2024-09-14

討論会


 自民党総裁選に立候補した9人による討論会が行われ、その様子をしばらく観ていたがやはり思うことは一つだ。候補者全員が総裁になったらあれをしたいこれをしたいと言っているが、じゃあなぜ今までそれをしてこなかったのか、総裁選に立候補するなり急に聞こえの良いことを言い出しただけじゃないのか、ということだ。総裁となり、権力を手にしたことで物事を進め易くなってから実行するという考えも分かるが、あまりにも皆が掌返しのように良いことばかり並べるので腑に落ちないのだ。今までできなかったことが総裁になることでいきなりできるようになるとは思えない。総裁になったときのビジョンを示すのは大切なことだが、まるで今までの自分は別人だったような変わり身の早さはいかがなものかと思う。『地頭が悪い』『中身が無い』などと散々叩かれている小泉進次郎君の受け答えも観ていたが、概ね無難にこなしていたように思う。ネット上ではダントツの回数で批判されまくっているが、今日観ていた感じではそれらネット上の批判は明らかに小泉進次郎に対する世論操作であると確信した。なぜ彼だけが突出して注目され批判されるのか。 自分は小泉進次郎の支持者では無いが週刊誌や右寄りのメディアによる彼への批判は集中砲火といったレベルでえげつない。その裏には小泉総裁誕生を妨害しようとする動きがあるのだろう。今回9人も立候補者が出たこともそれら権謀術数に関係していると自分は見ている。

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