2023-02-12

この機会にやめたがいいよ


 午後、自治会長さんが『体育委員を引き受けてくれないか』と相談しに来た。体育委員は2年の任期で各自治体対抗のソフトボール大会やソフティバレーボール大会、秋の市民運動会の運営や寄付金集めなどを行うのが主な仕事で、ソフトボールやソフティバレーボールに関しては大会に向けての練習もある。こういった行事が盛んだった頃はいざ知らず、今のご時世ではやりたいという人はかなり少なくなって来ている。なのでソフトボールにしろソフティーバレーにしろメンバーを集めるのが大変で、子供会の役員を強制的に参加させるなどして何とか大会に出るための頭数を揃えているのが実情だ。そんなある意味罰ゲーム的な役を自分に振って来たということはやはり誰も引き受け手がなくて仕方なく相談に来たというのが本音だろう。会長さん曰く『用事がある時は休んでもらっても構わない』とおっしゃるが、それではとりあえず体育委員を確保したという事実が欲しいだけのようにも聞こえる。この体育委員に関して自分は昔からその必要性も含めて意見を持っているので、『これだけなり手が無く、多くの人から避けられている体育委員及びそれに関するソフトボールやソフティバレーはこの際止めるということも考えた方がいい』と進言しておいた。各家庭の状況も何十年前とは全く変わって来ているのにこういった行事だけが『昔からやっとるから』という理由だけで強制的に続けられることには反対だ。やりたいという多くの人がいてやるのなら何ら文句はないが、やりたくない人を強制動員してまでもやる意味はない。なので自治会長さんには我が町内では体育委員をやりたい人は無く欠員となる、と他の町内に宣言してはどうかとも言っておいた。我が町内がメンバー不足からソフトボールやソフティバレーに参加できないことになっても、それは時代の流れなので仕方がないと思っている。生活スタイルや環境の変化に合わせて変化していかないと残るものも残せなくなる、自分はそう考えている。

 

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