2024-07-30

セミの話


 盛夏となりセミの鳴き声がけたたましいが、この暑いなか堤防上を歩いていて奇妙なことに気が付いた。というのもまだ8月にもなっていないのに早くもツクツクボウシが鳴いていたからだ。この時期にツクツクボウシはいくらなんでも早過ぎるだろう。一番手に鳴き始めるニイニイゼミがまだ鳴いており、そこにアブラゼミが参戦し、すでにクマゼミも鳴いている。4種のセミが一度に鳴いているのを聞くなんて初めてのことで、これも異常気象のせいだろうか。

子供の頃に比べニイニイゼミの数が明らかに減っているなと感じていたが、今年は結構姿を見掛けるので大丈夫なのかもしれない。それよりもアブラゼミの数が以前と比べ減っているように感じるのは気のせいだろうか。以前はケヤキの幹にびっしりとアブラゼミが並んでワンワンと暑苦しいほどに鳴いていたものだが、そんな激しい鳴き声を今年は聞いていない。いやむしろその方がうるさくなくていいが、やはりそうなる原因が何なのかは気になるところだ。

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