2021-01-25

道険し













東海岸に住む妻の父親がファイザー製のコロナワクチンを昨日接種し、今日はシアトルに住む叔母さんが同じくファイザー製のワクチンを接種したという。2人とも軽い倦怠感以外の副作用などはなく経過は順調ということだ。シアトルに住むもう1人の叔母さんの接種予定は3月らしく、一体どうやって接種する順番を決めているのかはよく分からないと言っていた。それでも感染者・死者数共に最悪を記録しているアメリカでもワクチン接種は徐々に浸透して来ている。それに引き換え日本の状況はどうだ。連日のようにどこどこ製のワクチンを何千万回分契約しただのというニュースばかり流れているが、そんなものはほとんど意味がない。必要なのはどれだけのワクチンが実際に確保されており、それをどこでどうやって誰に接種するかという実務的な計画ができているかということだ。 日本の場合まだ承認すらされておらず、スピード感はまるでない。また優先的に接種する計画の医療関係者からは『自分たちを実験台にするのか』といった批判まで出ているというから、ワクチン接種に関しての情報開示や啓蒙活動などが全くできていないということだ。ワクチンが正式に承認されてから・・なんて考えているなら絶望的に遅い対応としか言えない。それなのに『オリンピックは計画通りに』なんて、全くバカげている。早く茶番から抜け出し、やるべきことを普通にできる国にならないものかと切に願う。

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