新ニューヨーク市長に当選したマムダニ氏の手腕に全世界が注目している。彼は貧困対策の財源として富裕層に対する増税を検討しているが、これに対してニューヨークに多くの資産を持つトランプは激しく反発している。富裕層への課税については様々な意見があるが、そもそもアメリカの富裕層、特にビリオネアと言われる連中は今のレートで言えば1500億円を超える資産を持ち、ニューヨークには60人いるという。資産1億5千万超えるミリオネアは35万人もいると言うので、マムダニ氏が 富裕層に課税してそれで得た税金を貧困対策に当てるという方法は至極妥当に感じるが、あとは課税される側がどういう反応を示すかと言うことだろう。もちろん課税を喜ぶ人はいないだろうが、生活困窮者に対する富の分配がどう為されてゆくのかに興味がある。もしマムダニ氏がこの難しい課題をうまくやり遂げれば、貧困層を多く抱える大都市を中心に計り知れぬ影響を及ぼすだろう。民主社会主義の挑戦は始まったばかり。それがもたらす結果を注視したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿