2021-06-16

突然の別れ













友人の父上が亡くなったという知らせを受け、そのあまりの展開の速さにただただ驚き、改めて生命の儚さを思い知らされている。

父上の調子が悪いと聞いたのは月曜のこと。火曜未明には容体が悪化し救急搬送され、医師からは『覚悟をしておくように』と言われたという。水曜午後には多臓器不全に陥り、医師も為す術無くそのまま夜中に亡くなったということだ。

当初父上の話を聞いた時もまさかこんな展開になろうとは誰しも思っておらず、治療をすれば治るとご本人も思っていたのではないかとさえ思う。友人曰く母上はあまりのことに相当なショックを受けておられるというが、突然自分の夫や父親が亡くなるなんて誰が予想できようか、その混乱ぶりは想像に余りある。

亡くなったお父上と我が親父殿はほぼ同世代なので、いつ同じことが自分の身に起きてもおかしくはない。友人は『突然のことで何も準備はできていなかった』と言っていたが、いつか必ずやってくる『その日』のために何かやっているかと言えば、自分も何もしていない。心のどこかにそんな日は来て欲しくないという思いがそうさせているのかもしれない・・

ほんとうにご愁傷様です。

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