安倍元首相を殺害した山上被告に対して検察は無期懲役を求刑した。『戦後史において前例を見ない、極めて重大な結果・社会的反響をもたらした』ことが無期懲役求刑の理由だそうだが、人ひとりを殺したことで無期懲役となるなら、とんでもなく多くの殺人犯が無期懲役とならねばならない。警察及び検察は自分たちの警備の拙さを突いて安倍元首相を殺害をまんまと成功させた山上被告のことを許せないだけのことだ。この件で警察は世界から嘲笑されメンツを潰されたからね。そらその復讐をしたいだろうさ。しかし仮に彼が無期懲役になったとしてそれに何の意味があるのだろうか。彼はすでに生きる気力を失っている。そんな人間に無期懲役刑を課しても何の意味もないだろう。検察もそんなことは重々承知しているだろうが、これも自民党の意向を忖度しての求刑としか言いようがない。ほんといろいろな意味で腐っている。結果的にはこの事件があったからずっと無視され続けてきた旧統一教会の問題が注目され、旧統一教会の解散命令など被害者救済に向けた動きが見られるようになった。それで救われた人も大勢いるだろう。山上被告も悲惨な人生を歩み、絶望の果てに安倍元首相殺害に至った。自分としては情状酌量をすべきだと思うね。
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