2024-07-14

トランプ銃撃


 ペンシルベニア州で行われた選挙集会で演説中のトランプが狙撃され、右耳を負傷する暗殺未遂事件が起きた。この件で命を繋いだトランプの強運は大したものだと思うが、それよりもこんなにたやすく狙撃できたことに驚きを隠せない。犯人は20歳の男でその場でSPに射殺されたらしいが、演説会場を見通せる建物の屋上にライフルを持って登る姿が聴衆によって目撃されており、また150mほどの距離の狙撃を外すなどプロの仕業ではないことがよく分かる。にもかかわらず警備を潜り抜けまんまと狙撃できたということは警備体制がそれほどザルだったということだろう。もし犯人がもっと強力な狙撃銃を使い、SPが来るまで激しく連射したならいくらその身を挺してトランプを守ろうとしても次々と倒れ守りきれなかったかもしれない。やはり現職大統領と大統領候補との警備体制の差は大きいのだろうか。映画などでは演説会場を見通せる建物の屋上やその方角に面した部屋などには警備が敷かれて狙撃できないような措置をするシーンがあるが、それはやっぱり映画だからなのかそれとも現職大統領向けの警備体制だからそこまでするということなのか、いずれにしてもそういった問題も徐々に開示されてゆくことだろう。

今回の件が今後の大統領選にどう作用していくか見当もつかないが、トランプを利することになるのは間違い無いだろうね。なんとも強運な男だよ。

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