広島はうだるような暑さの中、81回目の原爆の日を迎えた。世界情勢を見れば核放棄へ関心は薄れ、むしろ核武装必要論の方が力を増してきている。これはロシアによるウクライナ侵略やアメリカによるベネズエラやイランに対する奇襲攻撃など、強大な軍事力を背景とした超大国による侵略行為が国際法違反ながらも罷り通ってしまう現実を見て、『もし核を持っていたらこうした侵略行為は受けなかっただろう』という確信を持った国が相当数あるように感じる。おそらく資金や技術があれば躊躇なく核武装を目指そうとする国は今後も増え続けるはずで、核廃絶や核不拡散は岐路に立たされている。核を持つ一部の国が武力による支配を強めようとするなら、持たぬ国がそれを持とうとするのは自然のことだ。しかしそれでは世界に核が溢れ、いつか再び核が使用される日が来てしまうのではないか。プーチンやトランプそれにネタニヤフらが起こしたこの悪い流れを断ち切り、核の保有はコストに見合わないと思わせるような世界になればいいんだけどな。とてもシンプルなことなのになぜそれが出来ないのだろう。それほどまでに人間は愚かだということなのかもね。
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