2024-08-09

長崎の日


 長崎の平和記念式典にイスラエルが招待されなかったことで米英独仏伊カナダの6か国と欧州連合の駐日大使が出席を見送った。理由は同じく招待されていないロシアとイスラエルを同列に扱ったかららしいが、女性や子供を容赦なく殺戮している点ではもちろんハマスもそうだが、ロシアとイスラエルは紛れもなく同類で、戦争犯罪国家に他ならない。ゆえに長崎市長は平和式典へ招待しなかったのだろうが、対外的な説明ではそのことには触れずただ『式典を円滑に行うため』とだけ説明したことについては、もっとはっきり伝えるべきだったと思う。しかし今回西側6ヶ国と欧州連合の大使が欠席したことはイスラエルの虐殺を肯定したと見てもいいわけで、日本は今後の外交姿勢においてこれら西側諸国との関係を見直してもいい時期にきたと考えている。もういい加減他国の追随はやめるべきだ。西側諸国のご機嫌をとっていても彼らに利用されるだけだろう。これからはトルコのように狡猾かつしたたかな外交を展開せねば大国の狭間で生き残ってゆけないだろう。

原爆は間違いなく虐殺兵器だ。そして現在進行形で虐殺を繰り返しているロシアやイスラエルをその追悼式に呼べるわけはない。毅然とした態度を見せよ。外交はまずそこからだ。

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