地球人
80億分の1人としての、たわいもない日常を記す
2025-03-31
新年度へ
今年度も今日で終わりだ。明日から新たな環境で新生活を始める人も多いだろう。我が家も来年度は長女に続いて次女もアメリカの大学に行く予定なので寂しくなるはずだ。娘たちが旅立ってゆくと一緒に過ごしていた時間が意外と短かったことを実感する。だって18や19歳で家を出てゆきそのまま独立して生活をすると一緒にいる時間は20年に満たないことになる。20年といえばいかにも長そうだが実際はあっという間だ。娘たちにはできるだけ早く親元を離れて生活をすることを勧めてはいるが、実際にこうやって一人また一人と家を出てゆくと単に寂しいという感情よりも何かこう身体の一部を失うかの様な喪失感をおぼえる。しかし娘たちが自分で決めた道を歩んで行こうとするならそれを全力でサポートしたい。寂しいことに変わりはないが成長する娘たちを見るのも頼もしいものだ。世界情勢的にも不安を感じる新年度となりそうだが、怪我や病気をせず過ごせるよう願いたい。
2025-03-30
内戦下の震災
徐々にだが地震の被害状況が明らかになりつつある。死者は1700人を超えさらに大幅に増えそうな状況だ。救助が一刻を争う状況にも関わらず軍事政権は空爆を続けている様だ。被災した人々を助けるのではなく爆弾を落とすとは信じられない行為だ。軍政が世界各国に対して支援の要請をしたが、それに対する西側諸国の対応が遅い様に感じていたのにはそういった原因があった様だ。軍政の言うままに支援に応じたとしてもそれらが被災者に渡らず軍政に横領される可能性が高く、またその支援を利用して民主派に圧力をかける恐れもある。日本政府もそのあたりの事情をよく分析してから支援に入るつもりなのだろう。しかしミャンマーの人々の苦しみを思うと暗澹たる気持ちになる。政府がしっかりしていれば直ちに救助に向かい助かる命もあっただろうに、各国が軍政の出方を警戒することで支援が遅れ、失われる命が増えてゆく。国を治めるということは国民を支配するということなのか?それは違うはずだ。未曾有の災害の中でも国民を助けることなく爆弾を落とす様な連中に国を治める資格は無い。
2025-03-29
被害拡大
やはり天変地異というものは国が乱れる時に起こるものなのだろうか。大地震の被害状況が徐々に明らかになるにつれ死者数がぐっと増えている。現状で千人を越す死者が確認されているというが、実際はもっと多いのではないだろうか。震源に近いマンダレーやその周辺は軍事政権と敵対している勢力が多いので政権側も被害状況を確認しようとはしないだろう。大きな災害が起こったときこそ国が一致団結して復興に当たらねばいけないというのに、今の状態ではますます国が荒廃してゆくだけではないだろうか。もしくは中国などに援助と引き換えに様々な権益を握られてしまうリスクもある。軍が政権を握る以前のミャンマーには勢いがあった。各国は我先にとミャンマーに対する投資を行い『最後のフロンティア』などと呼ばれもてはやされていた。それがどうだ、軍がクーデターによって権力を掌握したのちは民主化を求める勢力と内戦状態に陥り、民主派に対する苛烈な弾圧によって経済制裁が行われ上向いていた経済も低迷を続けている。そこへ今回の大地震だ。ミャンマーの国力では復興はままならず対外的な支援を求めるだろうが、西側諸国を中心に自国民に対して弾圧を続ける軍政を支援することは難しく、ここでもなりふり構わぬ中国の台頭を許すことになりそうだ。その中国の支援で建てたビルが今回多く倒壊したのではないだろうか。その意味をミャンマー国民はよく噛み締めてほしい。
2025-03-28
ミャンマー大震
ミャンマー中部でM7.7の大地震が起きた。激しい揺れは遠く中国雲南省やタイのバンコクでも観測され、バンコクでは建設中の高層ビルが倒壊するなどして多くの人が行方不明になっている様だ。あまり地震が起きないところなので耐震性も脆弱で、それが被害を大きくしたのではないかと思う。ミャンマーは軍政でしかも内戦中なので被害の詳細な状況はなかなか把握できず、救助も行き渡らない可能性が高い。こういう時に国が乱れているとほんと何もできないのでその悲惨さに拍車をかける。なぜよりによってこういう国で起こるのだろうか。その点自然は残酷だ。助けを求める人々に一刻も早く救助の手が届くことを祈らずにはいられない。
2025-03-27
無策無能
トランプが国外で作られた自動車やエンジンなどの部品に対して4月から25%の関税とかけると息巻いている。これは以前から言っていたことであり、それがハッタリでは無くいよいよ始まるのかといった感じだが、アメリカへの輸出割合の実に30%を占める部分に関税がかけられることになるので、日本は大きなダメージを受けることになる。じゃあ、この措置に対して日本はどう出るのか?石破は『あらゆる選択肢を排除しない』と言っているが、これも具体性に欠け、慌てて今からその対応策を練ろうというのが見え見えだ。自動車に対する関税に関しては経済産業大臣が 訪米して日本の除外を求めたが断られた経緯もあり、ただお願いに上がるだけの交渉とは無縁の幼稚な対応に唖然とさせられ、これじゃあトランプたちの思う壺だと絶望したものだ。トランプとしてみたら関税をかけるとの脅しでまずどう反応するのかを見極め、動きがなければ実際に関税をかけてしばらく様子見し、それでもなお動かなかったとしても我慢比べで国力差でアメリカよりも早く根を上げるだろうと読んでいるに違いない。とするなら日本はどう動けばいいか?というところの戦略をAプラン・Bプランという様に複数用意して対応するのが外交だろう。今の政府にはそういう戦略的なものを微塵も感じないのでこの国の将来に対して悲観的になる。まあこの危機的な状況下においても新人議員に10万円の商品券を配っている様な人間が治める国だもの、たかが知れているだろうさ。
2025-03-26
黄砂襲来
大陸から黄砂が襲来している。空は朝から薄茶色に霞み、終日黄砂の中に閉じ込められたいた様な感じだ。花粉も大量飛散している中で黄砂まで加わると、呼吸器系に問題を抱える人にはさぞかし辛いことだと思う。外に停めておいた車が降ってきた黄砂でうっすらと色づいているくらいだから、知らぬうちに相当量吸い込んでいるということだ。自分は幸いアレルギーは何も無いが、さすがに空が霞むくらい黄砂が舞っていると目がムズムズと違和感を感じる。明日以降は天気の崩れに伴い黄砂も収まってくれる様だ。降り積もった花粉や黄砂も雨が洗い流してくれるだろう。一旦リセットされた青空を背景に桜花を愛でたいものだ。
2025-03-25
開花宣言
我が県も今日桜の開花宣言が出された。ちょうど今朝仕事に行く前に堤防のソメイヨシノの様子を見に行くと、先日見た時よりも驚くほど蕾が膨らみ、ほんの少し桜色が顔を覗かせていた。ここまで来ると開花まですぐだろう。今日も日中日差したっぷりで非常に暖かく、現場事務所も窓を開け扇風機で空気を循環させていたほど。週末まで暖かい日が続く予報なので今週中には開花し、満開に迫ってゆくだろう。週末は寒気の流入で一旦気温が下がる様だが桜の開花具合によっては花見ができるかもしれない。山桜は8分咲きだしこれにソメイヨシノが加わればさぞや美しいことだろう。さあ、お楽しみの季節が間近だよ。
2025-03-24
春雷
寒気の南下に伴い天気が不安定となり、帰宅するとすぐに雨が降ってきた。雨風と共に雷が発生する様な荒れた天気となったが、山火事が延焼中の岡山や今治では雨が降ったのだろうか。雨雲レーダーで確認すると今治方面の雨雲は薄かったが、岡山辺りでは結構濃い雨雲がかかっていたのでそれなりの雨量があったのではないかと推測できる。ただ実際とレーダー解析では差があるのでニュースで確認するしかない。しかしなぜこうも山火事が発生するのだろう。アメリカやオーストラリアなどとは違い日本では自然発生的な山火事はほとんどないという。となると火事の原因は人為的なものということだ。大船渡で起きた大規模な山火事もはっきりと原因を特定できていないが人為的な失火が原因であることは間違いないだろう。極度に乾燥した気候や強風などの条件もあるだろうが、風の強い日は焚火をしないなどのごく基本的なことを守ってさえいれば防げた人災だ。これだけ山火事の被害について報道しているにも関わらずなぜ焚火による失火が絶えないのか。これはやはり『山火事は人ごと』という感覚でいるからだろう。あの火事を自分が起こしてしまうかもしれないと想像できる人であれば、乾燥した強風下で敢えて焚火をしようなどどは思わないはずだ。その想像力の欠如が取り返しのつかない被害を生んでしまっている。明治32年に制定された失火法によって、失火原因に重大な過失がなければ損害賠償の責任が無く、また失火元へ損害賠償請求もできないとなっており、自ら火災保険に加入して自己防衛するしかない。
いまだに何でもかんでも焼却処分をする人が高齢者を中心に多くいる。そういう連中に失火の危険性を訴えてもどれだけ響くだろうか。失火法の重過失に相当する内容を具体的に改正する必要を感じる。
2025-03-23
エドヒガン開花
今日も朝から日差したっぷりで気温はグングン上昇し20℃を超えてきた。外で作業していても汗ばむほどで、長袖のTシャツ1枚で十分な暖かさだった。この暖かさにつられて堤防に植えたエドヒガンも開花し、さくら色の可憐な花を風に揺らしていた。高知や熊本ではソメイヨシノの開花が発表されたというが、この辺りでは来週水曜日あたりに開花するだろうと予想されている。満開は4月初め頃らしいので、満開にかかる週末は何とか天気がもってくれればいいのだが。いやはやこの季節は毎年こうやって気を揉む日が続く。それがまたいいんだけどね。
2025-03-22
漆喰補修
今日、日中の気温は23℃を記録し暑いくらいだった。こんなに急激に気温が上がると、ホウレン草やブロッコリー・レタスなどの野菜が一気にトウ立ってしまうから困りものだ。そう慌てず徐々に暖かくなっていけばいいのだけど極端化しているのが近年の気候なので、なかなかうまく行かないのが現状だ。
気温が20℃を超えて暖かく風も無かったので、冬の強風で剥がれ落ちた離れの屋根瓦の漆喰の補修を行った。漆喰なんて触るのは初めてだったが、こんな感じかな・・という程度のいい加減な作業で、仕上がりも不格好だったがまあ良しとした。見た目は悪いが雨風が直接当たらなくするための目的はこれで果たせると思う。素人仕事なのでひょっとするとすぐに剥がれ落ちてしまうかもしれないが、まずは様子見かな。
2025-03-21
妻子京都へ
妻の従兄弟家族が来日し今日明日と京都に滞在するというので、妻と次女それに三女の3人で会いに行った。会いにと言ってもこちらも京都で2泊する予定らしく日曜に帰ってくるという。従兄弟家族も次女と同い年の一人娘が大学に合格し、9月から両親の元を離れて寮生活になるので合格祝いと家族水入らずの旅行を兼ねての来日だ。いつもはこちらがアメリカ滞在中にいろいろと助けてくれたり、長女がサンクスギビングに一人ぼっちとなってしまいそうな時も気にかけて招待してくれたりと借りばかり作っているので、せめて何かで答えたいとの思いで会いに行ったが果たしてどうなるか。自分も行けたらよかったのだが、年度末のこの時期に成果品納品も控えており、何より旅行する様な気分でもないので申し訳ないが妻に任せてある。まあ何よりニワトリや猫たちのお世話をせねばいけないからね。自分も出るとなるとオヤジ殿などにそれを頼まねばならないからちょっと心苦しいのだ。今晩は先斗町のレストランで待ち合わせをして夕食を共にする予定だがうまくいくかな。なんか家にいてもヤキモキするよ。
2025-03-20
愚かさ極まれり
トランプの愚かさは言うまでも無いが、我が国内においても政治家どもの愚かさにはほんと頭に来ている。特に石破君。あれだけ政治と金の問題で旧安倍派を中心に世間を騒がせ、国民からの支持を大きく落としている矢先に10万円分の商品券配布とは、全く緊張感が無い様だ。商品券のことが報道されれば国民の反発を招くことは容易に想像でき、ただでさえ低い内閣支持率がさらに低下して政権運営に大きな影響が出ることは明かだ。にも関わらず身内の人気取りのためにポケットマネーからとはいえ商品券を配ろうと判断したことは政治的な勘が鈍いことの現れだろう。トランプのとの会談は無難に乗り切って株を上げたところなのにこんなつまらないことで自分の株を暴落させるなんて、全く滑稽なことだ。こんな単純なことも分からない人間にこれ以上政権を任せていてもロクなことはないだろう。ここはさっさと首を刎ね次の誰かを迎えるべきじゃないのか。かと言って次の誰かもまともな人間がいそうもないし、ここは出来る限り早く政権交代して自民党支配を終わらせるべきだ。ただ、今の野党が政権を運営できるとは思えないのでその頼り無さも腹立たしいところだ。
2025-03-19
プーチンの手玉
プーチンとの電話会談でウクライナ戦争の停戦合意を『間近』とまで豪語していたトランプだが、そこはイカサマ師の本領を発揮して単なるハッタリで終わった様だ。実際プーチンと合意できたのは相互にエネルギー関連施設への攻撃を停止することだけで、これはほぼ成果無しと言っていい。このプーチンの対応を見て分かる通りトランプは完全に足元を見られている。トランプ政権にあるのは勢いだけで、冷静な状況分析とそれを踏まえた戦略が皆無だ。それはトランプの言動を見ていてもよく分かるだろう。一方のプーチンは百戦錬磨の老獪な独裁者だ、トランプごときを操るのは赤子の手を捻る様なものだろう。案の定全くの成果無しではトランプが怒りだすので最低限のエサを与え時間を稼ぐ手法を取っている。トランプはプーチンの思惑通りエサに食いつき停戦交渉は脈ありだとして今後も交渉を続けようとするだろう。プーチンにとっては停戦する必要など今の時点では無い。プーチンが欲しいのはウクライナを弱体化させるための時間だ。トランプらはプーチンの罠にまんまとハマり手先として利用されるだろう。当の本人たちが全くそれに気付いていないと言うよりむしろ協力しているくらいなので救いようが無いよね。
2025-03-18
あまりにも命が軽い
イスラエルがガザ地区に大規模な空爆を加えている。現時点で200人近くが死んだとの報道もある。これで事実上停戦が終わったことになるのだろうか。イスラエルの今回の攻撃は初めから予定されていたものだろう。停戦もトランプの圧力で渋々受け入れた過ぎないし、アメリカとハマスとの直接交渉でアメリカ国籍を持つ人質が解放されたこともあり、トランプにとってみれば『あとはどうなろうと知ったことか』ということなのだろう。停戦しても何のメリットもないイスラエルはさらに苛烈にガザを攻撃し、一人でも多くのパレスチナ人を殺そうとしているに違いない。人質を解放しないから攻撃しているというのはもはや単なる大義名分に過ぎず、パレスチナ人を殲滅してガザを手に入れることが真の目的だ。そしてその目的を裏から推しているのがトランプであることはいうまでもない。
しかし思い上がるイスラエルよ、盛者はいつか必ず衰える。衰えた時、手を差し伸べる者がいるだろうか。このツケを子孫に払わせるつもりなのか。
2025-03-17
まだまだ固そう
桜桃は気温上昇とともに開花し満開を迎えつつある。一方の桜はというとまだ蕾は固い状態で来週半ばの開花予報には間に合いそうもない。不思議なもので我が市の気象台にある桜の標準木も同じ品種のソメイヨシノだが、毎年あちらの方が咲くのが1週間近く早い。木が生えている環境の違いで桜の開花も前後するのだろうが、こちらは風当たりが強いところなのでそれが『差』の原因ではないかと考えている。我が家の桜の場合、まず山桜のエドヒガンが開花し、続いて淡墨桜が開花、そしてソメイヨシノと仙台枝垂れ桜がほぼ同時に咲くと言った具合だ。全て自分で植えたもので、もう10年くらいになるので満開になるととても美しく咲いてくれる。満開の桜を求めて普段は人通りの少ない堤防もこの時ばかりは花の写真を撮ったり、自撮りしたりと賑やかになる。もともとよそへ花見に行かなくても自宅で花見ができればと思い植え始めたのが始まりで、ソメイヨシノだけでは味気ないと品種を増やしていって今の状態となっている。年々桜の木が生長して大きくなってくるともう少し間隔を広くとっておいた方がよかったと思うものの今となっては後の祭り。なので枝と枝が喧嘩しているところは日当たりと風通しを考えて剪定するなどちゃんと手を加えている。今回も綺麗な花を咲かせて皆を楽しませてくれることを期待したい。
2025-03-16
運転練習
次女が来月運転免許を取得するための合宿に参加することにしたので、軽く運転の練習をすることにした。練習といっても次女が選択したのはMT教習なので、まずMT車とはどういったものなのかを知るための練習だ。そもそも今時MT教習を選択する女の子は稀なので、教習所にネットで申し込んだ時も先方から『本当にMTでいいんですか?』と、くどいくらいに確認があった。実際アメリカも日本もほとんどの車がAT車でありいまさらMT車を選択する必要はないのだが、将来的にヨーロッパに滞在する可能性があるためMT免許を取っておいた方がいいのでは、ということでMT教習を選択したわけだ。
そして我がロードスターで練習を開始したが、やはりクラッチミートは難しい様でエンストの繰り返し。『軽くアクセルを踏んでいいよ』と言ったら踏み加減が分からないので『ギューン!』とエンジンが唸りを上げるなど、なかなかスリリングだ。隣の空き地で車が少し動く程度の練習を繰り返したが、次女は相当緊張していたよ。そりゃ練習する車がロードスターでは難易度が高過ぎるのは間違いない。次女には教習所の車ならもっとマイルドなのでこれより難しくなることは無いと言っておいた。何事も初めては難しいものだ。長女も絶対無理と言っていたが無事に取ることができたのだから次女も大丈夫だよ。
2025-03-15
枝垂れ紅梅植えた
昨日お袋様がやって来て、梅の花を見て来たんだけど綺麗だったからそこで売っていた枝垂れ紅梅の苗を買って来た、と言って我が家に置いていった。枝垂れ紅梅をもらえるのは嬉しいが、問題はどこに植えるかだ。庭も畑も木を植えれるスペースは無く、むしろもっと減らした方がいいくらいだ。梅の木もまあまあ大きくなるし、虫の付きやすい木なのでそういったことも考慮して植える場所を考えねばならない。ちょうど花梨の木を伐採しようか迷っていたところだったので、めちゃくちゃ大変だったが親父殿と協力して一本一本根を切りなんとか抜根して、そこに枝垂れ紅梅を植え付けた。花梨をどうしようか迷っていたのは、花梨の木が結構大きくなっていたことと、幹をカミキリムシが食害していたこと、それに花梨酒が作れて良いと思い植えたが、実際に花梨酒を作ってもぜんぜん飲まないので他の木に植え替えた方がいいのではと考えていたからだ。枝垂れ紅梅にも実がなるらしいが果肉が薄く梅干しには適さないらしい。でも梅酒や梅ジュースは作れるそうなので、花以外も楽しめそうだよ。
2025-03-14
ロシア動かず
ウクライナ・ロシア戦争の停戦案を案の定プーチンが拒否した。拒否したと言っても強く拒否したわけではなく、これではまだ足りないというニュアンスを残しての拒否だ。この辺りが本当にうまい。ただ単に突っぱねるだけならトランプの反感を買うことは分かっている、なのでディールの余地があることを匂わせての拒否だ。こうすることでトランプ側は脈があるものと思ってウクライナに対してさらなる譲歩を求めるかもしれない。例え有利な条件を引き出せなかったとしても時間稼ぎをすることができるのは大きい。ウクライナはトランプ政権の嫌がらせで武器の援助が滞っており、重要情報の提供も止められていた。ロシアはそこに付け込んで猛攻を仕掛け、ウクライナに占領されていた州の大部分の奪還に成功している。ロシアにとってみればこのまま曖昧な態度を続け時間稼ぎをしつつ、猛攻をし続けた方が交渉には何かと有利になる。要するに停戦を急ぐ理由などロシア側にはないということだ。むしろアメリカとウクライナが対立している今こそが絶好のチャンスで、ひょっとすると勢いに乗って首都キーウの陥落を狙っているかもしれない。もしそうしたら当然トランプは激怒するだろうが、激怒したところでロシアに対して何もできないことはプーチンはよく分かっている。結局馬鹿を見るのはウクライナで、それを理解しているから前回の首脳会談でゼレンスキーがはっきりと物申したのだろう。実際は『お前達以上にプーチンは賢く手強い』と言いたかったに違いないがね。
2025-03-13
梅開花
堤防南斜面に植えた梅が花を咲かせている。例年なら2月中に咲いているので今年はずいぶん遅いことがわかる。これは水仙にも言えることで、ちょうど今が花盛り。ツクシと一緒に咲いているなんて不思議な感じがする。花がそれだけ遅れているのはやはり寒さが厳しかったせいだろう。特に2月は強烈な寒気が居座り寒い日が続いたからね。それから一転急に気温が上がったりまた下がったりを繰り返している。今日もずいぶん暖かくなるようなことを言っていたが、午後からは北西風が強く吹き、体感的にはそれほど暖かくは感じなかった。桜の開花予報も今月25日あたりとなっているが、あと10日程度で咲くとは思えない。よほど暖かくなれば可能性があるものの来週は再び寒気が下りてくるようなので、やはりもう少し先になるんじゃないかな。そう慌てて咲く必要はないよ。
2025-03-12
何ひとつ良いニュースがない
トランプ就任以降のアメリカについては何ひとついいことがない。株価は下がる一方だし、物価は相変わらず上がり続けている。国民の生活が厳しくなる中で権力を握ったイーロン・マスクがやりたい放題をしている。まるで今まであったものは全て悪だと言わんばかりに廃止したり停止したりして世界に大きな悪影響を与えている。こういう様子を見ているとまるでかつて中国で起きた文化大革命を見ているようだ。これも明かにダメな政策を次から次へと繰り出し、それに反対できない連中らが忠実に実行したことで中国は文化的にも経済的にも取り返しがつかないほどの大ダメージを受けた。 文化大革命を引き起こした毛沢東と違いトランプの任期は4年しかないこと、中間選挙で破れれば実質権力を失い好き勝手が通らないなどのブレーキは存在するが、やりたい放題の限りを尽くしている状態が続けばさすがのアメリカも耐えられないかもしれない。トランプ政権の連中らは基本金持ちばかりなのでアメリカが傾こうと生活に困ることはないが、国民は違う。彼らは国民を犠牲にすることを厭わずゲームを楽しんでいる。その暴君を選んだのが国民なんだから闇が深い。こうなることは分かっていた。なのになぜトランプを選んだのか。国民一人ひとりの思考能力が衰えると国そのものが衰退するいい例となるだろう。
2025-03-11
震災14年
東日本大震災から14年を迎えた。この地震以来熊本や能登など各地で大地震が発生し大きな被害が出ている。南海トラフ巨大地震がいつ起きてもおかしくはないという状況下でもあり、まったく気を緩めることはできないはずだが、普段はそんなことを忘れて生活している。しかし今日はあの震災に思いを馳せ、もしいま巨大地震が発生したらどうすべきかを改めて考えさせられている。食料の備蓄はある程度しているし、井戸のポンプを動かす発電機用のガソリンも常に用意してある。こうやっていざという時のための備えは万全でないにしても用意してあるが、実際にいざという時が訪れた時にそれらを機能的に使えるか自信は無い。地震に対する備えをすることは最も大切なことではあるが、備えをすることで安心してしまってはいないかと自問する。備えがあってもそれを使えなければ意味はない。今日の慰霊日をそういったことを見直す機会とすることで、亡くなられた多くの犠牲者への弔いとしたい。
2025-03-10
詐欺電話
夕方、母親から詐欺電話が掛かって来たとの連絡があった。何でも同市内のケーズデンキの店員を名乗る者から『〇〇さんの水色の銀行カードで30万円のテレビを購入したいという女性が来店されたが、不審な点があったのでお尋ねしたら「母に頼まれて・・」と言い、名前を聞いても答えられないので、カードを紛失されていないか確認の電話をしました』とのこと。それについて母親が『カードを紛失していないし、娘にも貸していないしテレビを買うことを頼んでもいないから警察に連絡してください』と言って電話を切ると、しばらくして警察を名乗る者から『〇〇署の何々です。最近カードの情報を抜き取るスキミング被害が増加しているのでその被害を防ぐためにもカードを止め、暗証番号を変えた方がいいでしょう。明日女性警察官と共に二人で詳しくお聞きしに伺います』といった内容の電話が掛かって来たそうな。その電話を切ったすぐ後に110番したら近くの交番から男女の本物のおまわりさんが来て事情を聞いて行ったらしい。
今回は事無きを得たが、不安を煽るやり方が巧妙化していると感じた。さらに手の込んだやり方になってくると詐欺と見破るのが困難になってくるかも。まったく油断ならないね。
2025-03-09
種蒔き2回目
終日風が強かったものの朝からよく晴れて暖かさを感じる日和だった。今日も昨日に引き続き一つひとつ外作業を片付けてゆく。今日は夏野菜の種蒔きを中心に行い、キュウリや三尺ささげなど高気温を好むもの以外はひと通り蒔き終わった。種を蒔き終えた育苗ポットには上からビニールをかけ簡易的な保温措置をしておいた。今後順調に気温が上昇してゆけば問題なく発芽すると思うが、再び厳しい冷え込みに当てられると発芽不良や生育不良に繋がる恐れがあるので、保温対策だけはしっかりしておくつもりだ。去年は猛暑になる前からなぜか苗の生育が悪く、ナスやピーマンなどは3回も蒔き直した経緯があるので今年はすんなり行ってもらいたいと願っている。その後ナスは何とか回復したが、ピーマンは結局最後まで出だしの遅れを引き摺って例年とは比べ物にならないほど収量を減らした経緯がある。この冬の野菜と同じく生育不良の明確な原因は特定されずなぜダメだったのかが分からないままなので不安が残るものの、結局はお天道様次第なので上手くいくように祈るしかない。まさに神頼みだよ。
2025-03-08
葛一掃
この週末は珍しく何の行事も予定されていない。いつもは土曜に来るオヤジ殿も『今日は寒いから』ということで明日来ることになり、それならばとずっと気になっていたことを片付ける作戦を実行した。その一つが堤防南斜面にお隣さんが植えたユキヤナギの剪定だ。これを植えたお隣のおばさんは一昨年亡くなり娘さん夫婦が跡を継いでいるが、庭木のことには全く興味がないようでおばさんが植えた木々が放置されひどい状態になっている。そこで先日の自治会に旦那さんが参加していたので、状況を話し剪定する許可を得た。ユキヤナギは毎年白い可憐な花を咲かせて愛らしいが、その大きな株の根本付近に葛が根を生やし、ユキヤナギに覆いかぶさるように蔓をはびこらせて見苦しいものになっていた。しかもその葛を起点として周辺にも蔓を伸ばしあちこちに根を生やし始めたので、これ以上葛が広がるのを防ぐためまずユキヤナギの大株を剪定した後で葛をツルハシで根ごと掘り起こして駆除し、続いて周辺に根を張った葛も一掃する作業を行った。ユキヤナギはかなりの大きさに生長していたので剪定と枝の処分には苦労した。葛の根の掘り起こしもかなりの重労働なので疲れたが、ここまでやっておけば草刈りの時に葛の蔓が草刈機に絡む様なことが無くなり作業効率も上がるだろう。何よりユキヤナギが葛に覆われなくなるので景観的にも改善されると思うよ。
2025-03-07
慰労会
長年現場作業を共にしてきた作業員さん達の慰労会を行った。今回は5年ほど続いてきた現場作業が一旦区切りを迎えたことに合わせて催したもので、今のチームは一時的に解散することになる。人によっては就職先を探したり、これきりで引退を考えていたりと様々だが、またみんなが集まれるところで作業する機会があれば是非ともお願いしたいと考えている。もう70以上の高齢の人が多いので引退するという話も無理もないと思うが、何年も一緒に作業しているので皆さんが家でじっとしてなどいられない人達ばかりということはよく知っている。おそらくテレビの番にうんざりして再び外に出ようとするんじゃないかな。なのでそう遠くないうちにまた一緒に作業することができると願っている。長い人では20年以上の付き合いだからね。しばらく会わなくなるのが不思議なくらい。でも実際すぐに会えると思っているよ。ではその時まで。
2025-03-06
人間ドック
今日は年に一度の人間ドックの日。今回も胃カメラを呑むことにしたのでそう楽しいものではない。毎度行う血圧測定もここでやると異常なほど高い数値が出る。それは測定機械が待合室に設置されているため、そこにいる人の目の前でやらなくてはいけないことで知らず知らずのうちに緊張し、血圧が上がるから緊張してはいけないと思うと余計緊張してさらに血圧が上がるという悪循環に陥ってしまう。今回なんて最高血圧は180を超えたからね。いくら何でもそれは高過ぎるて。あと視力測定も結構悪い数値しか出ず、この原因は大体毎年今頃になると現場作業の成果品作成のために一日中PC画面と睨めっこしており、仮性近視になってしまっていることが多い。なので悪い数値が出てもおかしくはないがさすがに0.2はないだろう。血圧も視力も一通り健診が終わった後でもう一度測定したら良くはないがそこまで悪くない数値が出たので、それを採用しておいた。胃カメラについては胃の中に二つほどポリープがあったが、これはずっとそのままあるもので医師いわく良性のものなので気にしなくていいそうな。その他健診当日に指摘される様な点はなかったので、あとは血液検査などの結果を待つだけだ。今回風疹の抗体検査も受けたので、抗体のレベルが下がっている様ならもう一度打たねばならない。こればどうなるか分からないね。赤十字の健診は厳しい方らしいので精密検査の依頼がおそらく来るんだろな・・
2025-03-05
アメリカン・ドリーム
トランプが施政方針演説を行い『アメリカン・ドリームは止められない』と拍手喝采を浴びた。大統領就任から43日が経過し、自身が矢継ぎ早に発した大統領令などに対しての実績を誇って見せたが、それらいずれも実績を検証するには時期早尚で現時点ではただアクションを起こしたという程度に過ぎない。確かにここまでのトランプには勢いがある。毎日何らかのアクションを起こしており、一見すると働いている様に見える。しかしこれは次から次へと数的攻勢を仕掛けることで、その一つ一つに対する批判をかわそうとする意図も感じ取れる。またこれは早く成果を出さねばという焦りの現れでもあるだろう。支持率も一期目とは異なり高くはなく、むしろ最近では不支持率の方が上回っているという調査結果もある。ただでさえアメリカ国民は物価高に苦しんでいる。対外的に強い態度で出るトランプは頼もしく見えるかもしれないが、友好国・非友好国問わずに関税をかけるやり方がどういう結果を生むのかでトランプの命運が決まってくるだろう。大金持ち揃いのトランプ政権の連中にとってみれば物価高など屁でもないだろうが、関税や物価高の影響をもろに受けるトランプ支持者などは『こんなはずではなかった』と後悔するだろう。って、こうなることは初めっから分かっていたことだけど・・
トランプが言っていたことはまるで夢の様な話だった、というオチで終わるんじゃないかな。
2025-03-04
よくもまあ毎日毎日
朝起きてニュースを見ると毎日のようにトランプがしでかしたロクでもないことが並んでいる。よくもまあこれだけ次から次へと繰り出せるものだと呆れ果てる。そしてその繰り出すほぼ全てのものが悪いものばかりという救い様の無さ。これでは国が混乱するばかりだし、世界も混乱する。ゼレンスキーとの会談が物別れに終わると援助停止の命令を出すなど、そうすると分かっていたことだが人々が心配していた以上に悪いことをするのでこいつの存在は害でしかない。こいつはダメだという人間をのさばらさておいた結果がヒトラーなので、トランプにもさっさと退場してもらわないと困る。基本的にトランプは自分が金儲けできればそれでいいという考えだ。アメリカファーストなどと喧伝しているが、とどのつまりは自分ファーストだ。老い先短いジジイが国を、世界を大混乱に陥れ高笑いをしている。それを取り巻く者どももイエスマンばかりのロクでもない者ばかりが集まり国を蝕んでゆく。国民ひとり一人がよく考えて行動しないとこんなペテン師が権力を握りやりたいようにやる悪夢が現出する。
今アメリカで起きていることは世界のどこででも起こり得ることだ。無知なままではこういう奴らにいい様に利用されるだけだろう。政治家を監視する責任は国民にあるということを改めて心に刻んでおかねばならない。
2025-03-03
スナップエンドウも準備万端
ジャガイモの植え付けに続き、スナップエンドウの植え付けと蔓を這わせるためのネット設置も完了し、あとは生長を待つだけとなった。今回スナップエンドウは3箇所に分けて全部で35本を植え付けた。苗の数としては例年より若干少なめだが、順調にエンドウが採れ出すと結構な収量になるのでこれくらいあれば十分過ぎるほどだ。今日は久しぶりに本格的な雨が降ったので恵みの雨となったと思う。明日以降再び冷え込む予報で不安定な天気が続くが、一歩一歩春に近付きつつある。スナップエンドウは妻の好物でもあり、本人がこの季節をいちばん楽しみにしているのでその期待を裏切らないことを祈りたい。
2025-03-02
ジャガイモ植えた
例年なら2月末の連休くらいにはジャガイモの植え付けをするのだが、今期は寒さが厳しくその週末も雪が降ったので見合わせていた。ところがわずか1週間で急激に気温が上がり、昨日などは20℃に達するなど気温の上下が激しくなっている。今後は気温の上下を繰り返しながら徐々に春めいていくのだろう。そうなるとジャガイモの植え付けもそう待ってはいられない。ジャガイモを植え付ける場所は前もって耕しておいたので、あとは溝を切って種芋を並べ土を被せるだけだ。今回はレッドムーン・ピルカ・とうや・十勝こがねをそれぞれ1kgずつ購入し、20個ずつ3列に分けて植え付けた。ほぼ前回と同じ内容なのであとは今後の天候によって収量が左右されると思う。去年は猛暑の影響を強く受けて冬野菜も生長不良に陥ったので、今年はいいスタートが切れるよう願いたい。
2025-03-01
次女高校卒業
今日は次女の卒業式。季節外れの暖かさに包まれ、天気も快晴でとても気持ちの良い卒業式を迎えることができた。卒業式自体は旧態然としたつまらないものだったが、2年生の送辞に対する野球部主将中津君の答辞は素晴らしく、この卒業式の中でいちばんの輝きを放っていた。卒業式後は各クラスに分かれて最後のホームルームだが、ひときわ仲のいいクラスだけあって最後までとても良い雰囲気だったのが印象的だった。そのまま次女は友達とカラオケに繰り出し、存分に遊んできた様だ。すでに進路が決まった子、まだ結果待ちの子など、置かれた状況は様々だがそれぞれが確実に一歩を踏み出すことになる。次女もまだ結果が出揃っていないのでもうしばらく待たされるが、いくつか受かった中で本人なりにどこに行こうか考えている様だ。いずれにしても渡米が前提なので周りの環境が大きく変わることになる。今日の卒業式はそのための第一歩かな。いろいろあった高校3年間もあっという間だった。この3年で次女は大きく成長したと思う。それが何よりも嬉しく、頼もしい。
卒業、おめでとう。