2024-03-01

知らぬ存ぜぬ


 知らぬ存ぜぬは政治家の常套手段。しかしそんな言い逃れがいつも通ってしまうと政治は腐敗し、議員たちの思いのままになってしまう。それがまさに今の状況だ。そんな政治が日本政界では何十年も繰り返されてきた。そりゃ何も決められず、誰も責任を取らない政治が続けば国はダメになって行くよな。やはり日本が変わるためには黒船が必要なのだろうか。外圧がなければ何も変われない国が先進国を標榜し、経済大国だといまだに自負しているのが恐ろしい。現実を客観的に捉えられず、妄想や過去の威光の残滓で生きているこの国に未来は無い。先日出生率の発表があったが、小手先の少子化対策では何も変わらないことが裏付けられた形だ。たとえいま出生率が改善し子供が増えたとしても、その子たちが生産年齢に達するまでは少なくとも20年は掛かる。既に手遅れ感があるがそれでも何とかして改善させる方策を真剣に考えないと国の運営そのものが立ち行かなくなる。裏金なんて話で時間を潰している場合では無い。疑惑議員はさっさと腹を切らせ前に進まねばならない。何よりも優先されるべきことはこの国の未来に関してのことであるはずだ。

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