2024-03-28

友人からの電話


 昨夜突然旧い友人から電話が掛かってきた。それも10年ぶりくらいでだ。何かあったのかと尋ねると特段そういうわけでもなく、共通の友人の家に一緒に行かないかという誘いだった。それにしても驚いたね。最近は年賀状だけの付き合いとなっていたが、お互いに気心が知れているので10年ぶりでも何ら違和感は無く、そのまま2時間くらい話したよ。お互いの近況やらを話していると友人は子供もこの春に独り立ちするので育児から解放されると喜んでいた。それを機にいろいろやりたいことをやっていこうという過程で、共通の友人宅への訪問を思いついたらしい。しかし不思議なもので学生時代はお互いに若く、いろんなことに挑戦したりして結構好き放題にやっていた方だが、それが結婚し、子供にも恵まれ、その子供たちが大きく成長する中でいろんなことがあったけど、なんかベースの部分はあの頃と全く変わってなく、電話で気兼ねなく喋れることがほんとに嬉しかった。それは友人も同じで『オレたち全く変わってないな』と笑っちゃったよ。頭はだいぶ薄くなり目は老眼で小さい字がかなり見えにくくなったけど、若い時の心を持ち続けられていることが友人の電話で気付かされた。やっぱ過去の時間を共有できる人がいるのは何ものにも変えがたいものだ。電話をくれた友人に感謝したい。

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