最近のトレンドは停戦中の攻撃のようだ。停戦とは戦争行為を行わないことと理解しているが、イスラエルにしろアメリカにしろ『自衛的攻撃』という意味不明な理屈を振りかざして平然と攻撃している。もはやこれは停戦破りに他ならないが、この両国は自分たちは攻撃するのは構わないが相手が反撃してきたら倍返しにするという傍若無人ぶりだ。今回もトランプが停戦交渉の遅れから痺れを切らしイランを恫喝する目的で攻撃した様だが、それに対してイランはホルムズ海峡の完全封鎖を宣言し、中東各国にある米軍基地をターゲットに反撃を行うなど再び戦闘がエスカレーションし始めている。初めからそうだがこの戦争の主導権はイランにある。イランに対していくら攻撃を仕掛けようがイラン政府が転覆しない限りアメリカに勝利はない。最低限アメリカにできることはイラン政府と休戦協定を結び、ホルムズ海峡の自由航行を認めることくらいしかない。 それはトランプがイランに対して攻撃を仕掛けた前の状態であり、この戦争でアメリカが得たものといえば物価の上昇と高価な兵器の損耗の多さだろう。つまり米国民としては得たものは無く、この戦争の影響で更なる物価上昇が発生し国民は苦しんでいる。この状態が長く続けば続くほど11月の中間選挙に大きな影響を与えるだろう。だからこそイランは待つことができるのだ。
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