2026-10-20

単純な話


 AIは今後なくてはならないものになるだろう。ただし素朴な疑問がある。AIは確かに便利で今までとは比べ物にならないくらい効率的に物事が進んでいくと思われる。日本のように人手不足が深刻な国ではAIを活用することによってその人手不足をある程度補うことも可能となるだろう。その一方で中国のように若者の失業率が高い国でもAIの技術開発やロボットなど人の職を奪うような技術開発が盛んに行われていることに違和感を感じてならない。ただでさえ人が余っている状況なのにさらに人が余る状況を作り出そうとする意図はどこにあるのだろう。中国とAI技術開発でしのぎを削っているアメリカでも大学新卒者の就職難は深刻で、こちらもAIに職を奪われ高い学費を払って卒業したのに仕事は無く、学費の返済だけが残ってしまうというケースが相次いでいる。特にアメリカに関しては無経験の人間が仕事を得るのは非常に厳しい状況の中で、経験を積みたくてもその入り口の仕事のほとんどをAIが奪ってしまっている実情が若者をさらに苦境に追い込んでいる。本来ひとの生活を便利にするためのAIがひとの生活を圧迫している。今後ますますその傾向は強くなるだろう。そうなった時人々の不満はどんな形で発現するのだろう。

 

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