2024-09-19

日本人学校児童刺殺


 中国広東省深圳で日本人学校に登校中の児童が腹部を刺され亡くなった。刺したのは44歳の中国人の男だが、中国当局はその動機について捜査中であるとして公表していない。ただ犯行のあった18日は満州事変勃発のきっかけとなった柳条湖事件から93年に当たり、中国では『国辱の日』として反日感情が高まる日でもあったため、それが動機ではないかとされている。6月にも同じ様に日本人学校に通う母子が襲撃され、それをかばった中国人女性が命を落としている。同じ日本人を襲うにしてもなぜ子供を襲うのか。襲撃そのものが全く許せないことだが、子供を狙うというのはさらに許し難い。中国では幼稚園や小学校などに押し入って多数の児童を殺傷する事件が度々起きているが、なぜ不満の捌け口が本来守るべき者らに向かうのか。これは狂気としか言いようがない。中国政府が長年人民の不満の捌け口として行なってきた反日教育も今回の事件に大きく影響しているのは間違いない。全ての悪の原因は日本にあると小さな頃から刷り込まれた人間が、その鬱憤を晴らすため格好の餌食としたのがたまたま今回の男児だったのだろう。何の罪もないのに突如息子を失った両親の気持ちを考えると暗澹たる思いになる。おそらく今後も同様のことを行おうとする輩が現れてくるだろう。もはや中国政府にもこれらを完全に止めることはできないと思う。いや、止める気さえないだろうね。子供の命を守るためには中国から引き揚げるしか手はないかもしれない。

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