2026-09-20
手も足も出ず
イラン革命防衛隊の影響下にあるイエメンの武装民兵組織フーシ派によるサウジアラビアに対する攻勢が激しさを増している。サウジの首都リヤドにある国際空港の燃料タンクが攻撃を受け大きな黒煙を上げている様子が世界に配信されているし、先日は石油パイプラインが攻撃を受けて輸送停止に追い込まれるなど大きな影響を受けている。サウジもイエメン暫定政府軍と協力してフーシ派の拠点を空爆するなどしているが、戦闘機を撃墜されるなど一進一退の攻防が繰り返されている。これは明らかにイランによるアメリカに対する牽制で、ホルムズ海峡とバーデル・マンデブ海峡を封鎖して原油価格を高騰させ、アメリカ国内のガソリン価格を高止まりさせることでアメリカ国民の不満を高め、11月の中間選挙でトランプ政権の力を削ごうという狙いだ。 これに対してトランプは口先では相変わらず脅しをかけるなどして騒ぎ立てているが、実質では手も足もでない状況に置かれている。イランを攻撃したくとも弾薬が足りず、攻撃できたとしてもその効力に疑問が残るなど手詰まり感が強い。フーシ派の攻勢に対してサウジからは支援の要請も来ているらしいがそれに応えることも出来ていない。ただ今回フーシ派の攻撃が首都にまで及んだことでさすがにアメリカが動くかもしれないが、それも牽制する程度で終わるんじゃないだろうか。ここでフーシ派を大々的に叩いても弾薬を浪費するだけでそれこそイランの思う壺だろう。カードをイランが握っている限りアメリカは有効な手を打てないでただ時間が流れてゆくだけだ。まったくもって愚かな戦争を始めたもんだよ。
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