2024-02-11

狂人


 トランプは狂人だ。以前はただのペテン師だと思っていたが今はペテン師を通り越して紛れも無い狂人と化している。その狂人を驚くべき数のアメリカ人が支持しているのだから信じ難い事だ。トランプは銃規制を全て解除すると言う。また他のNATO加盟国の分担金額が少ないとして、仮にロシアがNATO加盟国を攻撃したとしても助けないとも発言している。そもそも以前大統領をしていたときはNATO脱退を示唆したくらいだから言っていることは本気なんだろう。ただ仮にトランプがこれを実行したらアメリカの信用は地に落ち、孤立を深め、弱体化することは間違いない。さらにトランプはアメリカ経済の根幹である移民を排除すると言っているので経済的な低迷を招くだろう。つまりアメリカ・ファーストどころかアメリカそのものを破壊しかねない人物を大統領に望む国民とは一体何なのだ?そんなことも分からないバカどもがそれほどまでに多いと言うことか?確かにトランプが言うことをスポット的に見れば同調しやすいのかもしれない。例えば移民に対して悪い印象を持つ人にとってみれば移民排斥を公約とするトランプは頼もしく見えるかもしれない、しかし総合的に見たときほんとにそれでいいのだろうか。国を誤らせる可能性の高い人物に権力を与えて良い結果に終わった国など歴史上にない。ヒトラーがよい例だろう。バイデンがあまりにも頼りない分『もしトラ』が現実味を帯び心配でならない。

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