2019-04-30

平成最後の日























『平成最後の日』となった今日、特段いつもと変わらぬ日常を過ごし、これといった感慨も無く明日の令和を迎えることになりそうだ。平成の総括をする番組が盛んに作られ、訳の分からぬ連中がやいのやいのと騒ぎ立てているが、平成の評価がされるのは令和が始まり平成という社会的概念がある程度形作られてからではないのかと個人的には考えている。
『象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。』という天皇陛下の最後のお言葉を聞くにつけ、平成が戦争の無い平和な時代であったことに感謝し、続く令和もそうであるように願わずにはいられない。
ただ座しているだけの象徴では無く、積極的に動き語る象徴としての陛下と皇后の姿は多くの国民の心に残ることだろう。それこそが陛下の求められた象徴としての姿だったのかも知れない。

2019-04-29

多言語環境の心地良さ























今日は妻の友人(スウェーデン人)の誘いを受け、お宅を訪問し楽しいひと時を送ることができた。その友人の旦那さんは日本人で子供は三人娘で我が娘たちとほぼ同年齢ときているから、家族構成がとても似ていてお互い通じるものがある。
奥さんは娘たちとスウェーデン語で話し、旦那さんと奥さんは英語で会話し、旦那さんは娘たちと英語で話すという環境。その三人娘は市内の公立小学校に通っているので日本語もまったく問題ない。 そんな多言語ファミリーに我が家族とアメリカ人のマイクが加わったので、食事の際は3言語が飛び交うとても面白い状況で、やはり定期的にこういった環境に身を置かないと勘が鈍ってダメだなと感じたね。
言葉そのものを理解していなくても、相手が何を言わんとしているのか?という洞察力や、理解してあげようと姿勢はこういう場で育まれるものだろう。だからこれからもこういう機会を大切にしていきたいと考えている。

2019-04-28

穏やかなる休日























『さあ、今日は何をしようか?』
そんな休日は滅多にない。ほとんどの場合すでに何をやらねばならぬか予定が入っておりその予定をこなすのが大前提で、残りの時間をいかに有効に使うかが勝負となってくる。
今日は家族の誰も行事的な予定は無く、1日フリーの状態というわけだ。フリーといってもやらねばならぬことは山ほどあり、ただそれらは融通がきく外作業なので何か他の予定ができればそちらを優先させるというわけだ。
昨日と違って今日は風もなく、日が差せば気温も上がり暑いほどに。そんな中自分はひたすら草をむしり、畑を耕し、娘たちのバレーボールの練習に付き合ったりと、ホームセンターに行った以外はほとんど外で作業して実に健康的な1日を送ることができた。明日以降天気は下り坂なので、実際にやるべきことをもう一度よく考えて予定を組まんとね。

2019-04-27

おお寒い!























今、久しぶりにエアコンを入れている。
日が暮れてから急激に気温が下がってきて、肌寒さを感じ始めたため着込んだが、それでもまだ寒かったのでエアコン投入だ。12℃くらいまで下がっていたので寒いわけだね。
今日は朝から北西風が強く吹きつけ、午後になるとさらに風は強まり大荒れの天気に。
あまりの風の強さにせっかく生長したエンドウも倒れそうだったので、ロープで支柱にからげて補強を余儀なくされた。遠く山の方へ目をやると黒い雪雲が風に押されてどんどん流れてきており、白いカーテンのように雪を降らせているようだ。
エアコンつけてしばらく経つけど部屋が全然温まって来ないので雨戸も閉めて完全真冬仕様と同じにした。このところシャワーだけだったものを今日は湯を張り、身体を温める入浴剤までいれておいた。明日も晴れるようだが、風がここまで強いとあっという間に体温を奪われ外で何かするには厳しいと思う。気温は低くても何とか風がおさまってくれるといいんだけどね・・

2019-04-26

家庭訪問























今日は小学校の家庭訪問の日。
ということで朝から妻はすこぶる不機嫌で、皆に当たり散らし、まったくもって困った状況だ。なんでそんなに不機嫌かというと小学校の先生は家庭訪問の際、家に上がるため家の中を片付けなければならないためだ。なぜ家に上がるかと言えば、家の中の様子を伺うことでその子の環境を推し量り、虐待などの問題がないかを確認するためだろうと自分は考えているが、本当のところは分からない。
周辺の学校では家庭訪問をやめたところもあるため、家庭訪問を迷惑この上ないものと考えている妻にとってはまだ続けている我が小学校の対応が我慢ならぬらしい。
そして家庭訪問はどうだったか聞くと、まだ新人の若い女性の先生なので雑談程度のことを話したくらいで特段どうこういうことはなかったらしい。三女も学校で問題を起こすことなくちゃんと他の子を手伝ったりしているそうなので、それは良かったと思う。

2019-04-25

失踪猫帰宅























昨夜8時半頃、土砂降りの雨の中、失踪していた猫が戻ってきた。
それは突然の出来事だった。
次女と会話中、ふと外を見た彼女が『バニーだ!』と叫び窓の方に走ってゆくじゃないか。確かに外には猫の目が光っているが、バニーかどうかはっきりしない。失踪後に何度か餌を出して置いたが、寄ってくるのは違う野良猫ばかりだったので、今回も違うんじゃない?と思ったが、次女は迷うことなく外に飛び出してその猫を捕まえた。逃げ出したバニーだったよ。
次女のお手柄に皆浮き立ったが、当のバニーも興奮した様子ですり寄ってきた。お腹も空いているようで盛んに鳴いてご飯をねだり、安心した様子にも見えた。
戻ってきた後の様子を観察するに、逃げ出したというよりは何らかの原因で戻れなくなり、やっとこさ戻ることができたという感じ。
餌を出して置いたら他の野良猫が寄ってきたことに象徴されるように、バニーは自分のテリトリーを持っていないようだ。おそらくは外で遊んでいるうちに他の猫に追い回され、自分の家に戻れなくなったのだろう。そんなときちょうど土砂降りの雨が降り、他の猫が出歩かないスキをついて戻ってきたと想像するが、そうハズレてもないと思う。
我が家の猫どもはオスだが身体が小さく臆病をきたもんだから、今回のようなことが起きてしまったのだろう。今後外に出すときは注意が必要だな。GPSタグの装着も考慮せねばね。


2019-04-24

春の雨に蛙鳴く























雨脚は午後遅くになって強まり、今は本降りとなっている。
レーダーを見ても夜通して降るようで、かなり雨量となりそうだ。
この暖かな春の雨に洗われて、木々の新緑が映え、とても美しい。
この春の天候は雨が降り、その後よく晴れるの繰り返しだから植物の生長も盛んで、カラスノエンドウなどは膝の高さを超えて繁茂している。これらの雑草を朝刈り取って、かなりの量をニワトリに与えているが、大食漢のニワトリ達でさえ食べきれないほど雑草はじゃんじゃん生えてくる。いよいよGW休みには今シーズン最初の草刈機登場になりそうだ。
堤防に植えた桜にはすでに大量の毛虫が発生していたし、庭の片隅からは蛙達の鳴き声も聞こえてくる。
これからは外作業が格段に増えるが、それでもよい季節の到来は嬉しいものだ。

2019-04-23

10年に一度のことだが・・























自分(10年)と長女(5年)のパスポートの期限が迫って来たので、更新するため旅券センターに行ったが、相変わらず申請窓口のお姉様方は写真について口うるさく、まったくもってうんざりさせられる。写真のチェックはサイズから始まるが、毎度フォトショで完璧に仕上げてゆくので付け入るスキはないが、定規を使ってきっちり測るあたり病的でもある。長女の写真は僅かに微笑んでいる写真だったが、それを見て『無表情の写真ではないので機械に通るか分かりません』と来た。ここでカチン!と来たがいい子して聞き流すと、今度はルーペを取り出して写真をまじまじと調べ、『耳の後ろに少し影が映っているので、再撮をお願いするかもしれません』と言うじゃないか。さすがにこれを聞いた時はズガン!と頭に血が上ったが、その様子を隣にいた長女は気づいたようで、目で抑えるように訴えている。怒鳴りたいのをぐっとこらえて殺気全開で睨みつけ、『その写真を通して下さい。って言うか通せよ!』とだけ言いつけてしばらく待っていると、何のことはなく申請は終わった。
10年に一度のこととはいえ、毎度嫌な気にさせられる。先日申請に行ったアメリカ領事館の対応と真逆で、官僚主義の悪弊をこんな末端でも感じることができる。アメリカなんて歯を見せてニッと笑った写真でも全然大丈夫だし、申請するときも写真のサイズなんか計りもしない。本人の写真かどうかをちらっと見てそれでおしまいだ。
そもそも機械にケラレなければ良いわけで、どうでもいい細々したことにいちいちケチつける融通の効かないやり方はいかにも日本的でまったく受け入れがたい。
もっと多くの日本人がはっきりと物申すようにならなければ、大げさではなくこの国の未来は無いと思う。

2019-04-22

今日も暑かった!























なんとまあ、まだ4月というのに28℃だよ。
今日は終日外で作業していたのでよく焼けました。露出していた手の甲は半分だけ黒くなり、ヘルメットをかぶっている顔は額に日焼けの線ができてしまっている。ま、これは毎年恒例のことなんだけど、28℃となると乾燥しているとはいえ日差しも強く、慣れていない身体には厳しいものだ。当然汗もそれなりに流すのでかなり喉が乾く。今日だけで1.5Lは飲んだな。ちゃんと水分補給しないとたちまち熱中症になりそうだ。
明日は気圧の谷の通過に伴い25℃程度というから少しはマシかな。
陽を浴びすぎて目がチカチカするよ。

2019-04-21

初夏の陽気























今日も朝から晴れて気温もぐんぐん上昇し、ヤッケを着ての畑仕事は暑くてたまらずTシャツに麦わら帽子をかぶっての作業となった。明日はさらに気温が上昇し27℃ほどになるというから、押し入れにしまってあった夏用の作業着を出しておいたよ。
今日作業していた時もそうだったが、まだ身体が全然暑さに慣れていないので汗のかき方も変だし、体温上昇後の熱の逃がし方もスムースじゃないと感じたね。そんなんだから油断するとこんな季節でも熱中症になる可能性が十分あると思う。
先日行われた次女の宿泊研修ではインフルエンザを発症し早退した子が出たというから、一体どうなっているんやろ。これだけ気温の変化が大きいと身体がついてこず、そういった病気などに罹患しやすい状態に陥るんやろね。GW前だし要注意だな。

2019-04-20

思わず熟睡























さっき思いっきり熟睡していたところを次女に起こされ、まだ頭がボーッとしている。と言うのも今晩妻は名古屋であった集まりに出席していてまだ帰宅しておらず、いつものように三女が寝る時に本を読み、寝付くまで一緒にいる役目を代わりにしたのだが、おそらくは三女が寝付く前に速攻で自分が寝てしまい、挙げ句の果てに熟睡しているところを次女に起こされるという始末だ。まあ、これについては三女・次女ともにいつものことだとわきまえていて特に文句を言ったりすることはないが、熟睡しているところを起こされた自分としては猛烈に眠たいわけだ。
おかげさまで明日も今日と同じく晴れの予報。
失踪した猫はまだ戻って来ないが、一体どこでどうしているのやら?ネームプレートを付けているので人に捕まったら連絡が入ると思うが未だ無し。
どこかに間違って閉じ込められていなければいいのだがね・・

2019-04-19

長女・次女帰宅























それぞれ2泊3日の行程で沖縄研修と宿泊研修(林間学校)に行っていた長女と次女が帰宅した。2人とも自分が体験してきたことを話したくて『私が喋っとる!』『人の話に割り込まんといて!』などと小競り合いまで起きる始末。それほど伝えたいことが多いのは良いことだ。2人に共通して言えるのは研修がよっぽど楽しかったということかな。ただ話を聞いていて奇妙に感じたのはこの研修の場が告白タイムも兼ねているという点かな。沖縄研修の場合は浜辺で、宿泊研修の場合はキャンプファイヤーの時に告白したという子が結構いたそうだ。みんなが一緒に旅行するという特殊な環境の中で気持ちが高ぶっている子が多く、その勢いで告白したという感じだろう。初々しい話だよね。
この研修を通して友達も増え、多少なりともお互いを理解できたことは本人たちにとっても収穫だったと思う。

2019-04-18

猫失踪























家に帰ると妻がちょっと取り乱した様子で『バニーが帰って来ない』と言うじゃないか。聞けば朝外に出して朝ごはんを食べたまでは居たのを確認したが、それ以降見かけないそうだ。ごはんをあげるときには必ずトライアングルを鳴らしているので、呼び寄せるために外で何度か鳴らしたものの戻って来ないらしい。自分もいつもバニーが隠れているところを探してみたがそこにも居ない。
可能性として考えられるのはよその物置などに入っていて閉じ込められてしまったか、他の猫もしくは何らかに驚いて逃げ回っているうちに迷い猫となってしまったかだろう。
我が家のすぐ近くには交通量の多い県道があるので、事故にあった可能性も排除できないがそうは考えたくないな。
明日になればひょっこり帰ってくるかもしれない。それを期待しよう。

2019-04-17

3姉妹























今日から長女は沖縄研修へ、そして次女は宿泊研修(昔でいう林間学校)へ2泊3日の予定で出かけている。2人がいないと家も実に静かなものだ。1人残された三女といえば昨日から体調悪く元気がない。三女曰く『お姉ちゃんたちがいないと寂しい』ということで、せっかく両親を独り占めにできるチャンスだというのに、やっぱりお姉ちゃんたちと一緒の方がいいんだなとちょっと感心した。確かにしっかり者の長女と、いろいろ面倒を見てくれる次女がいてくれるほうが三女にとっては落ち着くのだろう。それだけ姉妹仲がいいということなのかな。
昨年は祖母の他界など精神的に大変なことが続いたので、姉妹3人の結束がより強くなったのだと思う。これからもそうやってお互い支え合ってくれたらと願いたい。

2019-04-16

ノートルダムの落日























こんな衝撃的な朝を迎えたのは久しぶりだ。
何も知らずJackieの散歩から帰ってくると妻が『大変なことが起きた』と言う。それがノートルダムの火災だった。
最初は『テロか?』とも思ったが、現在のところ修復作業中に何らかの原因で失火したということだ。何百年にも渡って先人たちが守ってきたものを今の世代で失ってしまうことほど痛恨なことはない。
フランス国民、特にパリ市民の喪失感は例えようがないだろう。すでに再建の話や再建資金の寄付なども始まっているようだが、全く同じに建て直されたとしてもそれは幾多の手によって守り続けられてきたノートルダムではないのだ。

2019-04-15

2年縛りを何とかせーよ























携帯の料金が高過ぎるという批判を受けて、docomoがまず先行して新たな料金プランを提示したが、それでもまだ高過ぎると思う。今回機種料金と通信費を明確に分けることによって、料金体系を簡素化し、割引率を上げたというが、結局のところ2年縛りという最も憎むべき仕組みを残したままで、ユーザーの側に立った思考は無く、あくまでも顧客から搾り取ろうとする魂胆しか見えてこない。いくら料金が下がって格安simとの差が縮まったとしても、この2年縛りがある以上大手キャリアに戻るつもりはない。もういい加減うんざりなんだよね、奴らの仕事ぶりには。

2019-04-14

夏に向けて























朝起きたら雨だろうとゆっくり寝ていたら、驚いたことに日が差しているくらいだった。結局雨が降り出したのは昼過ぎで、おかげさまで午前中は娘たちとバレーボールの練習に明け暮れ、畑仕事(といってもほとんど草むしりだが)もそれなりにこなすことができた。その点雨が遅れたのは有り難かったが、そのまま明日の仕事に影響を与えることになるので複雑な心境だ。
この時期の雨は植物の生長を促すために必須のものだが、雑草も驚くほどに伸びてそれらをむしるのが大変だ。むしった草はニワトリたちにあげれば喜んで食べるが、あまりにも草の量が多すぎて4羽のニワトリだけでは処理しきれない。
今朝、畑を見に行くとジャガイモの芽がポツポツ出始めたし、イチゴももう少しで採れそうな様子だ。育苗ポットに蒔いた夏野菜たちも簡易温室の中で芽吹き始めている。
いよいよ夏に向け本格始動といったところかな。

2019-04-13

今日も花見























今年の桜は寒気の影響で花持ちが良く、今週末は散り際の桜を楽しめそうなので先週末と同じところへ行ってみた。先週末の時点では8分咲くらいだったものが、満開を通り越してちょうど散り始めたところだった。そんなぽかぽか陽気の桜の下で時折舞い落ちる花びらを愛でながら食べる弁当の美味さよ!
昼食後は堤防の桜並木を散策したが、やはり昨夏の台風の傷跡が目立っていた。枝は大きく折れてしまっているのに懸命に花を咲かす桜のけなげさよ。
堤防をサーっと吹きぬける風に乗って桜の花びらが文字通り桜吹雪となって舞い散る様はまさに絶景。これだけで今日は大満足だった。

2019-04-12

自動は嫌いです























車を始め、基本的に身の回りのものはマニュアルのものが多い。別に機械を信じていないわけではないが、自分の意思に反した動きをするのはもっとも嫌うところだ。自動でない分失敗は自分の操作ミスということになるが、それはそれで自分のせいなのだから受け入れられる。おそらく遠くない未来に自動運転車が一般にも普及し、自動走行する車が何割かを占めるようになるとは思うが、それでも自分はマニュアル車がある限りそれにこだわり続けるだろうな・・
まあ単に機械いじりが好きなだけかもしれないが、どういうか自分で操作している方がその機械と一体になりやすい感じがする。例えば今日も1日バックホウに乗っていたが、当初は自分の感覚とのズレが大きくて操作が上手くできなかったが、徐々に慣れてくるにつれてしっくりくるようになり、操作するのが楽しくなってきた。これは機械との一体感が生まれたためで、ロードスターに乗っている時の喜びもこの感覚と同じだ。
機械に自分の感覚をリンクさせることができれば画期的なことだが、そういった技術獲得にはまだ相当な時間がかかるだろうね。

2019-04-11

空気がうまい























昨日降り続いた雨のおかげで今朝は空気が澄み渡り、とても気持ちがいい。
西にそびえる山々はいつもよりずいぶん近く見え、何だか急に目が良くなったような錯覚を覚える。
西高東低の冬型の気圧配置がもたらす肌寒さは、朝の空気に心地よい緊張感を与え、そんな中Jackie連れて歩いてゆく爽快さはたまらない。草木の葉を曇らせていた汚れも、大雨でキレイに洗い流され、鮮やかな新緑が日の光をキラキラと反射させている。
この澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、大きく深呼吸する。この空気の美味さは格別だ。
呼吸して『空気がうまい』なんて感じることはあまりないが、今回は素直にそう感じたね。それほどPM2.5や花粉、黄砂で空気が汚れていたというわけさ。

2019-04-10

花に嵐

























強烈な寒の戻りにより気温は上がらず、山岳地では雪が降っているらしい。この辺りも朝から激しい雨が降り午後遅くになってようやく小雨になってきた。
心配していた桜は案の定、今回の風雨によってだいぶ散り進んでしまったが、うまくすれば今週末も何とか花見ができるかもしれない。
この春の桜は寒暖の気温差に大きく影響されて、例年より咲き始めから満開までの期間としては長いように感じたが、逆に満開から散り始めるまでが早いんじゃないかな。
散り際の桜ほど心揺さぶり、風流なものはない。一年のうちのこのわずかな期間しか味わえぬこの感動を、今週末もう一度味わえたらと願ってやまない。

2019-04-09

次女中学初日























次女の中学校生活が始まった。
幼稚園の頃からの幼馴染4人組のまま、地域の中学校に進学することも可能だったが、本人は迷いつつも姉が通う中学校に行くことを決めた。親としては本人が望む学校で何ら問題なかったので、この選択は次女本人にとって大きな決断だったと思う。
結果的に友人たちよりも姉を選んだことになったが、次女にしてみればいくら仲のいい友人たちとはいえ、時に人間関係がこじれることも多々あって、いい加減それにウンザリしていたところもあったので、心機一転環境を変えたいという思いが強かったようだ。それに日頃長女から学校の様子を聞いていたので、どんなところなのか?という好奇心も掻き立てられていたのだと思う。
『学校どうだった?』と聞くと、クラスの班分けを行い、班のメンバーは皆それぞれ違う学校出身だったが、すぐに友達もできそうということだった。休み時間には長女が次女の様子を探りに来ていたらしく、そのことについて姉妹でワイワイと盛り上がっていたよ。

朝、同じ制服を着て並んで登校する後ろ姿は実に可愛らしく、見ていてなんか胸に迫るものがあった。

2019-04-08

書類大量























毎年、新年度の学校が始まるこの時期は書かなくてはならない書類が驚くほど多い。日曜に入学式と始業式を行なった中学校からは長女・次女宛にそれぞれ大量の書類が配られ、その提出期限は明日となっている。なので入学式から帰るとすぐに書類の山と向き合ってひとつ一つ片付けてゆく。我が家は妻がこういった書類を読めないので全て僕の仕事なのだ。
書かねばならぬ書類は小学生と中学生で大差なく、ほぼ同じような内容を書き写してゆくだけ。にしても枚数が多いのでいい加減名前を書くのが嫌になる。
ずいぶん時間がかかったがようやく長女と次女の分を終えホッとしていたら、今日三女がまた大量の書類を小学校からもらってきたよ・・こちらは仕事から帰ってすぐに取り掛かり、なんとか夕食までに全部書き上げることができた。それでも1時間はかかったからね。
毎年の恒例行事とはいえ、本当にこんなにたくさんの書類が必要なのか?との疑問はある。これでも数年前と比べればだいぶ減ったのだけど・・

2019-04-07

次女中学校入学























次女が中学校に入学した。
入学式に向かう前、同じく3年生として入学式に参加する長女と同じ制服を着てのツーショットは可愛らしかった。
クラス発表も同時に行われたが、クラスメイトで知っている子は一人だけという環境なので、ほぼみんなが初対面みたいなもの。10日後には宿泊研修(以前でいう林間学校)が予定されていて、そんな初対面同士が協力しあって絆を深めるという狙い。
中学生になって環境はガラリと変わるが、お姉ちゃんが一緒なので次女にとっては何よりも心強いことだろう。
全てが新しい中での出発。まずは学校に慣れようね。

2019-04-06

神輿日和























今日は町内の神輿巡行の日。
朝8時過ぎには神社に集合し、お祓いを受け本神輿・新神輿の順に境内を出て町内を巡行する。
三女も可愛い法被姿で参加し、新神輿に付いて町内を巡ることとなった。今年は高学年の子が少なくて逆に低学年の子が多いので神輿巡行に支障をきたすと予想していたが、案の定大きな声を出して盛り上げるべき高学年が元気無さ過ぎで、ちょっとダレた巡行になってしまった。と言っても今回自分は巡行をスタートするまでのサポート役に徹し、巡行の付き添いは妻に任せたので、途中の様子は妻から聞いたままのことを書いている。
子供会の行事はお母さん方が多く関わることなので応援を求められれば喜んで参加するが、特に声が掛からなかったのにあまり前面に出てやると、役員さんたちにプレッシャーをかけることにもなりかねないので、そこらの匙加減が難しい。
今年の子供会の会長さんはかなりできる人がやっているので感心して見ていたが、高学年の子が少ない状況はかなり厳しかったんじゃないかと思う。
それでも今日一日をやり遂げたので素晴らしいと思ったね。さすがです。

本当にお疲れ様でした。

2019-04-05

伏見稲荷詣で























大阪にあるアメリカ領事館で長女のパスポート更新手続きが済んだ後は、京都へ戻り奈良線で稲荷駅へ。おそらく自分は伏見稲荷は初めてだと思うが、ひょっとしたら子供の時に来たことがあるかもしれない。なんとなく雀の丸焼きを売っていた辺りの様子に見覚えがあるからだ。でもデジャヴかもしれない。
まず稲荷駅に到着して驚いたのが外国人観光客の多さだ。小さな駅のホームがいっぱいになるほどの数で、それが伏見稲荷の本殿周辺となるとさらに激増し、とんでもない人だかりだ。
本殿への参拝を済ませ有名な千本鳥居の山道を登るとここも人、人、人でおまけにそれぞれが自撮りや記念撮影をしているのでさらに混雑している状態。ここを抜けさらに上を目指すがどこもかしこも外国人観光客だらけで日本人は2割もいないくらい。驚くべきは振袖・草履姿の女性たちが結構ハードなこの参道を喘ぎながらも諦めずに頑張っていたことだ。無茶なことだがこの情熱は敬服に値する。
『外国人が選ぶ日本の観光地No.1』に3年連続して選ばれただけあって、伏見稲荷は想像以上の観光客数だったね。
妻ともいろいろ話していたが、多くの外国人観光客が訪れる東京・京都・大阪の観光地はほぼ市街地もしくはその隣接地にあるのに対して、ここ伏見稲荷はアクセスが京都駅から電車で5分と近いにも関わらず参道はトレッキング級で山深い中を巡り、おまけに神秘的な異次元空間を体験できるところが好評価に繋がっているのだろう。
一の峰までを巡る参道を巡礼し下山した頃になって妻が『私ここに来たことがあると思う』と言い出した。なんでも20年くらい前にイギリス人の友人とこんなところに来たことがあって、『今思うとそれがここだったかもしれない。いや、間違いなくここだったはずだ』とのこと。『へ〜』とだけ答えておきましたとさ・・

2019-04-04

大阪行























今日は長女のパスポート更新のため、大阪駅近くにあるアメリカ領事館を訪れた。当初は新幹線で行く予定だったが、それでは料金がかさむので前回の京都行と同じように大津まで高速で行き、大津駅から在来線で大阪に出ることにした。この計画は当たりで高速は渋滞なくスムースで、大津駅から大阪駅へも新快速で40分とアクセスも良く、自宅を出て2時間程度で領事館に着くことができた。3年前に同じく次女と三女のパスポート更新の際に訪れたときは混んでいて外に待たされていた記憶があるが、今回は閑散としていて予約時間前でも中に入れてもらえることができた。ただしここはアメリカ領事館なので中に入るためのセキュリティチェックは空港以上だ。領事館の中はアメリカ本土同様の主権下なのでトランプの写真が飾ってある待合室に通され、そこで各種手続きを行った。対応する領事館職員は皆親切かつフレンドリーで気持ちがいい。申請書類にサインをするときは副領事の目の前で行い、副領事が『記載内容は事実であると誓うか』との問いを受け、右手を上げて『YES』と宣誓するなど、ここはアメリカなのだ。
長女のパスポート以外にも懸案であった書類も副領事の前でのサインと承認で片付けることができひと安心だ。これで幾らか物事が進むだろう。

領事館での用事を済ませた後はお初天神近くでランチを食べ京都へと向かった。
今回の京都行は伏見稲荷に詣でるためだが、この続きはまた明日にでも・・

2019-04-03

今日も寒いです























日中は日差しがあった分、昨日よりは暖かく感じたが相変わらず冷たい北西の風が吹き荒れ寒い一日だった。
今朝は昨日よりもさらに冷え込みが厳しく、霜が辺り一面に降りてうっすら白く染まっている。昨日で最後だろうと思っていた氷も今朝の方ががっちり凍っていた。
予報ではこの厳しい寒の戻りも今日までで、明日からは気温が上がるという。明後日には20度を超えるというからほぼ今日の倍の気温ということだ。さすがに10℃の気温差では身体はついて行けないよ。
桜もこの冷え込みでブレーキがかかっているけど開花は徐々に進んでいて、この辺りでも今週末には満開になるんじゃないかな。土曜にいつもの場所で花見をする予定だけど、この様子だと来週末まで楽しめそうだな。

2019-04-02

めっちゃ寒いですが・・























天気予報通り今朝も冷え込み、うっすらと霜が降りていた。西にそびえる伊吹山は再び白く染まり、まるで今から冬に向かうかのような雰囲気だ。
白い息を吐きながらJackieの散歩から帰って来て、何気無しに庭の様子を見ているとちょっとした水たまりに氷が張っているではないか。おそらくこれが今冬最後の氷になるだろう。しかしもう4月だというのに氷とはね。こういった寒気の南下は今後しばらくは続くかもしれない。
あまりにも気温差が大きいので体調を崩さぬようにせんとな・・

2019-04-01

令和























新元号が発表された。
『令和』
これについて様々な意見があるが、どうこう言ったって今更変わるものでもないので、来るべき令和の時代を受け入れていこうと思う。
昭和が過去となり、やがて平成も過去となる。
『元号なんてややこしいからやめて西暦に統一してしまえばいい』そう思っていた時もあるが、天皇が象徴であるように元号もまたその時代を象徴するものであると理解した時、西暦のみでは語られない部分を語る上でも元号の必要性を感ぜずにはいられない。
そして自分たちもいかに令和の時代を生きてゆくべきかということをもう一度考えてみたいと思う。
昭和はね、平成はね、みたいに令和はね、と言われる時代もそう遠くはないのだから。