2026-09-15

なんでも反ユダヤ主義


 イスラエル政府は自分達に都合の悪いことを指摘されると必ず『反ユダヤ主義だ』といって猛烈に抗議する。しかしその手法も潮目が変わりつつあるようだ。確かにかつてユダヤ人を迫害してきたヨーロッパ各国においてはその反省から反ユダヤ主義に対するアレルギーとも言える反応を示し、そう指摘されることを避ける風潮が強かった。しかし昨今のガザ地区やヨルダン川西岸地区に対するパレスチナ民族浄化の所業はこれまでイスラエル批判を回避してきた各国においても国内の若年層を中心にイスラエル政府を非難する運動が激しさを増し、各国政府としても逃げてばかりいる姿勢を続けることはできずに批判に転じる動きが表れつつある。その動きを見てイスラエル政府はすかさず伝家の宝刀の『反ユダヤ主義だ!』と言っているが、人々はもう気付いている。これは反ユダヤ主義とは何ら関係が無く迫害を受けるパレスチナ人たちの人道の問題なのだと。ネタニヤフをはじめとする連中は『反ユダヤ主義』をちらつかせることで批判の目を潰してきた。しかしその手法はもはや通用しないだろう。明らかに世界のイスラエルを見る目は変わった。イスラエルはもう被害者では無い、むしろ加害者なんだと。こうなると転がり落ちるのは早い。過去長きに渡って迫害されてきた歴史は迫害される側から迫害する側へと移り、世界からの同情を失った。これがこの国の将来にどんな影を落とすかは誰にも分からないが、良い結果を生まないことだけは確かだろう。

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