2024-07-26

そうあるべき


 イスラエルのネタニヤフがアメリカの議会で演説したこと自体受け入れ難いことだが、今回会談したバイデンとハリスの対応の差が希望をもたらしてくれた。バイデンはハマス側と停戦することを望んでいるが、そこまで強くネタニヤフに意見することはしない。それがネタニヤフを増長させて来た原因でもあるし、やはり長年のイスラエルとの付き合いにより、ハマスに対する考え方やアメリカはイスラエルを支えるべきという古い考え方に凝り固まっており、現状世界がイスラエルに対してどう考え対応しているかを理解しているようには感じない。それが若者の批判を招き、民主党への支持離れが続いて来た。しかし今回ネタニヤフと会談したハリスは 『私たちは苦しみに無感覚になってはならない。私は沈黙しないつもりだ』と、はっきり伝え停戦を迫ったというから、イスラエルもハリスが大統領になった時のことを考え焦ったんじゃなかろうか。トランプが大統領になればガザなんてくれてやる、なんてことを平気で口にしそうなのでイスラエルとしてはトランプ大統領誕生を心待ちにしているだろうが、そうならないことを心から祈りたい。

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