2020-12-31

雪の年越し













三女の入院、新型コロナ蔓延など、本当にいろいろなことがあった年だった。入院の原因となった三女の腎臓の状態はその後安定しており、半年に一度の検査を続けてゆけばいいまでに落ち着いている。しかし新型コロナは感染拡大を続けており、ワクチン摂取も国によっては始まっているものの、今後の展望はまったく開けていない。新型コロナに関しては明くる年の方が今年よりもさらに厳しくなる予感がする。この状態でオリンピックなどとは夢のまた夢、海外から見れば『何を言っとる』と言われるだろう。

ともかく、この一年お疲れ様でした。ゆっくり休んで良き新年をお迎え下さい。

2020-12-30

雪を呼ぶ風













午前中は比較的暖かな日和だったが、昼過ぎから強烈な伊吹おろしが吹き始め気温は急降下している。今日のうちから雪雲が流れ込み時雨始めると思っていたが、雪雲の押し出しは今のところなく、青空が広がっている。しかし本当に風が強い。玄関先に置いてあった自転車も風に煽られてひっくり返ってしまったので玄関に入れておいた。北西風をモロに受けるカーポートはぐわんぐわんと揺れているが、こんな状態になるのは台風の時くらいなのでどれくらい伊吹おろしが強いかご理解いただけると思う。

天気予報では何年に一度の寒波と言っているが、この風の強さだと本当に結構な積雪になりそうだ。風の強さが積雪の量に比例する、この辺りはそんな感じだ。

2020-12-29

お掃除日和













この年末は例年のような大掃除はしないつもりでいる。とは言え窓が汚れていては窓越しに外を見た時に気分が悪いので娘たちに拭いてもらい、自分は風呂場全体にカビキラーを散布してカビの一掃と予防を行い、次に台所の換気扇の掃除をした。風呂場のカビキラーと換気扇の掃除だけはちゃんとしておかないと、風呂はカビだらけになるし、換気扇は油汚れが溜まってかえって掃除に時間がかかってしまう。掃除全体の仕事量を減らしてもこれだけは省略できないわけだ。

換気扇はバラして羽根車を洗い油の中でゴシゴシ洗う。換気扇クリーナーではなかなかこびり付いた油汚れが浮いてこないので、これが一番手っ取り早い。換気扇のフードの汚れもかなり目立つので、こちらはガスレンジクリーナーをウエスに浸ませてゴシゴシと拭く。ついでにガス台周りも拭き上げて掃除終了。風呂場と換気扇周りの掃除だけでたっぷり半日はかかったな。

いつもはひとり日本に居残りで掃除するので非常に時間がかかるが、今では三人の娘たちと妻が手伝ってくれるのでかなり楽だ。これで気になっていたところの掃除は完了したので、あとは汚れが目立つところを集中的にやれば十分だと思う。

寒波に襲われる前の暖かい時に片付けることができてほっとしてるよ。

2020-12-28

餅切り日和













毎年年末30日頃になると餅をひと臼ついてもらい、その伸し餅を切るのが子供の頃からの自分の役割で、この年末は強烈な寒波が予想されることから少し早く餅を注文し、今日切ることになった。餅は実家の分と合わせてふた臼分。昔はお米屋さんついてもらいこれが手つきだったので本当に美味しかった。そのお米屋さんの主人も亡くなられ、今は機械でついた餅なのだが、ここ最近お願いしているところは機械つきでも美味しい方だと思う。

伸し餅は頃合いの柔らかさになるまで待って切るもので、まず短冊に切ったものを後で6cm角ほどの大きさに切ってゆく。今はカビを防止するため冷凍保存が基本なので、切ったものに餅取り粉まぶしてチャック袋に入れ、しっかり空気を抜いて冷凍庫に入れればおしまいだ。これも昔の話だが、餅に生えた色とりどりのカビをこそげ落すのも自分の役割だったな。

さあ、餅も準備できた。正月を迎える準備は着々と進んでいる。

2020-12-27

年末風情













週末恒例の食料の買い出しに三女と一緒に出掛けると、店は結構な人出で賑わっていた。多くの人は年末の大掃除用品や、正月飾り、それにおせちの材料などを買っているようで、それを見越して店舗側も商品の種類を大きく年末年始モードに変更しているため、普段のものが置いてないなどちょっと困ることもある。生鮮食品売り場なんてほんとびっしりとおせち関係のものが並べられ、味と見た目を気にしなければ自分で一切作らなくてもそれなりのおせちに仕上げることは容易だろう。それに先日行ったコストコでもそうだったが、この年末はやたらと蟹が多いような気がする。おそらくは新型コロナの関係で外食が減り、家で食事を摂る人が格段に増し『それには蟹だろう』と読んで大量に仕入れたのではないかな。大振りの冷凍海老も例年より多く陳列されていたと思う。蟹・海老ともに冷凍物なので売れ残ったとしても捌くまでに余裕があるから扱いやすいという点もあるかもしれない。

年末年始一辺倒の品揃えもこの時期ならではのもの。その傾向を観察すればいろいろなものが見えて来て面白いものだ。

2020-12-26

Amazon遅配













この時期は一年で最も雑多なもの(主にプレゼントだが)を買う機会が多く、その分いろいろな問題が起きる可能性も高まって来る。今回はクリスマスプレゼントの一つとして長女のためにパズルを注文したのだが、Amazonプライムで明日届くとなっていたのに当日は何の音沙汰もなく経過。遅延1日が過ぎてやっと配送工程で問題があって遅れるとの連絡。結局到着したのは当初予定より2日経ってからというお粗末さだった。この時期は荷物も桁違いに多いのでそういった問題が起こる可能性が高いのは分かるが、注文する側としては配達予定まで見越して注文しているわけなので、自然災害などが原因でない限り遅れは許されないものと考えるがどうだろう。そもそもプライムの翌日配達という設定に現場の実情が反映されていないのでは、という疑いを持つ。単に『遅れて申し訳ありません』だけで済む場合と済まない場合があることをAmazonは肝に銘じておくべきだ。

2020-12-25

Christmas Day


















去年に引き続き日本で過ごすクリスマスとなった。去年は長女の高校受験があったために渡米しなかったのだが、よもや新型コロナが原因で渡米できなくなるなんて思ってもみなかった。これで丸2年渡米していないので、アパートや車がどうなっているかが心配だ。アパートに関しては同じビルに叔母さんが住んでいるので、郵便物など時々チェックしてもらっているが、さすがにそれだけ長い期間家を空けていると、水回りや冷蔵庫の中身など『大丈夫かな・・』と心配になるのも当然だろう。車なんてバッテリーが上がってしまって動かないかもしれない。

日本でのクリスマスは実に大人しく、盛り上がりにいまいち欠けるものかもしれないが、逆に家族水入らずで楽しむため、より温かいものになっていると思う。来年は次女が高校受験なのでクリスマス時期の渡米はできない可能性が高い。ならば日本でのクリスマスをもっと楽しむべきだろう。とは言えプレゼントの量が尋常ではないんですが・・・

2020-12-24

とても長い1日













起きたのは4時半、現場に着いたのは5時半。なぜこんなに早く仕事に出たかというと、普段交通量が多い道路を止めて重機を搬入せねばならぬためで、早い時間ならばまだ車も少なく影響が少ないためだ。ただこの季節、外はまだ真っ暗でかなり冷え込み寒い。重機搬入は数台の車に待ってもらっただけで10分もかからずに済み一安心。というかひと仕事終えてほっとしたのがまだ7時前というのもすごい話だ。それからの1日の長いことよ。もう昼頃かと思って時計を見てもまだ9時、そろそろ帰る時間かなと思って時計を見るとまだ14時といった具合でめちゃくちゃ長く感じる。そりゃ5時半から働いていれば普段よりも3時間近くも早いんだから感覚が狂うのも無理はない。結局、いつもと同じまで目一杯働いて帰ってきたよ。普段は5時半に起きているので特別早く起きたというわけでもないけど、今日を総括すると『オレ頑張ったよな』と満足できる。今週はハードな予定が続いたが、今日一日の仕事を以ってそのほとんどを無事に終えることができた。明日は片付けなどの軽い作業を残すのみ。怒涛の一日だったよな。

2020-12-23

金と政治













新型コロナの影響もあって過去最大規模の予算案となったが、その半分以上は赤字国債の発行で賄われることになる。長年財政健全化と叫ばれ続けてきたが、財政は年々悪化の一途を辿っている。このままでは未来の世代にとてつもなく大きな重荷を背負わせることになるが、老い先短い政治家たちは真剣に取り組もうとせず、問題は常に先送りにされ今日に至っている。

政治家たちはいざとなれば国民の預金を差し押さえれば何とでもなると思っているのだろう。その政治家たちは安倍をはじめとして金にまみれ、そのことを追及されても無様に入院するか、我関せずを貫き通し反省することすらしない。こんな奴らは江戸式に打首獄門・家督断絶とすればよい。そうすれば少しは見せしめとなるだろう。

反対意見が多い中でのGo To強行、それに伴う新型コロナの感染拡大、感染阻止のための後手後手の対応など、今の政府は失策続きでまともなことをやれる気がしない。総取り替えが必要だ。





2020-12-22

上昇期へ













冬至を過ぎ、これから夏至に向け徐々に陽も長くなってゆく。現代人の生活スタイルにおいて陽の光の長短はあまり影響がないことかもしれない。しかし人間以外の動植物にとっては当然のことながらとてつもない影響がある。特に植物にとって陽光は光合成を行い養分を得るために欠かせないものであり、曇りや雨が続くと途端に生長が鈍化してしまう。これと同じで日の出が遅く日の入りが早い今頃は気温が低いことも相まって野菜類もなかなか大きくならず気を揉む季節でもある。まだまだ気温の低い日が続く中、少しずつでも陽が長くなるのは本当にありがたいことだと思う。

陽光は生物にとっての活力であると、全身でそう感じる。

2020-12-21

カーボンブラシ交換掃除機編













土曜日のこと、妻が掃除機をかけていると何だか焦げ臭くなってきたので電源を切ったら、その後は全く反応しなくなったという。 14年も使っている掃除機なのでいよいよダメになったかと思ったが、5年前にカーボンブラシを交換して復活した時も確かそんな感じだったことを思い出し、まずは分解してみることにした。カバーを外し基板や配線周りを確かめてみたが、熱による損傷は見受けられない。そこでさらにバラしてカーボンブラシを外し確認してみると、案の定かなり磨耗している。おそらくはカーボンブラシの磨耗により接点が離れ、掃除機が動かなくなったようだ。そこで早速カーボンブラシを購入するのだが、メーカーは電気屋さんなどでないとパーツを売ってくれない。なのでアマゾンで大きさが近い物を購入し、後でカーボン部を削り使うことにした。購入したカーボンブラシはカーボン部が柔らかいので、コンクリートに擦り付けて1mmほど削って調整し、配線も繋いでモーターに組み付け、直ったかどうか試運転してみた。するといとも簡単にモーターが勢いよく回り始め、不具合の原因がカーボンブラシだったことが判明した。あとはバラした逆に組み上げてゆくだけだ。

全てを組み終わり、もう一度試運転しても問題なし。これで5年ぶりの修理は完了した。他の部分に問題がなければ、またしばらくは使えそうだ。

2020-12-20

気温3℃のイルミネーション













妻がクリスマスイルミネーションを見に行こうと言い出したので、人が集まるとは言っても屋外なので大丈夫だろう、と見に行くことにした。クリスマスイルミネーションは例年妻たちが渡米する前に見に行くことにしているが、今年は新型コロナの影響で渡米できないため、クリスマス直前の今となったわけだ。会場はそれなりの人出だったが、混雑というほどでもなく皆マスクをしっかり着用しており、それぞれの対策ぶりは万全の様だ。キッチンカーが何台も出て温かい物を中心に売っていたが、買っている人はほとんどいなかった。外で食事をすること自体NGという様な雰囲気で、キッチンカーのオーナーはさぞ大変なことだろう。

会場のイルミネーションも何か勢いがない感じで、こういったところにも新型コロナのもたらす負のスパイラルの影響が見られるようだ。

寒気は去ったと言っても外気温は3℃しかなく、あえて厚着をして行ったにもかかわらず完全に身体が冷えてしまった。明日からは10℃近くになるという。来週は外仕事が多いので10℃あると助かるよ。

2020-12-19

なぜ右手?


















三女は左利きだ。箸も物を書くのも左だ。しかし小学校の習字の授業では右手で書く様に言われている。学校への要望として毎年度初めには三女が左利きであることを伝え、右への矯正をしない様にと要望もしている。学校の見解では、習字に関しては右手で書く様に統一したいということだが、これは毛筆に限ったことで硬筆には適用されないという点も一貫性が無く理解し難い。どちらの手で字を書くかということはあくまでも本人の意思で決めることで、他人がとやかくいうことでは無いはずだ。しかも利き手では無い方で書けば上手く書ける分けがないじゃないか。三女によれば添付の写真は右手でめっちゃ頑張って書いたというから大したものだと思う。

令和の時代になっても未だ右に倣えの画一的教育が続けられ、各自の個は無視され潰されようとしている。毛筆はなぜ右手ではダメなのか。その確たる理由を説明できないのであれば、それを強制するのは単なる教員のエゴでしかない。

2020-12-18

おキツネ様?













昨日の朝、堤防上をJackieを連れて歩いていると、まっさらな雪に何者かの足跡がついていた。この周辺で見かけられる足跡を残す様な動物はイヌ・ネコ・タヌキ・キツネ・ヌートリア・オコジョなどで、一直線上に残された足跡とそのストライドの広さからキツネの足跡だと思われる。足跡は河川敷から堤防に上がり続いていたのでまず間違いないだろう。ニワトリを飼っている身からすればいつ襲われるか分からないとはいえ、キツネがまだこの周辺にいると分かって安心した。と言うのもキツネが生息していると思われた近所にある河川敷の藪を県が重機を使って無慈悲に薙ぎ払い、殺伐とした風景になってしまっていたからだ。巣があったと思しき場所も重機でくちゃくちゃに荒らされ、どこかに逃げてしまっただろうと思っていたので、まだこの周辺で生き続けるたくましさには驚かされる。しかしこの冬にキツネたちは何を食べて生き延びているのだろう。おそらくはカモやシラサギなどの野鳥やヌートリアが増えつつあるので、それらを捕食しているのだと思う。ある意味キツネがいる環境が身近にあるのはいいことだと思う。

2020-12-17

雪景色













昨日、日没直後から激しく雪が降り始め、この調子だとかなりの積雪になりそうだな・・と警戒していたが夜半ごろには小康状態となり、その後は大して降らなかった様だ。朝の時点での積雪は5cmほど。道路にもシャーベット状に雪が残っていたが、この程度ならば慎重に運転すれば問題無い。小学校に通う三女が言うには、1時間目の体育の授業の時にまだ雪が残っていたら、雪遊びをしてもいいと先生が言ったらしく、それはもう大喜びで登校して行った。ただ、この程度の積雪で雪遊びができたのか微妙なところだったので帰宅後に聞いてみると、雪は少なかったけれど雪遊びはちゃんとできたらしく、それなりに満足している様子だった。少なくとも10cmほど積もれば表の堤防でソリ遊びができるので、次来るであろう寒波には期待したい。

やはり雪が積もりあたり一面真っ白になると、何かピンと張り詰めた感じがしてとても良い。

こう言う時は、雪もいいものだな・・と思う。

2020-12-16

結構降ってます













今現在雪はかなりの降り様で、数センチの積雪となっている。雪の降り方に対して積雪量が少ないのは、べちゃっとした雪のため降り積もったそばからシャーベット状になっていくためだ。そのため道路などは轍を残して全面シャーベットになっており、明朝気温が氷点下になるとこれらが氷つき厄介なことになる。ただ、予報ではそこまで冷え込む様なことは言ってなかったのでアイスバーン状態は避けられそうだ。それにしても15℃を超える暖かさから一気に冷蔵庫並の気温に急降下とは極端なことだ。ある程度冷え込んでくれた方が害虫の抑制には効果があるので歓迎だが、どうもこの刺す様な寒さは苦手だな。特に我が家は古いので断熱材などがほとんど入っておらず寒い。今回の寒波は明日までで、その後天気は回復し10℃ほどにまで上がる予報。ちょっとひと息つけそうだ。

 

2020-12-15

初雪













寒波到来でいとも簡単に雪が降り、初雪となった。

これから明朝にかけて雪は降り続く予報で、寒気の流れ込み方によっては大雪になる可能性もある。今までが暖かかっただけに最高気温が5℃以下となるとかなり寒く感じる。むしろこの季節ともなればこういった寒波に襲われることは普通であったのに、近年の暖かな冬続きの状況に慣れてしまっているのも間違いない。さっき長女と次女をピアノ教室に迎えに行ったが、その時の外気温は3℃だった。雪は降っていなかったが、この気温で降り始めると積もるパターンだな。でもね、雪が降るにしては北西風が弱いので、寒気の押し出しも弱いということ。この地方も天気予報で大雪に警戒と言っていたが、多少積もっても10cmを超えることはないと自分は分析している。10cm以上の積雪をもたらす雪雲は家を揺らすほどの強風とともにやって来るのでね、今のところそれには遠く及ばない。

今日は念のためスタッドレスを履いた現場用軽バンで帰って来た。これなら四駆にもなるのでいくら雪が降ろうが怖いものはない。

2020-12-14

思ったよりも高いです













我が家の浴槽のフタ(シャッター式)が、経年劣化のためつなぎ目が裂けてちぎれそうになっている。ちょうど近所のホームセンターで売り出しをしているので見に行ったら、いろいろなサイズが置いてあるにもかかわらず、ピッタリのものがない。しかも何だか質が安っぽそうだったので買わずに帰り、この家を購入した時から置いてあったTOTO製のものの型番をネットで検索してみると、まったく同じサイズのものが見つかったのはいいが、その値段に驚いてしまった。だって一番安いショップでも1万5千円もするからたまげるよね。何であんなプラスチックのフタでそんなに高いのか訳が分からない。これはいくら何でもオーバープライスだろう。ホームセンターのもので大体4〜5千円くらいだから、いくら純正は耐久性があるといってもメーカー側のぼったくりに他ならないと思う。ただのフタにそれだけの出費をする訳がないのでTOTO製ではなく、サイズは少し違うものの流用できそうなINAX製のものにしようかと迷っている。だって同じ大手の会社であるのに値段が倍も違うんだもの。

もう一度浴槽のサイズをしっかり測り直し、INAX製で行けそうか確認せねばな。

いやはやよもや風呂のフタがそんなに高いものだとは知らなかった。ひとつ勉強になった。

2020-12-13

市販検査キット













ついにコストコでPCR検査キットを売り始めた。このキットは唾液検査用のもので価格は7800円(込)。自分は高いと思ったが、妻は『ありじゃない』という反応。これは風邪のような症状が続いたので『新型コロナに感染したのではないか』と思いPCR検査を希望して保健所に連絡しても、『そのまま様子を見てください』と放置され、そのうちに症状が悪化して重症化したという新型コロナ感染で実際に起きた事例を意識してのことだ。今のように毎日かなりの数の感染者が確認されている状況では検査体制も逼迫しているはずで、となると検査数を抑制するという動きが出て来てもおかしくない。そういった時に自らPCR検査を行うという方法は確かに有効だと思うが、ただ、保健所が市販されている検査キットの結果を有効と判断するかどうかがポイントだと思う。仮に検査キットで陽性と出たとして、その旨保健所に伝えても『市販のキットの結果では・・』なんて言われたら余計鬱憤が溜まるだろう。なのであくまで一つの目安程度として考えていればいいのだろうが、それにしては7800円は高すぎると思うね。自分は買わないけど、事業所などなら念のために常備しておくという方法はありじゃないかな。

2020-12-12

寒気南下中













午前中の早い時間帯はまだ日差しもたっぷりで、ヤッケを着て作業していると汗ばむほどだったが、昼が近づくにつれ冷んやりとした北風が徐々に吹き始め、昼過ぎにはさらに風も強まり一気に気温が下がり始めた。朝のうちは西の彼方に青空を背景にして伊吹山が聳えていたが、北風が吹き始めるとその姿は白い雲に覆われ見えなくなった。いよいよ『冬』がやって来たようだ。来週は降雪予報も出ているので周辺ではタイヤをスタッドレスに履き替える様子が多く見られたが、さてさてどうなることやら。雪予報に関してはその時の寒気の動きによって大きく変わるので当てるのが難しいが、降るものとして備えておけば慌てなくて済むだろう。

実際ドカッっと積もるようなことがあれば周辺道路は大混乱を来たすので避けて欲しいところでもある。ここ最近は雪が積もること自体年に二度ほどあるか無いかなので、冬用タイヤに換えない人も増えて来ているようだ。そりゃ、僅か数日あるかないかのために冬用タイヤを購入し、冬の間中燃費の悪いタイヤで我慢するなぞ馬鹿げた話でもある。

2020-12-11

記録媒体の悩み













これから年度末にかけて業務上の納期が迫り、決められた成果を納めてゆくことになるが、そこで悩ましいのが記録媒体に関してだ。近年、デジカメの画素数が飛躍的に増え、写真の枚数が何百枚ともなるとかなりのデータ量になってしまう。しかし一方では相変わらずDVDなどでの納品が主流で、一枚4GBほどしか入らないDVDでは例えば22GBほどのデータ量だと6枚必要となる。一番簡単なのがUSBメモリでの提出だが、これは各自治体などで使用を禁止されているところも多く、納品媒体としては使えない。状況に応じてHDDやSSDでの納品も行っているがあくまでもサブ的な扱いで、納品する書類ファイルにデータDVDも綴じ込むというのが堅い納品方法と言える。そうそう、ブルーレイが使えるなら大容量なので助かるのだが、行政などではブルーレイを読み込める機器を持っているところが少なく、実質使えないので歯痒いものだ。そこで出てきたのが2層式DVDだ。これなら8Gほどのデータを書き込めるので普通のDVDの半分で済む。とりあえずはこれで納品を試みようと思う。

今後はさらにデータ量がグッと増えていくだろうし、そもそもDVDドライブを搭載したパソコン自体が無くなりつつある。ならばディスクに代わるものとしてUSBメモリや SDカードの使用をセキュリティーを強化した上で認めればいいと思う。このままではフロッピーやMOが消えていったようにDVDも同じ運命を辿るかもしれない。そうなると何のためにわざわざDVDに焼いたのか、本末転倒なことになってしまう。

2020-12-10

内業浸り













12月としては暖かく、お天気続きというのに内業ばかりとは皮肉なものだ。納期が迫っているので仕方がないが、窓越しに見る青空の何ときれいなことよ。15℃前後の気温は外で作業するには暑くもなく寒くもなくちょうどいい頃合い。できることならこういう時に外作業をしたいものだ。来週は気温がグッと下がり本格的な冬の到来となるらしい。予報では雪マークもついているので相当な寒さになるのは確かなようだ。このまま10℃を下回らない気温が続くといいなあ〜と思いつつも、2回くらいは雪遊びができると娘たちも喜ぶのに・・なんて勝手なことを考えております。

2020-12-09

若者への影響













新型コロナの影響は高校生や大学生など、若い世代を直撃している。妻が英語を教えている大学では、得意な英語力を生かして航空会社への就職を目指す生徒が多いが、現状では航空会社が総崩れとなっており、就職の実現はほぼ困難な状況だ。航空会社がダメならホテル系はどうかといえばこちらも外国からの観光客を制限していることもあって厳しい状況は同じで、しかも航空会社の社員をホテル業務へ回していることも重なり新人が入る余地など無いという。

就職に関してだけで相当厳しいのだが、学費や生活費もバイトが激減して収入が途絶え、日々のやりくりに苦労している生徒が結構多いらしい。先日あしなが育英会の会長も危機的状況だと言っていたがまさしくその通りで、今や新型コロナによって希望の就職先や学ぶことをあきらめざるを得ない若い世代が今後しばらくは増え続けてゆくことになる。それを暗示するかのように若い世代、特に女性の自死が激増しており、これは新型コロナによって夢や希望を絶たれたことに起因するものも多いのではないかと考えている。

政府の対応などを見ても、どうもこういった若い世代への対応が手薄だと感じる。高齢者の医療費負担2割の線引きも大事だが、今の若者は本当にお金を持っていない。親の世代が持っていないから自然そうなるはずだ。

今日、畑で採れたブロッコリーを妻が持っていって、学生4人に分けてあげたそうだ。夏野菜もそうやって結構あげたが、学生たちは『助かる、助かる』と言ってすごく感謝されるという。それほどやりくりに苦労しているということだ。


2020-12-08

真珠湾79年













旧帝国日本海軍の真珠湾攻撃から79年が経った。

昨日、2年前に亡くなった義母の墓はどの辺りだったかと急に思い立ち、シアトル郊外の墓地を記憶と写真を頼りに特定したが、その墓地には多くの日系人の墓が建てられており、79年前の今日が彼らにとってはとてつもない受難のきっかけの日になったのだな・・と改めて戦争に翻弄された先人たちに思いを馳せた。戦争は日々努力を積み重ねて慎ましく生きている人々からあらゆるものを奪い、人生を台無しにしてきた。奇しくも今日は中国武漢で1人目の新型コロナ感染者が確認された日からちょうど一年となる。疫病の流行は戦争とは違うが、全世界を巻き込んでの混乱は戦争禍と何ら変わらない。すでに全世界で154万もの人が新型コロナで死亡しているのを見てもその影響の大きさが分かる。各国によってワクチンも完成しつつあり、ワクチン摂取が始まれば大きく状況が好転するかもしれないが、全く楽観はできない。先人たちが苦労したように、今は我々が辛抱する時なのだ。


2020-12-07

次女急成長













何となく2年前の写真データを開き見ていると、長女・三女はそれほど変わっていないが、次女の成長ぶりには驚かされる。その頃の次女はまだ小学生で、雰囲気にも子供らしさが残っており、身長は長女の口元辺りくらいしかなかったのが、今では長女に追いつく勢いで背が伸びており、反抗期も迎えて生意気盛りだ。それでも何かと家のことを手伝ってくれるのは次女で、裁縫も得意、料理もなかなか上手とあって、長女と違った面で非常に心強い。そんな次女もそろそろ高校をどうするかという時期に来ており、まだ全く考えていないと言いつつも本人なりに葛藤しているようだ。長女と同じ高校に行くというのも選択肢だが、通学時間が結構かかることと、とにかく宿題が多いので睡眠時間が十分に取れなくなるのではということを一番心配しているようだ。親としては行きたいところへ行けばいいと言っているが、そう言うと『その行きたいところがはっきりせんから困っとる!』と逆ギレされるからね。ま、微妙な時期だわ。

2020-12-06

宇宙開拓時代への幕開け













はやぶさ2の運用技術には本当に感心する。『どうやったらそんなことができるんだろう?』と、想像もできない。全ての軌道を計算して正確に割り出し、寸分違わず運用する。それが近距離ならいざ知らず、50億キロかなたへ何年もかけて到達し、小惑星に2度着陸してサンプルを回収、それを持って地球に接近し、カプセルだけを正確に射出して次なる目標へと旅立ってゆく。しかも次の目標まで11年かかるというのだから何と壮大な計画だろう。

今回のはやぶさ2の成功により、日本は惑星間移動の技術を確立したと言われる。この技術を応用すれば惑星間の点と点を線で結び、物資の輸送をも可能とする。いよいよ宇宙開拓時代の幕開けがすぐそこにまで来ているのだ。

火球となって帰還したカプセルの輝きを見ながら、SF的興奮に包まれた1日だった。

2020-12-05

ひとまず安心













今日は腎臓に問題がある三女の6ヶ月毎の検診の日。検診といっても尿サンプルを採り、その分析数値を見て今後どうするかというものだ。普段は地元の大学病院にて2週間おきに検査をしていたがその数値も安定してきたため、小児専門の泌尿器科があるあいち小児保険医療総合センターを訪れ、専門医の意見を伺ったのだ。医師によると今日の尿サンプルの分析値も問題ないので今後抗生物質の服用を止め、しばらく様子を見ることになった。次回は半年後の6月。それまでに腎臓の感染症が原因と思われる38度を超える高熱が続くようなら、すぐに受診するようにとのことだった。とりあえず三女の腎臓の状態が安定し、この新型コロナ禍で再び入院ということは避けられそうなので安心したよ。三女も休みの日はほとんど外で過ごすなど、普段の生活は全く問題なく送っている。あとは再び感染症が起きないよう、水分を多く摂り、トイレを我慢しないなど基本的なことを守り続けていくことだな。

2020-12-04

素朴な疑問













朝、Jackieの散歩に出る頃はちょうど日の出の時刻だ。空が明るくなり、もう少しで日が昇る頃になると、北東の方角からカラスたちが次々と飛んでくる。ただ、群れで飛んでくるわけではなく一羽、二羽といった具合に概ねバラバラで飛んできては南西の空に消えてゆく。その数を一度数えたことがあるが何十羽にも及ぶ。空を見上げながら『カラスたちはどこへ飛んでゆくのだろう?』といつも疑問に思っている。そして夕方になると、このカラスたちが南西の空から北東の空へと帰ってゆくのだ。

このカラスたちはいったいどこから来て、日中はどこで何をしていて、そして夕方どこへ帰ってゆくのか。素朴な疑問だがとても知りたい。

単純な話で、ねぐらを出て餌場に向かい、そしてまたねぐらに戻るという行動なのだろうが、これだけ身近にいるカラスなのに意外と何も知らないことに気付かされる。そういう研究も面白そうだな、と思うね。

2020-12-03

無為無策













マジこの政府終わってるわ。

あれだけ日本医師会が警告を出しているというのに、新型コロナ対策をしつつGO TOは続けるという。今回の感染拡大の原因がGO TOであることは間違いない。そりゃ一番感染者数が多かった東京から全国に散れば感染が拡大することは自明の理。なのにGO TOを強行して今に至っても適切な対処もできず、その方策さえも持っていない。なのにだ、『国民を守る』なんて豪語する馬鹿者たちが政権を担っているんだから、案外政治なんて誰にでもできるものなのかもしれない。先日も書いたが東京都の小池さんもだんまりだし、よくそれでオリンピックをやろうなんて言えるものだと呆れてしまう。おそらくはそういった状況判断が全くできないから平々と口にできるのだろうね。

2020-12-02

初霜













今朝は5℃を切る冷え込みで、堤防上では僅かながら霜が見られた。12月に入って早々に雪が降ることもあるが、今冬はそんな気配は感じられない。朝は霜が降りても日中は17℃にまで気温は上昇し、日差しもたっぷりだからポカポカ陽気だ。昨冬は記録的な暖冬だったが、そこまではいかないにしろ暖かな冬になるのではないだろうか。個人的には暖かな冬は大歓迎だが、冬寒くならないと次の夏に害虫が大発生するので困りものだ。何事も『ほどほど』が良いのだろうが、そのほどほど具合にもいろいろあるから難しい。

まだしばらくは比較的高めの気温が続くそうなのでありがたい。

2020-12-01

極私的駆け引き













東京都の小池さんと菅くんが話し合ったそうだが、さほど話に動きがあったわけではなく膠着状態といっていいだろう。新型コロナの感染者数が急激に増え始めてから明らかに国と東京都の間で責任逃れの駆け引きが始まり、一刻の猶予も無い事態だというのに何も決めず何も決まらずの状態が続き、その醜態は目に余るものがある。オリンピック延期決定に至る過程でも思ったが、小池さんは逃げを打つのが上手い。言い換えれば自分で責任を取るようなことをせずずるい人だということだ。しかし今回は人命がかかっているというのに、口では上手いことを言っているものの行動が全く伴わずとても信用できる人とは思えない。彼女も単なる保身政治家でしかない。 

GO TOをめぐる政府や首長どもの愚劣な対応によって重症患者数が増え続け、医療崩壊の瀬戸際にあることは間違いない。この状態からどう抜け出すのか、まずは見ものだな。

2020-11-30

真冬の準備OK













ついさっきホットカーペットを出してセッティングし、ついでにガス暖房機も出しガスホースも取り回して準備OKだ。これで明朝試運転して様子を見てみる。例年ならとっくに準備してあるものだが、今冬は暖かい日が続いていたので出すのを待っていたのだ。ただ今朝は7℃と冷え込み、室温も10℃以下だったのでエアコン暖房を起動させた。明日は今朝以上に冷え込むというので急ぎ準備したわけ。

いよいよ明日からは師走。いろいろあった1年も残るはひと月。このひと月でまたいろいろなことが起こりそうだな・・

2020-11-29

ひと手間













若干気温は低めだったがお天気に恵まれた今日、やるべき外仕事は済ませたのでちょっとひと手間かけた仕事に取り組んだ。それはなに大したことはない、ただ使い古したまな板をカンナがけして再生させるというだけのこと。すでに新しいまな板があるのでそんなことをせずともいいのだが、遥か昔、高校生くらいの時に一度やったことがあって、もう一度やってみたくなったのだ。

カンナなんて滅多に使わないから本当に久しぶりだったが、削り始めると『シャーッ』と鰹節のように薄く削れとても気分が良い。10年以上使っていたまな板だから真ん中辺りがかなり凹んでいて、それを真っ平らにするため周りから削り込んでゆくがこれがなかなかの手間だった。機械で削ったら一瞬だろうが、手作業のカンナがけは相当疲れる。汗をかきながら削ること数時間。ようやく真っ平らになるまで削り込み、最後にペーパーヤスリで仕上げて完成だ。出来栄えをしては『まあまあ』と言ったところ。まな板が無垢の一枚板ではなく合成材なので木目が揃わず、ごく薄くカンナがけしてもどうしても木目に逆らって毛羽立ってしまうところがあって、鏡面仕上げというわけにはいかなかった。それでも薄汚れていたまな板がピカピカの新品のように復活し、また長く使えそうだ。こうやってメンテしてゆけば意外と長く使えるものが結構ある。手間がかかる=非効率という世の中に逆行するこのアナグロさがたまらない。

2020-11-28

枝切りて













冬野菜の植え付けなど、畑仕事はひとまず落ち着いてきた。今はもっぱら間引きや収穫が主な仕事で、畑での作業量は減少しつつある。そうなってくると別の仕事の比重が増してきて、結局トータルの仕事量は全く変わらない。なので風は強いが好天に恵まれた今日も日暮れまでずっと作業していたよ。

この時期の外作業といえば庭木の剪定で、夏の間に伸び放題となった庭木を脚立に登って伐り詰めてゆく。エゴノキから始め、カリン・モクレン・サルスベリと剪定し、だいぶ庭が明るくなった。剪定を終えた木にはクリスマスのイルミネーションを取り付けていき、ひと通り飾り付けを済ますこともできた。これでいよいよ年末モードに突入だ。

そうそう、ミカンも色付いてきたのでもうじき収穫だな。この季節はいろいろお楽しみが多くていいや。

2020-11-27

思わぬ出来事













長女を迎えに駅で待っていると、小走りでやってきた長女だがどうも様子がおかしい。聞けば電車内で隣にいたおばさんが吐いて、バックパックに少しかかったそうなのだ。電車は運悪く人身事故の影響で超満員で身動きもとれぬほど。すると少し離れたところで女性が吐き、『最悪だ』と思った瞬間、シンクロする様に隣のおばさんが吐いたという。おばさんの向かいにいた若い女性がすかさずビニール袋を取り出して渡したおかげで第2波は免れたが、長女と他の女性とで『大丈夫ですか?』と言いながらティッシュを取り出してゲロの後始末を手伝おうとしたら、そのおばさんは駅に着くなり礼も詫びもせずにさっさと降りて行ってしまったそうだ。これには長女も怒り心頭で、『ゲロをかけられたのに助けてあげようと頑張ったのに、まじガン無視やん。ほんとムカつくわ』とのこと。家に入る前に全身消毒し、バックパックはすぐ洗濯。着ていた制服はクリーニングに持って行ったが、事情を話すと嘔吐物がついたものは受けとれないというじゃないか。それでは困るので、制服には付いていないと実際に見せて何とか納得してもらいました。

それにしてもだ、クリーニング代だけで1800円。この出費よりも長女が受けた精神的ダメージの方が許せない。ここにも責任を取らぬ大人がいる。

2020-11-26

Thanksgiving













今日は感謝祭。例年ならみんなを呼んで七面鳥やパンプキンパイなどを食べて盛り上がるのだが、こんなご時世なので家族のみのしっとりしたもの。家族のみで七面鳥は大き過ぎるので、コストコのローストチキンにマッシュポテト・芽キャベツの炒め物にクラムチャウダー、それにサラダといった具合。それでもかなりの量があるので腹いっぱいになった。妻によると今回七面鳥を買う予定だった金額相当を自分が生まれ育った東海岸コネチカット州の市のフードバンクに寄付したという。フードバンクとは貧困に苦しむ人たちに何らかの食糧を援助する団体で、猛威を振るう新型コロナの影響で仕事を失ったりしてフードバンクを頼る人が激増しているらしい。アメリカではこの感謝祭から新年にかけてが一年でもっとも大切な期間とされているだけに、何らかのサポートができればというのが妻の思いらしい。実際2人の子をもつシングルマザーの人が失業し、子供たちのためにフードバンクでミルクを手に入れたが、それも5時間並んでのことだったという。とてもアメリカでのことと思えないだろうが、アメリカの現実はこれなのだ。お金のある者は限りなく幅を聞かせるが、貧しい者は捨て置かれるという現状。

自分たちがどれほど恵まれているかを娘たちに説いて、ありがたく感謝祭の料理をいただいた。

2020-11-25

浅漬けなる日々













冬野菜が大きくなりつつある今時の楽しみと言えば、間引いた大根や白菜で作る浅漬けだな。

この冬は比較的暖かい日が続いているので、例年よりも間引いた野菜が大きく、漬物も作りがいがある。浅漬けは市販の浅漬けの素をベースにして作るだけなので何も特別なところはないが、シンプルさゆえに素材の味が生きてとても旨く感じる。こうやって浅漬けを作っていると、無農薬栽培の野菜のありがたみが良く分かる。大根の葉にしろ白菜にしろ虫に喰われて穴だらけだが、きれいに洗って漬物にすれば最高の味を出してくれる。スーパーで売っている大根はすでに葉が切り落とされているので利用できないし、あったとしても農薬散布されているのでちょっと漬物には使いたくないよね。白菜も同じこと、我が畑の白菜は今シーズン夜盗虫が多いので芯の近くまで穴だらけ。見てくれはすこぶる悪いが、サラダにしても茹でても実にいい。まだ結球はしていないが、これから寒くなるにつれ甘みも増してくるので楽しみだ。

今日間引いた大根はさらに大きくなっていたので、葉は浅漬けにし、大根はべったら漬けにしてみた。もっと大きくなってきたら沢庵漬けにしてみるかな。

2020-11-24

混迷













GO TO見直しと言っても札幌市と大阪市に行く人の分だけを除外するという骨抜き案に決着し、唖然とした。こんなニュースが速報で流れるんだからメディアも含め日本は腐り切っている。新型コロナ感染者の急増に伴い『GO TOを中止すべき』という世論のガス抜きを図ったというのが実情だろう。国民も全く舐められたものだよ。それだけ自公政府の中に旅行関係業界などから多額の資金が流れ込んでいるということだ。全体的にGO TOを止めればその資金が入らなくなるので影響の少ない札幌と大阪で決着させようとする根性が気に食わない。真剣に感染拡大を防ごうとするなら当然GO TOはすべて中止すべきだ。最低限でも東京は出入りともに中止すべきで、それを為されていないということは『もとからやる気がない』ということに他ならない。こんな中途半端な対応では年末から正月にかけての休みで感染者が激増し、医療崩壊を招くだろう。それまでにワクチン摂取が行える様になっていれば希望はあるがね。

日本医師会の警告をどこまで真摯に受け止め、対応するか。今後はこれにかかっているが、今のところトランプ政権同様、専門家の意見は軽視されている様だ。今後感染がさらに拡大した場合は政権に鉄槌を下さねばならない。こういった迷走ぶりはもう懲り懲りだ。政府とは何と無能な連中の集まりなんだろうか・・ああ、嘆かわしい。

2020-11-23

里芋煮るべし













里芋はスライミーだから食べないという妻に配慮して長らく作ってこなかったが、種芋が余ったからと親父殿が持ってきたものをそのまま捨てるのは忍びないと、庭の隅に植えておいたものが見事なまでに育ち、ひとまず半分を収穫しただけだがかなりの収量があった。自分は里芋の煮物が好きなので、イカを買ってきて圧力鍋で煮てみたよ。実は里芋を料理するのはこれが初めて。さてどうなるかと思ったが、とても美味しくできました。やはり妻は試すことさえしなかったが、娘たちは結構食べてくれたね。これだったら来年も作ってみようと思う。サツマイモ同様ほとんどほかりっぱなしでも大丈夫なので手がかからないし、やはり里芋はうまいしね。今度は味噌で食べてみよう。

2020-11-22

責任の所在













人には責任を負わすが、自分は責任を取らないという輩が政治にも企業にもあまりに多過ぎて嘆かわしい限りだ。歴史上常にこういうことは繰り返され、その度に大きな犠牲を払ってきたにもかかわらず同じ過ちを性懲りもなく繰り返している。ということはこれが人間の性なのかもしれない。

GO TOキャンペーンの見直し発表後、案の定政府は混乱に陥り、今後検討していくという答弁に終始し、こういった事態に対する準備をしていなかったことを露呈している。こんな様でよく新型コロナ下でオリンピックを開催しようなどと本気で思っているなと、そのバカさ加減に恐ろしさを感じる。どの国も経験したことがない様なことを日本がやろうとするのはチャレンジングでいいかもしれないが、それにはそれなりの苦労と徹底した準備、何重もの予防策がしっかりと機能して初めて可能になるものだろう。それだけの大事業を今の日本ができるとは到底思えない。こんなGO TOごときで浮き足立っている連中にできるはずがない。いや、GO TOと同様に強行することは可能だ、しかしそれが原因で感染拡大を招いてしまっては多くの国が関わっている以上ヘタを打つことはできない。

結局、失敗した責任を誰が取るか明確にせず行われることが上手くいくとは思えない。とくに新型コロナ禍という特殊な状況の中ではなおさらだろう。今の政府にはそれが無い。


2020-11-21

後の祭り













GO TOキャンペーン見直しですか、さんざ拡散した今さらになって!

政府の後手後手の対応はいつものことで、もはやいちいち反応することではないのかもしれないけど、これはあまりにもひどい。こんな政府なら無い方がマシだろう。政府の記者会見を見ていると本当にこのままではダメだと、怒りとともに改めて感じる。

GO TOに関しては明らかなる政府の失策だ。 その愚策を世論の反対意見が多かったにもかかわらず強行し、案の定のこのざまだ。しかもGO TOを強行した時点で今のような感染拡大の状況に陥ることは予想出来ていたはずで、おのずとGO TO見直しの圧力が強まり中止という展開になることは自明のことだ。しかるに政府の対応を見ていると明らかに混乱しており、そういった展開に対する準備などされていなかったようで、逆に愕然とさせられた。これでは何度も言うがほんとダメだ。こんな政府では国が持たない。緊急事態への対応能力、それが全てだと思う。

詭弁を弄して常に責任を取らないような連中に何ができると言うのか?最後は自己責任論を振りかざして逃げるに決まっている。政治家に確実に責任を取らせる、そんな政治にしなければこの国は生き残れないだろう。

2020-11-20

初ブロッコリー













今季初のブロッコリーを収穫した。例年ならいくら早くても12月に入ってからしか収穫しないが、このところの陽気に当てられ急生長し、あろうことか蕾が膨らみ始めたので急いで収穫したわけだ。晩ご飯にさっと湯がいて食べてみたが、売っているものより当然味はいいものの、気温が高いために甘みはいまいちといったところ。やはり気温が下がり霜が降りるようになってくるとグッと甘みも増してくる。気温が高いと確かに生長が早くて大きくもなるが、やっぱ冬野菜は寒さに当てられキュッと締まっていた方が美味いよね。先日蒔いたエンドウもすでに10cmくらいまで生長しており、このままだと春までに大きくなり過ぎる感じだ。あまり大きく生長してしまうと降雪があった時に押し潰されて全滅してしまうので、ほどほどで抑えてもらいたいがこればかりは何ともね・・ほんと難しい。

2020-11-19

夏日でしたが・・













朝は意外なことに結構な雨降りで Jackieの散歩を諦めたほど。それが9時頃には日が差してきて気温は急上昇。外にいても汗ばむほどの陽気で、とても11月半ばを過ぎた気候とは思えない。結局25℃の夏日を記録し驚くばかり。ここまで暖かいと冬野菜の生長がすこぶる良くなって野菜の価格も下がってくることだろう。ただ暖かいのは虫たちにも恵みで、モンシロチョウやモンキチョウがまだ普通に飛んでいて、せっせとブロッコリーやキャベツに産卵してるんだよね。この調子でゆくと2週間後くらいにはアオムシが大発生しそうで警戒している。

来週には平年並みの気温に戻るようだが、その後はどうなることか。気象庁が長期予報なんてのを出しているが当たった試しはないからね。この冬も暖冬になりそうな予感だね。

 

2020-11-18

やること前提













IOCのバッハ会長がチャーター機で来日し、政府各方面と会談後、オリンピックは予定通り行うと宣言し去って行った。

日本では新型コロナ禍の第3波がいよいよ本格化して感染者が急増中であり、欧州や米国ではそれ以上に猛烈な勢いで感染が拡大している。そんな状況下においてオリンピック開催ありきで話が進められていることに大いなる疑問と違和感を感じる。普通に考えたら今の状況のままではとてもオリンピックなど開催できない。選手たちは試合にも出れず練習さえできていない。また新型コロナ禍には地域差があり、深刻な状況下にある国とそうでない国とで参加不参加の差が出ることが果たしてオリンピック精神に照らしてどうなのかという疑念も湧く。

今後有効なワクチンが開発されたとしても、それが広く世界中に供給されるようになるまでまだまだ時間がかかる。なのにまずはオリンピックだなんて、いくら何でもやりすぎだろう。


2020-11-17

暖かな日和で













今日は自宅でリモートワーク。測量図を作るだけなのでわざわざ会社に出向く必要もなく、じっくりと作業できるのですこぶる捗る。特に会社への通勤時間(往復で約2時間)をそのまま節約できるのは大きい。2時間もあればかなりのことができるからね。普段は現場仕事なのでリモートワークなんて無理だが、こうやって現場がいったん落ち着いた後はできる限りリモートワークに切り替え、余裕を持って作業をしたいものだ。それに会社にいると何やかやといろんなことが差し込んでくるので、そういったことを排除できるのもいい。

今日は最高のお天気だったので庭に面した窓際に座卓を持ってきて、鳥のさえずり(実際はカラスが喧しかったが・・)を聞きながら作業をした。時折『う〜ん』と寝転がって伸びをできるのも家ならではのいいところ。仕事に行き詰まったら気分転換のため畑をぐるりと回ってリフレッシュ。こういう働き方もいいものだね。

2020-11-16

終わりなき闘い













新型コロナの第3波が拡大しつつある原因はGO TOキャンペーンであることはほぼ確実なのに、それに対する批判が沸き起こらないのは政府主導によるメディアのコントロールに他ならない。批判が抑えられているのはGO TOによって恩恵を得ている人がそれほど多いということなのだろうか。新型コロナ対策と経済対策、この二つを相反することなく軌道に乗せることができればいいのだろうが、今のところそんな上手い方法は見つからず、感染拡大につながっても強行されたのがGO TOだ。そういった経緯は理解できるが、先日の西村経済再生相のコメントには呆れ果てた。『GO TOを利用するかどうかは皆さんの判断だ』だとよ!GO TOキャンペーン導入に関しては時期尚早だという意見が多数だったにもかかわらず政府が強行したという経緯があるのに、今になってそう言うか!と怒りが込み上げてくる。とどのつまりは『判断するのは国民だ』ということにしてお得意の自己責任論に走り、自分たちは一切の責任を負わず逃げるつもりだ。今は世界的に権力者の責任逃れがブームで、それを許してしまう風潮がある。これが様々な悪行を助長しているのも事実だ。

まず政治家に責任を取らすことから始めよう。そこを厳しく追及せねば間違いなく彼らによって国が衰退するだろう。


2020-11-15

タマネギ植えた













タマネギの苗285本を植えた。

晩生の品種であるモミジとネオアース合わせて300本を購入し、せっせと植えつけて行ったわけだが、これがなかなか骨の折れる作業なのだ。なにせずっと屈んでの作業なので腰にくる。時折立って『う〜ん』と腰を伸ばす様子はまるで年寄りだ。『タマネギの産地でもこうやって作業しているのかな・・』などと余計なことを考えながら作業を続け、無事終了。余った苗は今後問題の起きた苗の入れ替えようとして別のところに植えつけておいた。ここ2年ばかりタマネギの苗の根本に侵入し食い荒らす幼虫の被害が深刻で、昨年はいったん植えつけた後に半分以上植え直すという惨憺たる有様だった。果たして今年はどうなることか、特別な対策はしていないが、畑土に混ぜる腐葉土の割合を減らすことで幼虫の繁殖を抑えれないかと試してみた。結果が出るのは2週間後くらいだろうか、被害が少ないことを祈りたい。


2020-11-14

好天と牛フン













この秋は天気に恵まれ、冬野菜の生長がすこぶる良い。気温が高めで日差したっぷり、適度に雨が降るという好条件。おかげでホウレン草・ブロッコリー・キャベツ・ニンジン・ダイコン・ハクサイ・レタスなどがスクスクと育ち美味だ。夏の天候不順で軒並み値上がりしていた野菜類はこの様子だと徐々に値下がりするのではと思っている。今後もしばらくは気温が高めの状況が続くらしいので一段と大きくなるだろう。

我が家の畑では有機肥料として牛フンを使っている。その牛フンは近場の牛舎から軽トラ1台分を運んでもらっているが、ただの牛フンではなく牛フンに籾殻やおが屑などを混ぜ合わせ発酵させたものだ。発酵が進んでいると熱を持ち湯気が出るが、それが良いサイン。有用微生物によって発酵が進み白っぽい菌が繁殖したものを畑土に混ぜると、土がホクホクとした状態になり作物の根がよく伸びて大きく生長する。また化学肥料と違って有機肥料はゆっくりと長く効くので追肥の回数も少なくて済む。それに何より野菜の味が格別に良いと思う。特にブロッコリーなんて芯まで甘くて食べられるからね。これから徐々に寒さが増せば野菜の甘味もぐっと上がってくる。

冬は葉もの系の野菜が本当に美味しく嬉しい季節。さあ、明日も一日畑だぞ。

2020-11-13

暗闇の軽トラ













仕事からの帰り道でのこと、近所の田んぼの畔に無灯火の軽トラが止まっていて道を半ば塞いでいた。『邪魔だな〜』と何とか脇をすり抜け家に到着したが、『どうも妙だな?』と思い懐中電灯を持って軽トラの場所まで行ってみた。というのもあたりが真っ暗なのに田んぼの畔に軽トラが止まっているのは変だろう。ひょっとして田んぼに来てそのまま倒れとるんじゃ無いかと思って確認しに行ったわけだ。強力な懐中電灯で照らしながら歩いてゆくと、田んぼの手前の方には人影はなかった・・と、そのとき田んぼの奥の方でカチャカチャと金属音がして、その方を照らしてみるとおじさんが耕運機をいじっている様子だった。ただ、ライトも無く真っ暗な中で何をしていたのか分からない。『大丈夫ですか?』と聞いてみると『ああ、大丈夫だよ』と答えてこちらに歩いてきた。『真っ暗な田んぼに軽トラが止まっていたので、誰か倒れていないかと心配になって見に来ました』と言うと、『それは心配かけたね。もう少しやりたかったけど暗くなちゃってね。でももう帰るよ』と言って帰り支度を始めた。聞けば相続でこの田んぼをもらい、ぼちぼちやっているという。住まいも隣の市なので結構距離がある。そこからわざわざ来ての作業だから暗くなっても頑張る気持ちは良く分かる。

帰り際『じゃあお気を付けて』と言って別れたが、杞憂で終わって何よりだったよ。

情けない限り













バイデン次期大統領と菅君が電話にて初会談をしたというが、その内容の最重要部分が尖閣をアメリカが守ってくれるという確認だったなんて、我が国もそこまで落ちぶれたかとまったくもって情けない話だ。そもそもこの世界情勢下において無人の尖閣ごときのためにアメリカが動くとは到底思えない。 コミットメントを得た(なんで約束してもらったと言わんのだ)ことが最大の外交成果なんて言っていたが、明らかにアメリカ側と日本側とでは温度差があるだろう。アメリカにしてみれば日米安保の適応範囲内だとするが、その代わりに在日米軍の経費をもっと負担せよと言ってくるに違いない。そういった交渉の部分は伏せてただ『コミットメントを得た』なんて吹聴しているところがバカバカしい。

自分の国を守るのも他国頼りだなんて、日本はどこまで平和ボケした国なんだろう。こんな状態ではアメリカの属国と言われても反論はできまい。『覚悟』これが今の日本に無いものだ。