではないところが突然最高気温を叩き出したところに近年の気候の変化が感じられる。今年は北海道で39℃を記録するなど明らかに例年と異なる様子だし、西日本を中心に気温が高い状態が続いていると感じる。猛暑の常連さんである北関東周辺があまり日別ランキングに出てこない点からもその傾向は顕著だ。今日も岡山県の高梁市で40℃越えを記録するなどしばらく西高東低の気温配置が続くようだね。この先1ヶ月の長期予報でも気温高めの日が続くとなっているのでそれを見越した対応をしないといけない。あまりにも気温が高いと例年通りに種を蒔いても発芽しないからね。米の不作も心配だけど、農作物全般で猛暑に耐える品種に変えていかないと今後やっていけなくなりそうだ。

2025-07-30

カムチャツカ半島東方沖大地震


 朝、現場事務所で仕事の準備をしていると会社のスマホに安否確認メールが送られてきた。これは地震が発生したときなどに送られてくるもので、『はて、どこかで地震が起きたのか・・』とネットで調べていたらロシア・カムチャツカ半島東方沖を震源とする大地震が発生し、津波警報(当初は注意報)が発令されているではないか。現場事務所は海から遠く離れているので影響はないが、警報が発令された地方はさぞ混乱したことだと思う。実際に到達した津波は最大でも1.5mほどで幸いにも被害が出ることはなかったが、もし近海で同クラスの地震が発生していたら未曾有の被害が出ていたことだろう。そういう意味においても東日本大震災以来の巨大地震発生とそれに伴う津波警報発令に対して速やかに避難を行うことは、いつ起きてもおかしくない大地震への備えとして最も必要なことだと思う。今回多くの人が高台に避難している姿を見て、東日本大震災の教訓が生かされているんだな・・と、なんかホッとした。あの大災害があったからこそ救われる命があることを確信したよ。

2025-07-29

渇水


 東北地方が深刻な水不足に陥っている。あるダムでは貯水量0%を記録し、文字通り干上がってしまっている。特に顕著なのが日本海側で例年の数%しか降っていないところもあるようだ。これは梅雨時期にあまり雨が降らなかったことと、梅雨明け後も引き続きほとんど雨が降らず、そしてこの猛暑が続いていることが原因だ。心配なのは米の一大生産地である東北地方で不作となれば再び米不足に陥る可能性が高く、今でも高止まりの米価が以前のように再高騰することが容易に予想される。現在台風9号が東日本に向けて北上中であり、今後の進路次第では東北に恵みの雨を降らせる可能性もある。台風の直撃は避けたいが顕著な水不足に見舞われている東北各県では喉から手が出るほど雨が欲しいだろう。台風による被害が出ず、雨だけが降ってくれることを願う人は多いのではないかな。結果がどうなるか全く分からないが、少なくとも降雨への期待は高まっている。そうなることを願いたい。

2025-07-28

人を人と思わず


 イスラエルによるガザ封鎖はジュノサイドに他ならない。戦闘員でもない一般市民が食料と水の供給を絶たれ、餓死者も続出している。僅かばかりの食糧支援を行っている場所では、食料を求め集まった人々に対してイスラエル軍が容赦無く発砲し、その場所だけで死者は100人を超えている。飢えて痩せ細った子供達を見てイスラエル人は何も感じないのか。その姿は紛れもなくナチスの迫害を受けた自分達の姿ではないのか。その苦しみを一番知る者らが同じことをパレスチナ人に対して行っている。人を人と思わず扱うその様は醜悪以外の何ものでもない。このようなことを行う者らは必ず報いを受けるだろう。その時手を差し伸べてくれる人がまだ存在するだろうか。この傲慢さを彼らの神は許すのだろうか。もし神が許すのだとしたらその神は彼ら自身が創り出した都合のよい神なのだろうよ。

2025-07-27

料理時間


 今日も36℃の猛暑だった。日中風は弱くカンカン照りだったので体感的にはそれ以上の暑さに感じた。昼食後、外の様子を見るとギラギラと太陽が照りつけかなりの暑さであることがわかる。そんな暑い中での作業は身体にこたえるので、外には出ずにトマトソースを作ることにした。今年は大玉トマトがたくさん採れ、妻がすでに2回トマトソースを作ったがまだまだトマトがあるので痛んでしまう前に使わねばならない。トマトソースだと冷凍保存しておけばいつでも美味しいトマトソースでパスタが食べれるので重宝する。今日作ったソースには大玉トマト10個分くらい。刻んだタマネギにニンニクを加え、よく炒めてからトマトと刻んだバジルを入れ、塩コショウやハーブで味を整える。そのまましばらく煮込めばシンプルなトマトソースの出来上がりだ。このソースで食べるパスタは本当にうまい。今日は頑張ってたくさんソースを作ったし、同時進行でカレーも作ったので作り置きの食料が一気に増えた。これがあると毎日仕事から帰った後にバタバタしてご飯を作らなくていいのでほんと助かる。後もう二品ほど作り置きを用意したいが、いかんせん我が家の冷凍室はあまり大きくないのでこれ以上作っても冷凍保存ができないんだよね。まあそんなにたくさん作ってもどんどん古くなるだけだからこれくらいが丁度かな

2025-07-26

共同生活へ


 5月終わりより飼い始めたニワトリのヒナたち4羽もずいぶん大きくなり、今まで夜間だけ使用して来たウサギケージでは手狭になり始めたので、前の世代の先輩ニワトリ2羽と一緒に小屋に入れてみた。ニワトリは階級意識が強いのでよそ者が入ると徹底的に攻撃し序列を決めようとするが、先輩ニワトリ2羽は比較的大人しいほうなのでたまに攻撃をするが見ていてそこまで厳しく当たっている感じではない。でもヒナたちにとってみれば自分たちよりも一回りも大きな大人のニワトリが突然襲ってくるので、パニックになり小屋の中を逃げ回っている。見ていてちょっと気の毒な気もするがニワトリの習性としてはいずれ通らねばならない道なのでよほどのことがない限り見守るつもりでいる。おそらくすぐに新しい環境に慣れてくれると思う。

2025-07-25

新たなる国境紛争


 タイとカンボジアが小競り合いを始めている。原因は国境線未確定地においての双方の領有権主張に始まり、それがエスカレーションして砲撃合戦にまでなっている。お互いの攻撃により民間人の死者も出ており、それが事態をさらに悪化させている状況だ。この国境線問題はいま湧いた話では無くずっと以前から棚上げにされていた問題で、それが最近になって急に注目される様になり、それに伴って双方が挑発行為を繰り返し、実戦に至ってしまったという具合だ。こういった武力衝突はアメリカの目が行き届いていれば一喝されて終わりだが、現トランプ政権は外交に興味がないようで、それがアメリカの東南アジアにおけるプレゼンスを後退させ、今回のような紛争勃発の芽となっている。タイ・カンボジア双方とも感情的な報復合戦は一度停止し、この紛争がもたらすものが何かを再考すべきだろう。

2025-07-24

いったいいつまで続くのやら


 予報によるとこの暑さはまだまだ続くようだ。この地方でも37℃を記録したが、なんと北海道では39℃を超えるなど信じられない猛暑が各地で続いている。北海道なんてエアコン無い人がほとんどだと思うので、この暑さは相当こたえるだろう。急ぎエアコンを購入してもそもそもエアコン工事業者が少ないだろうからすぐに対応できないと思うしね。近年、温暖化の影響で梅雨のないはずの北海道で梅雨の様な雨が降り続き、そしてこの猛暑だ。やはり確実に平均気温が上がり、その影響がいろいろなところに出始めている。気温が上がることで海流も変化し獲れる魚も変わって来ているし、 畑でも今までいなかった害虫が大繁殖をする様になっている。この地方では滅多にいなかったクマゼミがアブラゼミよりも早く姿を現し盛んに鳴くなど、あちこちで小さな変化がすでに起きている。その変化を感じ取り対応できるかどうかで我々の未来も変わってくると思う。

2025-07-23

妻子離日


 妻と次女・三女が日本を発った。妻と三女はひと月ほどで帰国予定だが、次女はそのまま大学に入学するので次の帰国は未定だ。次女にとっては新天地での寮生活。ルームメイトとも初顔合わせだし、とにかく全てが未経験なので相当なストレスがかかると思う。それにいくら英語が話せると言ってもこれからは全てが英語の世界なので、そう言った面でも脳が疲れるだろう。何もかも心配なことだらけだけど、演劇部の部長として苦労した経験は必ずここでも役に立つと思う。長女に続き次女が旅立ってしまうのは何とも寂しいが、次女のことを思えばこそ彼女の選択をできるかぎり応援したいと思う。まずは無事に入国を果たすこと。そんな当然のことを心配しなくてはならなくなったアメリカの行末こそが心配だ。

 

2025-07-22

酷暑


 溶けてしまいそうな暑さだ。我が市の最高気温は37℃と厳しい暑さだったが、明日はさらに気温が上昇する見通しだ。なんと北海道では40℃に達するところがあるかもとの予報でまったく驚くばかり。例年なら25℃くらいのところがいきなり40℃なんて、エアコンもないだろうし命に関わる暑さとはまさにこのことだろう。普段から気温の高いところで暮らしている自分たちでさえキツく感じる暑さなので、慣れていない人たちにとっては危険だろうね。しかし最近の夏はエアコン必須となって来ているので、こんな猛暑の時にもし大地震などが来て電力が失われたら相当数の犠牲者が出るのではないかと危惧している。厳寒期の大地震も同様で寒いのは何かを燃やせばとりあえず暖がとれるが、暑いのはエアコンを使う以外にどうしようもないから困りものだ。これだけ暑くなると農作物への被害も大きいんじゃないかな。

地球温暖化は着実に進行していると肌で感じるよ。

2025-07-21

続投とは言うものの


 石破君、早々に続投を宣言したが、果たして国民の支持が無い状態でまともに政権運営できるのかね。自民党内でも責任論が燻っているし、身内の結束ができていない状態で敗軍の将が何かをやろうとしても到底うまく行くはずがないのは歴史が証明している。おそらくいま石破君を引きずり下ろしても総裁選となれば過半数を持たない少数与党の自民党としては野党に首相の座を奪取される恐れもあるため、ヘタに首相を変えられないという事情もあるのだろう。しかしそれこそ自分たちの都合を優先してのことで、国の行く末を案じれば石破君を下ろして他の人望がある人間を選んだほうがいいのかもしれない。あくまでもそんな人間がいればのことだけど・・まあ、いないよね。ひょっとすると石破君を下ろして小泉進次郎ということもあるかも。備蓄米を安く普及させた実績は野党も認めるところだし、この難局を彼に押し付けて早々に潰してしまおうという連中もいるだろう。今後の展開はまったく読めないが、トランプ関税の対応もあり早急に態勢を立て直す必要がある。まずそれが今の政権でできるかどうかにかかっている。

2025-07-20

参議院選挙


 10時半頃に次女・三女と一緒に投票所に行くと、思ったよりも投票に来ている人が多かった。これなら投票率も結構上がるのではと思っていたが、現状では前回よりも低い率で推移している様だ。そして選挙の動向はやはり事前の見立て通り与党が議席を多く失う流れとなっている。逆に野党、特に国民と参政が大幅に議席を獲得する勢いで、この辺りに元々保守の自民党を支持していた人たちの票が流れているのだと思う。与党の惨敗を受けて石破首相の退陣は確実となり今後は連立政権となる可能性もあるが、野党の勢力も拮抗して来ているので主導権争いで政局が混乱しそうだ。トランプ関税への対応もある中での首相交代がどう影響してくるか未知数だが、どのみち容易なことなど無いので苦しみながら進んでゆくしかない。

土用の丑


 今日は土曜の丑の日。この日は毎年実家のお袋様がうなぎを買って来てくれる。今年は今の時期にしては珍しく家族5人全員が揃っていて、買って来てくれたうなぎを見ると愛知県産のが5尾分も入っていた。いやはやこれでは我が家だけで軽く1万越えは確実で、その心遣いにはほんと感謝したい。我が家は皆うなぎ好きなので、5尾を2回に分けて2日分として堪能するつもり。うなぎは年一回この日にしか食べないので特別感があって余計美味しく感じる。ワシントン条約によってウナギの取引にも将来的に規制が掛かってくる可能性もあるため、ウナギの完全養殖を実用化し庶民の味として維持していけるよう願いたいね。

2025-07-18

長女母斑切除


 長女の背中には生まれた時からの母斑がある。赤ちゃんの時はそれほど大きくは感じなかったが、20歳を超えた今は身体が大きくなったので母斑も同様に大きくなり直径3cmほどとなっていた。その母斑の盛り上がりが最近気になる様になってきたと言うので、一度皮膚科見てもらったほうがいいのではということになり、皮膚科を受診すると医師が言うには『おそらく大丈夫とは思うけど、確信が持てないので大学病院で診てもらって下さい』とのこと。そこで紹介状を持って大学病院を受診すると『母斑が悪性化することは少ないですが、切除しておきましょう』ということになって、今日切除手術を受けた。長女が言うには切除された母斑を見せてもらうと驚くほど厚みもあって、皮下脂肪層ごと切り取ってあったそうだ。夕方になって徐々に麻酔が解けてくると痛みも増してきている様で、処方された鎮痛剤を寝るギリギリまで待って服用すると言っていた。今月末にもう一度術後の検査を受ける様で、それまでにある程度治癒していることを願いたい。

 

2025-07-17

豪雨


 今日の雨は凄かった。南から暖かく湿った空気が次から次へと流入し続けた影響で雨雲が発達し、何度も激しい降りに見舞われた。特に自宅周辺は洪水警報が発令されるほどの土砂降りが続き、表の川はみるみる増水して最終的には河川敷が1mほど浸水していた。ただこれほどの降りにしては長良川本流の水位は高いものの河川敷が浸水する様なことはなく、まだかなり余裕がある様に見えた。その証拠に表の川の水位が上がっても繋がっている長良川本流がまだしっかり流れているので排水機場が稼働することもなく落ち着いたものだった。改めてこの地方の治水能力の高さを実感したよ。夜になっても所々で雨は降っているが、明日には雨も上がりその後しばらくは晴れの日が続く様だ。ただ、晴れるのはありがたいが再び35℃以上の猛暑日が続くと言っているので勘弁してもらいたいよ。例の如く妻たちは来週から渡米するのでこの暑さからは逃れられるが、居残りの長女と自分には厳しい日々が続くことになる。まったく、ため息が出るよ。

2025-07-16

良いものは売れる


 良いものは売れる。ただそれだけのこと。

トランプが盛んに日本に噛み付いているが、例え政府がトランプの圧力に折れてアメ車を輸入したとしても、燃費の悪さ、故障の多さ、そして取り回しの悪さなどのマイナス要因によってほとんど売れることはないだろう。単純な話で問題のあるものをあえて買おうとする人は余程の物好きではない限りいないということだ。トランプの手法は押し売りそのもので、日本なんてちょっと脅しつければ買うだろうとナメられていることは間違いない。関税交渉をする政府の連中もおそらくは曖昧な言い回しに終始し、はっきりと意思を伝えることをしていないのだろう。むしろハッタリでもいいから中国のように啖呵を切ってくれると聞いている方はすっきりするのだけどね、とにかくトランプに対して一度でも譲歩すれば『それ見たことか』と要求をエスカレートしてくることは間違いない。なので日本は安易な妥協をせず、関税24%を覚悟して臨めばいいだろう。日本としては関税発動と同時に保有する米国債を大量に処分し、トランプ政権を牽制してやればいい。無傷で交渉が纏まるなんて甘い考えは捨て、肉を切らせて骨を断つ覚悟で臨むしかないだろう。

 

2025-07-15

大雨続き


 昨夜から明け方にかけての雨は思っていたほど酷くはなかったけれど、市内では竜巻も発生して被害が出たところもあったようだ。庭に設置しておいたバケツ雨量計を見ると10cmほどしか雨水が溜まっていなかったので、線状降水帯が通過している時はそれこそ猛烈な降り様だったが、通り抜けるのが早かったおかげで雨量もそこまで伸びなかったのだろう。その点は幸いだった。もし線状降水帯が横にズレることなく定位置で掛かり続けたら内水氾濫などが発生してもおかしくはなかったと思う。明日から明後日にかけては終日雨の予報。今度もまとまった雨量が予想されており引き続き氾濫などのリスクは高い状態が続いている。仕事帰りに木曽川の橋を渡った時に水量を見たが、これがかなり増水していて驚いた。さすがに流域面積が広いと集まる水の量も半端ない。そんな状態の上に再び大雨が降るとすぐに警戒水位に達してしまうだろう。実際にどれだけ降るかによって警戒レベルを上げていこうと思う。

2025-07-14

線状降水帯


 南海上から暖かく湿った空気が大量に流入している影響で線状降水帯が発生し、現在通過中だ。雨の降りは凄まじく、室内にいてもゴーゴーという土砂降りの音が聞こえてくる。どうだろうこの降り様なら時間雨量もかなりのものだと思う。これだけの雨量があると川もあっという間に増水するだろう。レーダー解析によると線状降水帯は徐々にズレていく様なのでもうしばらくすれば雨の降りも落ちつてくるとは思う。ただ明朝までこんな天気が断続的に続くらしいので今後の降り方次第では緊急避難指示などが出される可能性もある。どこにどれだけ雨が降るかはその時になってみないと分からない。もしそうなったときのことを考えて心の準備だけはしておこうと思う。とにかく要警戒だ。

2025-07-13

妄言


 参政党代表の街頭演説の様子をチラッとだけ見たが、トランプのやっていることを褒めて日本もそうすべきだみたいなことを言っていたのには唖然とした。日本人ファーストと標榜していたのでトランプの影響を受けているのかな、とは思っていたがよもやトランプ信奉者だったとはね。極右政党としてもう少し自分のビジョンがあるのかと思っていたが、単なる真似っこだったとはアホらしい。結局世界的な右傾化のおこぼれをもらおうというだけのクソみたいな奴らということだ。トランプのやっていることの影響が出始めるのは今からだ。それは決して良い影響ではない。にもかかわらずそれを日本でもやろうという神谷のバカさ加減と、そんな奴を推す連中の無能ぶりには呆れ果てる。今度の参院選でこんな奴らが躍進したらいよいよ日本も終わりが近付いているということだろう。嘆かわしい限りだ。

 

2025-07-12

雨恋し


 今日は最高気温34℃と先日の38℃に比べれば随分マシな気温だったが、日差しがキツかったので外で作業していると汗が止めどなく流れ、袖から汗が滴り落ちるほどだった。午前中に3時間、午後からは5時間ほど作業していたので8時間労働していたことになる。この暑さの中だから自分でもよくがんばったなと思うよ。それだけ働いたので作業もだいぶ捗り、明日はちょっと楽ができそうだ。予報では月曜の夜から雨が降り、しばらく雨模様とのことだからそれを見込んだ作業を進めねばならない。例えば苗の植え付けや種蒔きなどだ。陽がカンカン照りの猛暑日では苗の植え付けをしても枯れてしまうし、種を蒔いても高温の影響を受けて発芽しなくなってしまう。なので2〜3日程度雨模様になるのを狙っていたが、ちょうど良いタイミングで天気が崩れるというのでその準備もしておいた。明日はニンジンの種を蒔き、猛暑で枯れてしまったサツマイモの苗を植え替える予定だ。しばらく本格的な雨が降っていないので雷雨のような土砂降りではなく弱く長く降る雨を期待したいね。

2025-07-11

薄っぺらな排斥主義


 今度行われる参院選では排斥主義を標榜する参政党などの動向が注目されている。そもそもこの排斥主義の高まりはトランプの登場などにより世界的な移民に対する態度の変化が影響している。今まで移民を受け入れて来た多くの国で移民は最底辺の仕事を担い、納税もして来た。にも関わらず今は排斥運動が吹き荒れ合法不法を問わず移民全てがターゲットとなっている。そこで排斥主義を標榜する連中に問いたい。移民を排斥して出来た労働力の穴をどうやって埋めるのかと。そう問うと彼らは言うだろう『いや不法移民だけ退去処分にすればいい』と、全く現場を分かっていない連中の言葉だよ。実際には合法不法を問わず問答無用に捕まえているのが現状だ。そしてロクな審査も経ずに強制送還されている。その様を見て排斥主義者達は拍手喝采するだろうが、その失った労働力を穴埋めするものは彼ら以外にはないのだ。そもそも移民達が職を奪ったのではない。誰もなり手がおらず困っていたために移民を利用した。言うなれば移民達が押し寄せたのではなく、需要が彼らを引き寄せたとも言える。今アメリカで行われていることがどういう影響を生むのか、我々は注視しなければならない。移民の排斥によって生じた労働力の穴をどうやって埋めるのか、アメリカの対応を各国が見守っている。

2025-07-10

セミの初鳴き


 今日、我が家の周辺でセミの初鳴きを聞いた。姿はまだ見かけないが泣き声からニイニイゼミということが分かる。今年は例年に比べセミの鳴き始めが遅いように感じるが、それは梅雨明けが例年よりも早く、さらに7月初めから猛暑日が続いているためすでに真夏と勘違いしているからだろう。確かにこれだけ連日猛暑日が続いているのにセミが鳴いてないなんて・・という感覚は自然だと思う。ニイニイゼミが鳴き始めたので直にアブラゼミも鳴き始めて騒々しくなることだろう。暑い夏がセミの鳴き声でさらに暑く感じるが、これも夏の風物詩。年々ミンミンゼミやクマゼミの鳴き声も増えて来ており、セミの鳴き声にも変化が見られる。今まで見かけなかった種類のカメムシが大量発生するなど、着実に自然界は変化しつつある。その変化に人間がついていけるかどうか。すべてのものは常に変化し続けて来た。裏を返せば変化しなかったものは滅びたということだ。進化とは生き延びるために変化することと自分は捉えている。

2025-07-09

ヒナ達順調

 


5月末に購入したニワトリのヒナ達は順調に成長しており、驚くほど大きくなっている。今はもう中雛と言われるほどまで育ち元気いっぱいだ。昼間は芝生の上に防獣ネットで囲んだ運動場で過ごし、夜間はキツネに襲われないようにウサギ用ケージの中で夜を明かす。あとひと月もすれば成鶏と変わらぬ大きさにまで育つと思うので、そうなった場合は以前から飼っている3羽との棲み分けをどうしようかと迷うところ。というのもいきなり一緒にするとニワトリは階級意識が強いので前からいるニワトリ達が攻撃してパニックに陥るからだ。それが自然と言えばそうなのだが、常に攻撃され追い回されている姿を見るといくらなんでもかわいそうになる。なのでできるだけ分けて飼うことを目標としているが、それには場所の問題もあるからね・・まあ、なんとかなるっしょ。

2025-07-08

関税25%


 トランプが日本に対して書簡を送り、関税を25%に引き上げると言って来た。さらに対抗措置を取るなら倍の関税を掛けると脅して来ているのでタチが悪い。トランプから送られて来た書類の日本語訳が報道で流されていたが、これはだいぶ文章を柔らかくして敬語も入れるなど、この文章を読んで日本人が怒らないように脚色されたもので、原文は高圧的で傲慢無礼な表現となっている。結局のところ日本は簡単に落とせると思っていたのに思うようにならず、トランプは苛立ちを募らせているのだろう。なのでもう一度強く脅せば折れるとタカを括っているに違いない。日本としてはいちいちトランプに踊らされず、粘り強く時間をかけてやればいい。焦っているのはトランプだ。たとえ8月1日以降に関税が上げられたとしても、同様の痛みをアメリカ側も受けることになる。あとは我慢比べとなるがそうなる前に話をまとめたいものだ。安易な妥協をすれば奴らのことだ、それ見たことかと畳みかけてくるに違いない。長年の同盟国に対してその態度なんだから日本側も強く当たればいいと思う。

2025-07-07

38℃だよ・・


 なんとまあもの凄い暑さだった。幸いにも今年度は今のところ現場作業がないため、このキチガイじみた暑さの中で作業しなくてもいいから助かっているが、こんな中で作業していたら軽度の熱中症になるのはほぼ間違いないだろう。もし自分が現場を持っていても今日は作業中止にしたと思う。こんな暑さの中で作業を強行しても作業効率が上がるわけはないし、何より熱中症患者発生のリスクが高過ぎる。天気予報では明日以降は若干気温が下がる様なので、何も今日無理して作業しなくても明日から頑張ればいいだけの話だ。工期的な問題もあってなかなか1日休む判断は難しいかもしれないが、考えようによっては雨で休むこととなんら変わらない。猛暑の場合は雨と違い外で作業できてしまうから休みにすることに抵抗はあるが、38℃ともなると一歩間違うと生死の危険を伴う熱中症に罹患する恐れもあるので慎重な判断が必要だろう。猛烈な暑さが続いているし、作業員さんが高齢者ばかりということもあるので、なるべく無理のない作業を心がけるべきだと思う。

2025-07-06

いつもと違うけど


 大玉トマトがたくさん採れている。例年ならミニ系や中玉系のトマトから収穫が始まり、それを後追いする形で大玉トマトの収穫が続くというパターンだが、今年はなぜか同じタイミングで種を蒔いたにもかかわらず大玉トマトの苗だけがグングン生長し、それに続いて中玉、そしてだいぶ遅れてミニといった具合に苗の段階で差が生じていた。畑に苗を移植してからも同様で、ミニの生長の遅れがどういうわけか著しい。去年の写真を見ても今頃は中玉トマトがカゴいっぱい収穫できていたのが今年は数個程度という感じ。ミニに至ってはまだ一個も収穫できていない。それとは対照的に大玉トマトは次から次へと収穫が続き、家族5人でも食べ切れないほどだ。暑さが厳しくなって青枯れ病が発現し始め、たくさんの実を付けたまま枯れてしまうなどの被害も出ているが、それでも収穫量は消費量を上回っている。大玉トマトのピークはちょうど今で、そのうち徐々に収穫量が減ってゆくはずだ。例年ならお盆休みに収穫した大玉トマトで大量のトマトソースを作るのだが、今年はそれまでに収穫が終わってしまいそうだ。

毎年ほぼ同じことをしているのにこの違い。ほんと畑は難しい。

2025-07-05

本望


 毎週土曜はオヤジ殿が来て畑仕事を手伝ってくれる。今日もいつもの様に朝9時過ぎには来てさっそく二人で草むしりを始めたが日差しが強くとにかく暑い。身体への負担を減らすためなるべく日陰を選んで作業する様にしているが、それもなかなか難しいのですぐに汗だくになってしまう。オヤジ殿も84なのでそう無理はさせらない。こまめに水を飲む様にすすめ、熱中症には最大限気を使っての作業だ。それにしても84で自分と同じ様に作業できるその体力には恐れ入る。当然持久力や筋力では自分がはるかに上回っているが、それでも同年齢の人と比べるとかなり元気な方ではないかと思う。猛暑の中、二人で作業しながら熱中症で畑作業中に亡くなる高齢者の話をして、畑で亡くなるということは本人にとって本望だったのではないかということになった。そもそも好きでもなければこんな暑い中わざわざ外で作業するはずはないからね。これについてはオヤジ殿も『自分だったら本望だ』と言っていた。たかが草むしりであろうが本人が望んでやっていたことなら、それが原因で命を落としても納得できるだろう。その気持ちは理解できる。畑仕事と生きることは繋がっていると思うしね。

2025-07-04

ハチに刺された


  今朝出勤前に庭の草むしりをしていると、アシナガバチが自分の回りをやたら飛んでるのに気がついた。これは・・と顔を上げ周囲を見ると、すぐ目の前に直径5cmほどの巣があるじゃないか。やべっと身を翻しハチの巣から距離を取ったが、このまま巣を放置しておくと誰かが刺される恐れもあるため叩き落とすことにした。 ハチの巣を落とすことはしょっちゅうなので何の躊躇もないが、だからこそ油断して短い棒で落とそうとしたら右手の甲にチクッと痛みを感じた。そう何年ぶりかで刺されました。刺したのは小型のアシナガバチだったのでそう大した痛みはなかったが時間経過とともに手が腫れて来て、一時は赤ちゃんの手の様にパンパンに腫れ上がったよ。自分はハチに刺されてもアナフィラキシーは発症しないので大丈夫だが、夜になっても腫れはまだ引かないので結構毒性は強かったみたいだ。帰宅後ももう一つの巣を見つけたのでこちらは長めの棒を使って落としておいた。どうも今年はアシナガバチの営巣が多い様だ。アシナガバチならまだしもスズメバチに刺されない様に注意せねば。

2025-07-03

参院選公示


 いよいよ参院選が始まった。各政党がそれぞれの公約を明示して選挙に臨むことになるが、その政策をよく吟味して投票したいと思う。自民党は2万円の給付するというが、選挙目当てのバラマキは過去に何度も為され、それが何らかの変化をもたらした印象はまったくない。なので単なる現金給付には反対だ。食料品に対する消費税は最も経済的に困窮している人に大きな負担となっているので欧米に倣って廃止がいいと考えている。それによって税収は減るだろうがその分法人税を上げて穴埋めすればいい。日本の政治は伝統的に大企業優位に為され、国民のためではない。国民を守らず企業を守る政治が続けば国民は疲弊しやがて国も立ち行かなくなる。自公は長年政権を担って来たが何ひとつ改善することはなかった。要は無能だったということだ。それは令和の米騒動を見ていれば分かるだろう。そんな連中が今さら何を言おうが信じるに値しない。まずは自公から政権を取り戻す。それが最低限の条件だ。

2025-07-02

ディールと脅し

 


トランプも相当苛立って来ている様だ。7月9日に関税交渉の期限を迎えるが現状交渉成立した国はイギリスのみ。トランプたちの思惑ではおそらく日本は早々に折れて関税交渉が成立するものと見込んでいて、それを足掛かりに一気に他国との交渉も成立させるつもりでいたのだろう。ところが思いのほか日本が抵抗し未だに成立しないことに癇癪を起こして30〜35%の関税をかけると脅して来ている。そもそも何の根拠もない数字を示して脅してくる様な相手とディールができるだろうか。相手の脅しに屈して交渉を成立させれば、相手はほら見たことかとさらなる要求をしてくるに違いない。今回の例で言えば自動車関係の高関税を避けるために何かを呑めば次は防衛費をEU並みの5%にしろと言ってくるだろう。交渉ごとにはもちろん硬軟織り交ぜた折衝は大事だが、一方的に脅す様なやり方では脅された方は相手を信用できず余計にガードが高くなり交渉成立からは遠のくだろう。日本はトランプの脅しを無視すれば良い。それによって高い関税が課せられたとしても同様の痛みをアメリカ側も受けることになる。ここはヘタを打って足元を見られるよりも毅然とした態度で交渉に臨むべきだ。先陣を切った日本が真っ先に破れるわけにはいかないのだ。

2025-07-01

欧州の基準


 イスラエルがガザに対してジュノサイドをしているのは紛れもない事実だ。にもかかわらず欧州各国の指導者たちは目を瞑り厳しく非難することをしない、唯一スペインの首相だけがジュノサイドと公言し、イスラエルを非難している程度だ。フランスのマクロンもイスラエルの行いには苦言を呈しているが、その程度で糾弾するまでには至っていない。ドイツなんかはイスラエルを手放しで肯定するくらい馬鹿な国になっている。話は単純だ。食料や医薬品の供給を遮断して人々を飢餓に陥らせ、NGOなどが食糧を配給する場所に集まった人々を無差別に殺害する行為に正義はあるかということだ。欧州は常々人権擁護に積極的な国々だと思っていたが、どうやらガザの一件でそのメッキが剥げてしまった様だね。偉そうにしているが結局は中国やロシアと同じご都合主義の人権擁護派といったところだろうか。ガザのジュノサイドに対して口をつぐんでいるということはガザの人々をそもそも『人』とみなしていないということか。人ではないから人権は無いということか。それではイスラエルと同じ穴の狢ということだ。反イスラエルを訴えるとすぐに反ユダヤ主義だと喚き散らす。そうではない、反イスラエルであって反ユダヤでないのにまんまとイスラエルの術中にハマって口を開けない。もう欧州の時代は終わったのだ。変なプライドは捨て今起きていることに真摯に向き合うべきだ。