10月も半ばというのに30℃を超える真夏日となった。そんな季節外れの暑さが続く中でも確実に季節は移ろいでいる様で、帰り道に車の窓を全開で走っていたらどこからともなく金木犀の香りが漂ってきた。周囲を見回しても金木犀の木を見つけられなかったが、香りがその存在を強く印象づけてくる。そこがいい、と自分は思っている。
我が家の庭にも金木犀があるが、大きくなり過ぎていたので2月に剪定したのだが、枝を思い切って落としたのでこの秋は僅かに花をつけるだけだった。それでも小さなオレンジ色の花からは豊かな香りが漂い、心を和ませてくれる。今も外から入る涼やかな風にほのかな金木犀の香りを感じることができる。残念ながら満月は雲に隠れてしまっているが風流な夜を過ごせているよ。
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