2024-09-18

テロ国家イスラエル


 イスラエルがその本性を現し始めている。容赦のないガザやヨルダン川西岸での攻撃だけではなく、イランやヒズボラと関係があるとみなした人物の暗殺やイラン・シリア国内への攻撃など、もはや防衛ではなく積極攻撃を行なっている。しかもその攻撃は女性・子供といった非戦闘員・民間人を区別することなく、それら避難民が拠り所としている学校さえも空爆の標的として多くの人々を虐殺している。今回イスラエルはシーア派武装組織ヒズボラの戦闘員に配られたというポケベルに仕込んだ爆発物をリモートで一斉に起爆し、今のところ子供を含む9人が死亡し、3000人近くが負傷している。これは無差別テロ行為でありイスラエルはその報いを受けなければならない。いくらヒズボラ戦闘員に配られた物であっても、戦闘に参加していない者までも一緒くたに標的とするのはイスラエルが行なっている無差別空爆と同じだ。アメリカは聞いてなかった知らなかったとしらばっくれて誤魔化すだろうし、西側各国もイスラエルを強く非難しないだろう。ますますイスラエルは調子に乗り他国への攻撃を強めるはずだ。イスラエルによる攻撃があるとイランやヒズボラは毎度報復すると宣言しているが、イスラエルがこれ以上の攻撃を躊躇するような報復をしたことがあるだろうか。結局中東各国は『口だけ』の腰抜け烏合の衆の集まりに過ぎない。それを見透かされてイスラエルにいい様にされ、ただ右往左往しているだけで見苦しい。結局パレスチナ自治政府のアッバスもそうだが、中東各国の指導者に共通しているのは己の身を守ることであり、国民がイスラエルの暴力の犠牲になっても興味はないだろう。必ず報復すると威勢のよい発言をして国民のガス抜きを図り、実際は事なかれで済まそうという魂胆が見え見えだ。だからイスラエルが調子に乗るんだよ。

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