2025-04-07

株価続落


 日経平均株価は先週金曜に引き続いて暴落し、一時3万1000円を割るまで落ちた。日本のみならずアジア全体からヨーロッパまでほぼ全ての地域で株価は暴落し、惨憺たる状態だ。アメリカは今後株式市場が開かれるが、おそらくは今まで稀に見る様な下げ幅を記録するだろう。それを受けて再び日本をはじめとする世界株安が起こるという負の循環に陥ることになるのではないか。世界経済はいよいよ後退局面に突入し、長い不景気の波が訪れる可能性が高い。そんな状況下でもトランプ一派は強気の言動を繰り返し、政策の見直しを行うつもりはないようだ。 今後の展開はこのトランプショックにどれだけアメリカ国民が耐えられるかにかかっていると思う。多くのアメリカ国民は長らく続く物価高によって投資に回すお金の余裕がなく株価の暴落がただちに生活に響くわけではないが、それよりもトランプ関税の導入によってさらに物価が上がり出せば日々の生活に対するダメージは大きく、大部分のアメリカ国民には長く耐えることなどできないだろう。 その不満がもっと共和党とトランプ政権に向かえば何かが動くかもしれないが、それでもなお無視を決め込む可能性もあり今後の展開は全く読めない状況だ。


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