2019-08-15

終戦の日























終戦の日の今日、西日本は台風10号の直撃に見舞われ、台風中心から遠いこの辺りでも相当な風が吹いている。ここでこの状況なら暴風圏内はさぞかし厳しい状況だろう。
日中を通して風は強いが、雨は意外にあまり降らず夕方になってザーッと強い通り雨が降ったくらいだ。ただ今後は台風の外縁にある大きな雨雲の塊が次々とかかってくるので、こちらでもかなりの雨量になることと思う。ここしばらくまともな雨が全く降らず、畑に限らずどこもかしこもカラカラに乾いているのでちょうど良い恵みの雨となるだろう。
そうなると雑草もまたぞろ一気に伸びるので、あえてこの雨の前に草刈りはしなかったのだ。なので次の週末は草刈り三昧のハードな休日になる予定。

去年の終戦の日に比べ世界状況は確実に悪化している。過去の大戦前夜もこんな状況ではなかったのか?と思うと危機感が募る。当時と全く環境は違うが、不寛容及び至上主義が台頭する時代背景はファシストの台頭のそれに近い。何かを排斥するその誘惑は多くの支持を得るだろうが、その先にあるものは憎悪と報復の連鎖に他ならず、結局のところ失うものしかない。しかし悲しいかな人は同じ過ちを何度も繰り返し、その度におびただしい血が流れている。
個人にできることは限られているが、それぞれの人がその言動や行動の意味をもう一度見直すことができるならば、この世の不幸を少しは減らせるのではないかと願っている。

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