2024-06-29

自分たちの演技


 今日は高校演劇部の地区大会が行われ、次女の高校も最後で登場したので妻と三女と観に行って来た。演目は2年前に同大会で演じたものと同じだったが、今回は当時の先輩たちが演じたものから中身を今の部員たちに合わせたものに変更されており、それがまたしっくり来ていて非常に良かった。これは演劇部顧問が部員たちの希望や性格などからキャストを新たに振り直し、脚本も書き直すという徹底ぶりで、この脚本を書いた本人だからできる技でもある。またその新脚本を見事に演じ切った部員たちも大したもんだと思う。特に一番の見せ場での演技は素晴らしく、劇の終了後涙を流している人を何人も見かけた。2年前当時の先輩たちが演じたのを観てこれを超えることなんてできるのか・・と感じていたが、超えなくてもいい、先輩たちとは違った自分たちの演技をすればいいということが今回よく分かったよ。そりゃ演じる人が変われば同じ演目でも随分感じ方は変わる。それは唯一無二と言ってもいい。今日観ていて、次女の世代もまだ未完成ながら先輩たちとは違った自分たちの演技をすることができたのではないかと思った。それだけの努力を皆でして来たはずだ。

今日は感動をありがとう。そう伝えたい。

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