2024-10-02

最も非難されるべきはアメリカだ


 イランがイスラエルに対して弾道ミサイル180発を発射する報復攻撃に出た。イスラエルのネタニヤフはイランに対する報復攻撃を宣言したが、これが実施されれば報復が報復の連鎖を生んで歯止めが効かなくなる恐れがある。世界はこれ以上の戦争拡大を望んでいないが、暴走を重ねるネタニヤフを止めることはアメリカ以外にできない。答えは簡単だ、アメリカが武器を供与しなければ途端にイスラエルの侵攻は滞る。にもかかわらず老いぼれバイデンは無条件でイスラエルを支持し、イランを敵視している。妻は言う、アメリカでは高齢世代ほどイスラエルに同情し、アラブ各国を敵視する傾向が強い。これは高齢世代の情報収集が主にテレビという点が大きい。ご存知の通りアメリカのメディアはユダヤ系資本に牛耳られており、その内容は当然イスラエル寄りだ。そんな放送ばかり見ていれば視野が偏るのも無理はない。いわゆるプロパガンダの餌食になっているということだ。それに対して若い世代ほどネットを中心とした情報に接し、様々な角度から実際の状況を見れるのでパレスチナ側に同情する傾向が強い。

現在イスラエルはアメリカの強力な庇護のもとやりたい放題を繰り返しているが、今後アメリカで世代交代が進めば今までの様な支持は得られないと覚悟しておいた方が良い。おそらくそれくらいの時期に親や兄妹を殺されたパレスチナやレバノンの子供たちが大人になる頃だろう。彼らが自分の死をもって復讐を誓うとき、誰がイスラエルに同情するのだろうか・・

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