震災２８年

 阪神・淡路大震災から２８年が経った。

この震災以来地震対策が急ピッチで進められ、以前に比べ地震に強くなったと思う。しかし東海・東南海地震などの巨大地震がいつ起きてもおかしくない状況は継続しており、いくら耐震対策が為されていると言っても来る巨大地震に対してどれだけ有効かは分からない。幸い自分は津波の到達エリアには住んでいないので地震発生後に速やかに避難するなどの時間的制約がない。もし自分が地震発生後数分で津波が到達する場所に住んでいたらと思うと、巨大地震直後にすぐに逃げるという行動を取ることができるかどうかいうと自信が無い。そう思うと初動によって 生きるか死ぬかが決まるなんて恐ろしいことだと思う。阪神・淡路大震災が寝ている時に起きた様に次の巨大地震にも寝込みを襲われる可能性は十分にある。心配し始めたらキリがないが、少なくともいつ地震が起きても対処できる様な予行演習だけはやっておきたいと思う。